たかさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.0

 ハート・ロッカーは「行きたくない場所、棺おけ」と言う意味らしいです。アカデミー賞で9部門にノミネートされているのですが、「アバター」の対抗馬としては、ちょっと格が下じゃないかな...と思ったりします>>続きを読む

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2010年製作の映画)

5.0

 面白かったです。純粋に楽しむ事ができました。でもギリシャ神話の神なんて、殆ど知りませんでした。ゼウスとポセイドンは名前くらいは知ってましたが...。
 ところで、パーシー・ジャクソンが水を操る様子、
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恋するベーカリー(2009年製作の映画)

4.0

 自分の価値観で観ちゃいけない映画だと思います。色んな考えがあり、本当は良いも悪いもないんですよね。
 ...とは言え、ジェイクには共感できる面もありながら、正直フェアじゃないなと思ってしまいました。
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人間失格(2009年製作の映画)

3.0

 複雑な心境です。後味が悪かったです。でもそれは作品レベルが低かったからではなく、人間は、心や環境次第で、自己不信に陥り、あのような人生を歩む事になるかもしれないと言う怖さからだと思います。同じ人間で>>続きを読む

おとうと(2009年製作の映画)

5.0

 日本映画の良さがありありと出ていた作品でした。
 「血は水より濃い」が前提にあってのストーリーですが、寛大な心を持たなくちゃ!もっと赦す心を養わなくちゃ!と思わされました。こっちの利害を先に考えてし
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

5.0

 クリント・イーストウッド監督は期待を裏切りませんね。彼の作品は、私にとってまさに「映画」って感じのものばかりです。本作もそれに漏れず、見事な感動作でした。
 「インビクタス」とは、マンデラが投獄中に
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トイ・ストーリー2 3D(1999年製作の映画)

5.0

 小2の娘と観てきました。二人とも初トイ・ストーリーです。とても面白かったです。人気の秘密がわかったような気がします。これでトイ・ストーリー3へ行くのが決まりました。
 子供向けと侮ることなかれ!友情
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トイ・ストーリー 3D(1995年製作の映画)

5.0

 小2の娘と観てきました。二人とも初トイ・ストーリーです。とても面白かったです。人気の秘密がわかったような気がします。これでトイ・ストーリー3へ行くのが決まりました。
 子供向けと侮ることなかれ!友情
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ラブリーボーン(2009年製作の映画)

4.0

 「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督と言うことや、「アカデミー賞最有力!」とうたっている事で、過度の期待をしていたようです。
 しかし緊迫感のある作品でした。怖かったです。この感覚
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ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

5.0

 仙台人で良かったです。見慣れた風景がどんどん登場し、それだけでも嬉しくなってしまいました。とは言っても、それだけでなく、ストーリーやそこに隠されたものも魅力的です。そして時々笑いがあるのも、バランス>>続きを読む

未来の食卓(2008年製作の映画)

4.0

 どこか2008年に観た映画「いのちの食べかた」と共通する所を感じました。現代社会に対する警笛ですね。有害を訴えるために演出も加えてはいますが、もしかすると私達が感じる以上に、深刻な状況なのかもしれま>>続きを読む

eatrip (イートリップ)(2009年製作の映画)

3.0

 食べるということこそ、生きること
 『人生とは食べる旅』
 出演者の食に対する拘り、感性、独創性...こう言った意見を聴くのは、とても勉強になります。必ずしもマクロビやオーガニックの必要性を訴えてい
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ひめゆり(2006年製作の映画)

4.0

 ひめゆり学徒隊を扱った作品は多いと思いますが、このドキュメンタリーはかなり完成度が高いと思います。そして、歴史的な記録としても、とても貴重なものになると思われます。
 まず何より、女性の強さを感じま
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台湾人生(2008年製作の映画)

3.0

 日本統治時代に日本語を習った台湾人達、題材は凄く良かったと思います。
 彼らの想いも理解できます。特に印象に残ったのは、日本人は恨んでないけど、日本政府には謝罪が欲しいと言う訴えでした。また、戦後の
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釣りバカ日誌20 ファイナル(2009年製作の映画)

3.0

 釣りバカを劇場で観たのは数回ですが、ほぼ全作品をテレビで観ていると思います。今回はファイナルと言う事で観てきました。
 作品毎にコンセプトは違うのかもしれませんが、今回の作品もいつもの釣りバカでした
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アバター(2009年製作の映画)

5.0

 大満足です。想像以上の大作でした。作風はどこか「ロード・オブ・ザ・リング」をイメージさせるものでした。美しい映像が、ストーリーをさらに引き立てくれた感じがします。
 人間は未来においても、過去と同じ
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宇宙戦艦ヤマト 復活篇(2009年製作の映画)

5.0

 大満足です。ちょっと無理がありますが、「宇宙戦艦ヤマト」に加え、映画「スタートレック」と映画「2012」(上映中)を足して2で割った印象を持ちました。SUSの人々の容貌は、まさにスタートレックの「ス>>続きを読む

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.0

 カールじいさんは、過去への執着から始めた旅により、未来を見つけることができました。
 旅を始めたのは、過去への執着パワーからですが、目的を達した時の虚しさから、本当に大切なものに気づいたのだと思いま
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2012(2009年製作の映画)

5.0

 最新CG技術って凄いですね。
 地球崩壊シーンの凄さはイメージできていたのですが、その後どうなるのか?と言うのは、全く想像できませんでした。
 人は自分が大切なのは事実だし、自分より大切な命が存在す
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Disney's クリスマス・キャロル(2009年製作の映画)

5.0

 封切り日に3D(日本語吹替)で観てきました。3D映像美しかったです。3Dだからと言って、極端に激しい動きが多いわけでもなく、酔う心配はありませんでした。(数年前、品川プリンスシネマの3Dで、酔って気>>続きを読む

107+1 〜天国はつくるもの。〜 part 2(2009年製作の映画)

5.0

 全国動時上映会で『107+1~天国はつくるもの~パート2』を観てきました。個人的には、パート1より数倍心に響く内容でした。
 特に「しあわせなお産が日本を変える」は圧巻でした。吉村医院の吉村先生曰く
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.0

 予備知識なしで観ましたが、OZ(仮想空間)はセカンドライフの進化系をイメージしているのでしょうか?それは良いとして、ネットワークの怖さを感じました。自分達が生んだ技術が、自分達を滅亡されるって、昔か>>続きを読む

私の中のあなた(2009年製作の映画)

4.0

 いい話でした。いい人ばかりでした。(語弊はありますが)悪い人は一人も登場しなかったように思います。
 アナ(11歳)は生まれて来た理由を知りながらもあんなに良い子だし、ケイトも悩みながらも現実を受け
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

5.0

 ユダヤ人の強制収容所、存在自体が狂っていますね。そんな事は誰でもわかっています。でも子供は何の事かわからないんですよね。
 全ては大人の都合です。そしてこれはもう過去の話です。いや、未だに虐殺をして
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沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

5.0

 超大作です。
 渡辺謙と三浦友和の共演は「独眼竜政宗」以来22年ぶり2度目らしいです。伊達政宗と伊達成実のように協力していたのは最初だけです。そこから180度違う道を行きます。
 でも恩地(渡辺謙)
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あなたは私の婿になる(2009年製作の映画)

4.0

 『幸せになるための27のドレス』のアン・フレチャー監督作品と言うことで観てきました。
 シンプルながら、心が温まる話でした。どこかストーリーが想像できる面はありましたが、観ているうちに2人を応援した
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里山(2009年製作の映画)

3.0

 素晴らしい映像でした。
 ただ、NHKなどのマスコミは、視聴者から評価されるように、着色する傾向が強いので、全てを受け入れることはできませんでした。人間が絡んだ部分や、カブトムシ同士の闘いなどは、ど
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ATOM(2009年製作の映画)

4.0

 封切り日の10/10に、小2の娘と観て来ました。
 ちゃんと「鉄腕アトム」のDNAが伝わっていて、予想以上に良い作品でした。
 色々とアレンジされている背景やシーンがありましたが、それほど違和感はな
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パンドラの匣(2009年製作の映画)

3.0

 「やっとるか」「やっとるよ」
 「がんばれよ」「よーしきた」
 健康道場(結核療養所)で使われているこの言葉、あだ名で呼び合う文化、とても心地よく感じました。そして、やまやまよ~♪やまやまよ~♪の「
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男と女の不都合な真実(2009年製作の映画)

4.0

 「幸せになるための27のドレス」の“キャサリン・ハイグル”と、「P.S. アイラヴユー」の“ジェラルド・バトラー”となれば、観ない訳にはいきません。
 特にキャサリン・ハイグルはいいですね!好感が持
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プール(2009年製作の映画)

4.0

 静かなゆっくりとした作品です。笑うシーンや恋話は一度もありません。
 昔、バンコクの王宮隣にある寺院「ワット・ポー」で涅槃像を見た事がありますが、本作品では、チェンマイの寺院「ワット・ムーングンゴー
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火天の城(2009年製作の映画)

4.0

 この作品の主役は、又右衛門(西田敏行)ではなく、娘の凛(福田沙紀)かな?と感じました。
 仕事人間の父に対する不満から、どこかユトリを持てない凛、さらに母が亡くなり、恋人の戦死を知らされ、どん底状態
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幸せはシャンソニア劇場から(2008年製作の映画)

3.0

 1936年のパリの様子は知らないはずなのですが、どこか懐かしいような感じがしました。ファンタジー的な映像の精もあるかもしれません。
 ただどうしてタイトルが「幸せは...劇場から」なのでしょう?観衆
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花と兵隊(2009年製作の映画)

3.0

 シアター・イメージフォーラムで観てきました。ここで3年前に観た「蟻の兵隊」とタイトルも似ている事もあり、当時を思い出してしまいました。
 この作品は、出征先の東南アジアで第二次世界大戦終戦を迎え、現
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蟹工船(2009年製作の映画)

3.0

 「ここは地獄だ...」と言うセリフがありますが、過酷な労働の様子がリアルに表現されています。
 この状況下では、来世へ希望を託す気持ちもわかります。でも過去の記憶やロシア船の影響などで、今を変える方
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南極料理人(2009年製作の映画)

5.0

 私の中では、いまだに「堺雅人」は「山南さん(新選組総長)」そのものなので、わかっていながら、新選組が頭から離れませんでした。あれ(新選組!)から5年経つんですね。
 日本映画の良さが満載でした。この
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