冒頭から高級リゾートの風景が回転しながら映し出される不穏な気配のカメラワーク。
売れない作家の夫ジェームズ(アレクサンダースカルスガルド)と出版社の社長を父に持つ妻エム(クレオパトラコールマン)がリゾ>>続きを読む
『オッペンハイマー』を見てきました。
3時間という長丁場、アメリカ人によるアメリカ人のための原爆映画なんて胸糞悪いという先入観から見ようか見まいかずいぶん悩みましたが。
史実や科学にできるだけ忠実>>続きを読む
あちこちで礼賛の嵐の『ゴールドボーイ』を見てきました。
それぞれ家庭環境がボロボロな優等生朝陽、病んでる夏月、グレてる浩。
岡田将生演じる金持ちの入婿昇と3人はお互いに脅したり強請ったりするのだけど「>>続きを読む
東京テアトルの株主優待そろそろ使わねばなので#12日の殺人 か#映画ビニールハウス か迷って『ビニールハウス』を観てきました。
重いし暗いです。何かメッセージがあるのかと考えながら観たけど自分には読み>>続きを読む
『落下の解剖学』を観てきました。
冒頭から辿々しいピアノの練習の音。
音を時々外しながら進む前奏曲が不安を誘い暗示している。
妻サンドラは売れっ子小説家。
夫は教師上がりのほぼ仕事が来ない小説家。>>続きを読む
「哀れなるものたち」を見てきました。
時代背景は1850〜1880くらいか?日本なら明治?(服装や麻酔などの医療行為から推測)親の代から組織移植にハマっているバクスター博士の庭には鴨と犬のキメラがい>>続きを読む
アキカウリスマキ監督の『枯れ葉』を見てきました。ともに40代独身の女性アンサと男性ホラッパの話。
スーパーをクビになるアンサ、アル中で肉体労働をクビになるホラッパ、ともに貧しくうまくゆかない生活を送る>>続きを読む
perfect Daysを見てきました。
街中でふと更地になっている土地に気づいて、ここって何が建ってたんだっけ…
何度も前を通っていたのに見えていなかった。
そんなふうに目の前にあるのに見えていな>>続きを読む
映画『正欲』を見てきました。
正欲というのが自分の解釈では「世の常識的な欲望」、異性と恋愛し結婚して子供を産み立派に育てる、よい大学に行きよい職業につく、たくさんの友達や仲間と楽しく過ごす、そういう人>>続きを読む
愛にイナズマを見てきました
いやー、期待通りの役者揃いでした。
キャスト見た時松岡茉優だけ頼りなく感じてしまったけど大間違いでした。
中でも一番目を引いたのが窪田正孝。発達障害(と思った)役って少し>>続きを読む
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンを観てきました。
▶︎1920年代、オクラホマ州オーセージ郡。先住民であるオーセージ族は、石油の発掘によって一夜にして莫大な富を得た。その財産に目をつけた白人たちは>>続きを読む
10月期限の株主優待なのでシネリーブル梅田に『白鍵と黒鍵の間に』を見に行きました。
駆け出しでやりたいことと現実に悶々と悩むヒロシと銀座で一流のジャズピアニストの南、それは数年後のヒロシであるのだけ>>続きを読む
映画『ミステリと言う勿れ』を見てきました。
今回は相方さんのおすすめです。
自分は全然ドラマ見てないけど人気らしいのは耳にしていたくらい。
漫画もドラマも知らないのだけど久能整くんのキャラは相当まと>>続きを読む
福田村事件を見てきました。
重いですし暗いです。まさに人の闇ですが誰の中にもある闇、正義感が人を迫害したり殺したり仕向ける闇ですね。
中世で言えば異教徒を殺す、古代で言えば異種族を殺す、戦時でいえば敵>>続きを読む
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
tohoシネマズのポイントが7/22で一部消滅し始めるので見てきました。
3時間の長丁場でしたけど全然退屈しませんでした!難しいこと>>続きを読む
東京テアトル株主優待最後の2枚が今月期限なので猛暑ですが鑑賞してきました。
『大いなる自由』。
ドイツ刑法175条は1871年に制定された
男性同性愛を禁じる刑法。
175条はナチの時代に厳罰化され>>続きを読む
スペイン映画の『インビジブルゲスト』のリメイクらしいですが原作は知りません。でもイタリア映画、インド映画でもリメイクされてるらしい。
ミステリではあり二つの事件が交雑し推定される背景が幾通りも示されて>>続きを読む
巨匠の映画監督ピーターが召使のように扱う終始セリフのないカール、長年付き合いのある大女優シドニーと交流する中いわゆるどこの馬の骨の俳優志望のモロッコ系の青年アミールと出会い惹かれ翻弄される。
翻弄され>>続きを読む
ブレットトレイン見てきました。
バイオレンスとギャグの連発、ジョーイキングのkawaii衣装にゆるキャラ「モモもん」の狂気、クレジットの日本だか香港だか分からない(多分わざと混同させてる)ネオン表示に>>続きを読む
百花見てきました
うーん。アルツハイマー。
忘れる者が忘れてないもの。
忘れない者が忘れてたもの。
半分の花火の意味。
ってところだと思うけどこれだけの役者揃いのキャストで全然活かされてないし間伸びし>>続きを読む
相方さんが田中裕子好きなので『ひとよ』を見てきた。内容的にも中年以降のお客さんが多いのかと思ったら20代30代のお客さんも半分くらいいて佐藤健や松岡茉優効果なのかなーと。
佐藤健の演技はちゃんと見たこ>>続きを読む
tohoシネマズで貯まったポイントで無料鑑賞できる期限が今日までだったので映画見てきた。
鬼のリーダー茨木童子役のSUMIRE(浅野忠信の娘さん)、天邪鬼役の赤楚衛二、狐女役の杉咲花、雪女役の大島優子>>続きを読む
アメリカでしがないランドリーを営む疲れ切った中年アジア女性のミッシェルヨーが税務署で経費のことを文句つけられてから異世界と現世界が混線するように行ったり来たりする話。
異世界のパラレルワールドは無数に>>続きを読む
圧巻の映画でした。
小学校の同級生、湊と依里の2人を中心に話は進む。というか話は進んだり戻ったり逆の視点から照らし直したりしながら見方を変えていく。
見方を変えるたびに事実が全く違う印象に変わって行く>>続きを読む