やまだあらいさんの映画レビュー・感想・評価

やまだあらい

やまだあらい

映画(28)
ドラマ(2)
アニメ(0)

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.5

「三上よ、ここで死んじゃあダメだよ!やっとスタートラインに立てたんじゃないか」と視聴者総立ちでそう突っ込まずにはいらなれない結末にエンドロールを眺めながら呆然としてしまいました。


「全ての物事をい
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

ジョーダンピール監督作品鑑賞2つめ終了

怖い、怖い、ヒトコワでした。

アメリカに根深く蔓延る人種差別をブラックジョーク満載で描いてはいるが、作中に沸々と湧き出る白人主義への"激おこ感"は本気の黒人
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.9

アメリカの本場ユニバーサルのハロウィンナイトがトレンド入りしていたのがきっかけでジョーダンピール監督作品が気になり鑑賞。

タイトルが「NOPE=いいえ」つまり
ウソ、ありえないっていう暗喩で、どうぞ
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

アナグマだのリスだのタヌキだの散々言われても否定しないくせに、アライグマの時だけ「俺はアライグマじゃなねぇ」ってしっかり否定するロケットがただただ可愛い、、、尊い、、、

ラストシーンで「俺はロケット
>>続きを読む

SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年製作の映画)

1.0

原作読んでないのでなんとも言えませんが、、、、


本当につまらない。
CGや映像は綺麗なのに、なんでこんな安っぽい?薄っぺらい?

キムタク効果?キムタクがキムタクを演じることで作品全てをキムタクに
>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

2.5

原作読んでないのに、なんだかんだ呪術廻戦のアニメはしっかり見ているという...

今回は呪術高専2年生の話
個人的には2年生チームの方が1年生チームより好きかも、特に狗巻棘くんとパンダ最高

乙骨くん
>>続きを読む

第9地区(2009年製作の映画)

2.8

zygoteの監督の作品とのことで鑑賞


CGや美術が凄くかっこいい
舞台をアメリカではなくアフリカに設定しているのもリアルだなと感じた。

エイリアンものでは珍しくエイリアンがどちかというと見方に
>>続きを読む

融合体(2017年製作の映画)

3.0

最近短編映画ばかり見ている気がするが、まあ気にしない...

アメリカとかの遊園地にあるホラーメイズでこういう施設から脱出するアトラクション動画をYouTubeで見るくらいパニックホラー好きな自分にと
>>続きを読む

健太郎さん(2019年製作の映画)

2.3

最近SNSでも活発に布教(?)されていたこちらの作品が気になり鑑賞。監督は学生時代に初監督した作品とのこと....すごい。

短編映画はテンポ感があっていいですね。

朝でも昼でも画面が薄青暗いのがな
>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

アマプラ先行配信待ってましたー!
色々書きたいことがあって箇条書きになってしまったがとりあえずメモ
・サイクロンはもののけ姫のヤックルっぽい(かわいい)
・森山未來のコンテンポラリーな動きが蝶のように
>>続きを読む

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.2

なにわ男子の大西流星くんが今よりもめっちゃ初々しい頃だったので、映画出演歴があったことに驚きでした。それだけ見れたのでも価値はあったと思います。

内容はホラー?サスペンス?スリラー?オカルト???な
>>続きを読む

コミック雑誌なんかいらない!(1986年製作の映画)

3.0

内田裕也氏の若かりし頃の映画はどれも面白い。誰かが「裕也氏のプロデューサーとしての才能は凄い。ロケンロールのヒットはないけど」とコメントしていたが、その通りだなと思った。

十階のモスキートの時もそう
>>続きを読む

HANA-BI(1997年製作の映画)

3.0

武さんの黒スーツ黒丸メガネ姿が最高にかっこいい。大杉漣さんはヤクザ者から車椅子役まで本当に役の幅が広い俳優さんだなと感じた。

ラストの海辺のシーンで刑事役の寺島進さんが「俺はああいう生き方はできない
>>続きを読む

3-4x10月(1990年製作の映画)

3.8

北野武監督の処女作とのこと。原点にして頂点?と思えるほど北野節全開欲張りセットとなっているので、本作のファンが多いのも納得だなと思った。

スクリーンショットのように動かない静の映像と暴力と狂気の笑い
>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.0

パルテノン多摩映画祭にて今作の新進最優秀映画賞を受賞したことを記念した上映会と音楽を担当した青葉市子さんによるミニライブを鑑賞してきました。

普段大衆映画ばかり観てるせいかインディー映画やミニシアタ
>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

5.0

池袋グランドシネマの4dxSCREENXで観たので迫力がありました。

感想はもう感無量過ぎて何も言えません。とにかくトムクルーズというスーパースターと同じ星に生まれ同じ時代を生きれているということに
>>続きを読む

タンポポ(1985年製作の映画)

3.5

群像劇や人情劇といえば、日本映画だ!と言わせるほど、昔の日本映画には見る人を元気にする不思議な力があると感じた。食にまつわる映画なのですが、ロッキーのようなスポ魂シーンあり、本筋とは関係ないオムニバス>>続きを読む

十階のモスキート(1983年製作の映画)

3.7

北野武師匠の映画を探していたらこちらの作品と出会いました。内田裕也が床に直置きしたパソコン?マイコン?でBASICを打ち込み、競艇ゲームを作るシーンが最高にカッコいい!マイコン私も欲しくなりました。ギ>>続きを読む

帝都物語(1988年製作の映画)

3.5

昭和レトロな特撮の雰囲気が好きなので、視聴。CGや合成が容易ではなかった時代のこうした作品は原点回帰でむしろ新鮮でお洒落に感じた。
時代劇風なのかと思ったが、オカルトや陰陽道の世界観の方が強かった。舞
>>続きを読む

純平、考え直せ(2018年製作の映画)

2.0

野村周平の演技を初めてちゃんと見た作品。自身もこういう古き良き熱い真っ直ぐな漢がハマる役者になりたいのかなぁ、と見ていてなんとなく感じた。でも、狂気の桜の窪塚洋平兄さん演じる山口のような圧倒的なカリス>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.6

組長チャン・ドンスが最強すぎる...顔がどうしてもロバートの秋山さんに見えて仕方なかったが、逆にそれも相まってヤクザなのに極悪人には見えず終いにはつい応援してしまいたくなる不思議な魅力があった。暴力団>>続きを読む

クズとブスとゲス(2014年製作の映画)

2.8

1番衝撃的なビジュアルを放っていたスキンヘッドの主人公が監督だというので驚き。どこまでが演技でどこからが本気かわからない(バーでお酒のボトルを頭で叩き割って血が出るシーンはアドリブらしいのでヤバすぎる>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.0

アマプラのレビューが高かったので視聴してみたが個人的にはうーん....と言った感じだった。まず主人公が東大卒業後どこにも就職せず無職で〜という設定なのだが、特にこれといった理由も明かされず、なにかそれ>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.5

まずはなんと言っても蜷川実花監督の確立された世界観を今作も存分に堪能することができた。極彩色の映像美を一瞬見るだけで誰もが蜷川実花の作品だと理解できるので素晴らしい。また玉城ティナ演じるオオバカナコの>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

他のレビューにも書いてあったが、これは原作の小説をちゃんと読まなければと思った。(作者が女性なのにも驚いた。)とりあえず一度も行ったことはないが、広島の呉のイメージがとてつもなく怖いところになってしま>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.0

韓国の階級社会の一部分を垣間見れたような気がする。(日本だと是枝監督の「万引き家族」に近い雰囲気なのかなと思っていたら今回「ベイビー・ブローカー」でソン・ガンホさんが主演を務めると知って納得した。)韓>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

韓国のコメディ映画は初めて見たが、翻訳のおかげもあり割と笑いながら見入ってしまった。題材は麻薬捜査に関することなのだが軽いテンポで進んで行くので楽しい。主人公率いる麻薬捜査チームのメンバーも情けないシ>>続きを読む

整形水(2020年製作の映画)

2.5

自分自身も容姿に恵まれずに育ち、大人になる段階でルッキズムによる辛い経験をたくさんしてきたので、主人公イェジの美人に対する嫉妬や妬みの思考・感情は共感できる部分が多かった。視聴前は整形水によって美人に>>続きを読む