山猫舎さんの映画レビュー・感想・評価

山猫舎

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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.3

むか〜しに原作読んで、とても楽しかったので、楽しみにしていました。
もともと少し昔の軽いユーモア小説なので、社会問題的な要素などを入れて工夫していました。
1950年代、ロンドンで家政婦(というか掃除
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.5

事実に基づく物語。
作り手や演者の思いが心に届く作品でした。

著名な写真家のユージン・スミスが、企業側の雇った暴力団の暴行で片目を失明した、
という話は、おぼろげに知っていました。
また、今も水俣の
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ボブという名の猫2 幸せのギフト(2020年製作の映画)

4.5

温もりと生きる力を貰ったよ

とにかく、ボブを2本の映画で永遠にスクリーンに記録してくれて、
本当にありがとう❣
実話に基く物語で、ボブ本人(?)が登場
唯一無二の猫さんですね〜

筋立ては、とても「
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.3

正直、最初はグロくて劇場で観たことを後悔しかけました

でも、やっぱり最高でした〜
サメ人間のナナウエも、「カイジュウ」スターロ大王も、ネズミのセバスチャンも、
もちろんハーレイ・クィンも可愛い〜❣
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.0

映画観た後は、あの家に住みたいなあ、とか、
分身7人がシェアハウスしているみたいで楽しそうだなあ、
という以上の感想がなかったです
私の理解が浅いのか、それ以上のことはわかりませんでした

(事故の原
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

テーマ曲がとにかく大好き

多田君との関係性が可愛くて羨ましい
途中、距離の取り方に困ってパニックになるけど、
なんとか切り抜けてよかった

Aの存在は、内言語というか、心の葛藤や、気を取り直したり、
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ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

3.8

美しい風景と色調、エマ・トンプソンの演技、そしてヘレナ・ボナム=カーターの風貌は、やはり文芸大作の香り。
物語は鬱展開です。日陰者ジュードよりは少しましですが。

ハワーズ・エンドという美しいカントリ
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リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)

3.9

往年のハリウッドスターの最後の恋人だったピーター・ターナー自身による回顧録の映画化

グロリア・グレアムに興味がわきました
そして、ピーター役のジェイミー・ベルがとてもよかった

夜の来訪者(2015年製作の映画)

4.0

娘の婚約を祝うブルジョワの晩餐後に、とある男が訪れたことから、
次々と明らかになる不都合なこと…

不思議な味わいと静謐な雰囲気、ロケーションや色合いが好きでした

エヴァ役の女優さんが美人



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説きふせられて(2007年製作の映画)

4.0

ジェーン・オースティンの作品の中では地味な内容ですが、
すごく好きな原作です

本作のロケーション、サリー・ホーキンスのヒロイン、いいです 
そしてルパート・ペンリー=ジョーンズのイケメンぶりがめちゃ
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.0

(過去の視聴)
ロマンティックな設定です
私には、いなくなっても相手をしばる、すごく自己満足的な愛に思えて
好みではありませんでした
愛するからこそ手放すことが必要なんじゃない?って思っちゃう
突然消
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

4.3

(BBC版の高慢と偏見を観た記念に再アップしました)

好き!
サム・ライリー検索していて本作を知り、偶然にも翌日に上映があり、観ることが出来ました
もしもその次の日も上映あったら行ったとおもう

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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.5

タイムリープものの超有名作ですが、初鑑賞しました

何回もやり直し、その度に変わる運命
見どころは、いったいどの分岐点に戻れば、幸せになれるのか…
と、様々な別次元での、みんなの変わりっぷり、ですね
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時時巡りエブリデイ(2017年製作の映画)

3.5

死神、ツリメラに続き塩出監督作品を鑑賞
鳥居みゆき主演の、ユルく楽しめるタイムリープものでした

限りなくひきこもり生活の美鳥に好きな人が出来た
そしてなぜか15分だけ時間を戻れる方法を発見する

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ロード・オブ・ツリメラ(2015年製作の映画)

3.4

同じ塩出監督の死神ターニャで岡田あがささんが面白かったので鑑賞

岡田あがささんが活動している3人ユニット、ツリメラありきの、3人を愛でる映画
特にお勧めはしませんが、飾らな過ぎるあがささんが面白かっ
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デッドベイビーズ(2000年製作の映画)

2.8

バッドトリップ映画?
ポール・ベタニーのルックスは素晴らしい

なぜこれがリストに入っていてなぜ借りたのかが全く記憶になく、
大丈夫か?自分、と自問自答し続けているところ…

白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

3.8

とにかく石岡瑛子様の衣装が!!!
東京都現代美術館で開催中の石岡瑛子展で衣装の展示を見ることが出来ました
白雪姫のドレスのスモッキングの繊細さ、見事としか言いようのない女王の白のドレスの独創性
本作は
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ホワイトファング(1991年製作の映画)

4.0

アラスカの風景、わっかいイーサンの美少年ぶり、犬と混血の狼の可愛さ

私の好きなもの3つ(アラスカ・イーサン・狼)入ってます(笑)

お話はディズニーらしく、無難に楽しめます

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.3

公開日をずっと楽しみにしていたのに、混雑ぶりに引いて
やっと一昨日観ました!!
コミック既刊分読了の原作ファン
アニメも視聴済み
期待通りの満足感でした  

猗窩座登場シーンは、わかっていても鳥肌も
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静かなる情熱 エミリ・ディキンスン(2016年製作の映画)

4.0

19世紀のアメリカの詩人エミリ・ディキンスンについては、
名前しか知りませんでした
この作品で、存命中はほとんど家から出ずに生涯を過ごし、
わずか7篇の作品を発表したのみで無名だったと知りました

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パグ・アクチュアリー ダメな私のワンダフル・ライフ(2018年製作の映画)

3.6

気軽に鑑賞出来る作品で楽しかったです
なんと言うか、全くカッコつけない女優さん
さすがイギリス

パグは活躍するでもなく、でもヒロインに幸運をもたらした

ロンドン郊外のリッチモンドの風景が素敵です
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.0

舞台設定の予備知識なしで見たので前半つらくなり、
何度か中断しながら観ました

だってメンタルやられて妻に接近禁止のブラッドリー・クーパー、
気の毒過ぎる
妻が共通の同僚と自宅で浮気とか鬼畜過ぎ

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北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ(2016年製作の映画)

3.5

呼ぶにしても、なんでライバッハに白羽の矢が?(笑)
過激なロックコンサートだって国民にプレゼント出来る、
という証明なのか
スロベニアというのが絶妙なのか

題名の印象ほどロックではないが、異色なドキ
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エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

3.6

面白いのだけど、なぜ多重構造にしてるのだろう

描きたい絵はゲーム世界(みたいな)の女の子たちの戦い場面だと思うし、
それがとても面白かった
(ここが気に入らない人には、ちょっと受け入れられないと思う
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死神ターニャ(2013年製作の映画)

3.8

死神がハンバーグ食べてみたくて死んだ人間に乗り移るという、
設定はチープなファンタジーなんだけど

死神に人間案内?するヒロイン、ターニャ(谷屋)がよかった
表情豊かで、ストレートで気持ちよい
ターニ
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RETURN(2019年製作の映画)

3.8

奇妙な味、のショートショート
自分の欠乏を代わりのもので埋める、ということは、
現実でもやっているのかも知れない

青年には新しい未来があるらしいのが、
ホッとさせる

ストイックに削ぎ落とされた構成
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ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。(2016年製作の映画)

4.3

311をきっかけにFacebookで知り合いになった、
台湾のリンちゃんと日本人のモギさん
実話ベースのキラキラ可愛い物語

モギさんが友人と台湾に旅行しリンちゃんに案内してもらう
会った時から惹かれ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

面白かったです!一回では事態は把握出来ませんが…

まず、エントロピーが減少する、という言葉だけで魅了されますね
むか~し、エントロピーは増大する、という言葉を知った時にもたいへん感銘受けました

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日本橋(1956年製作の映画)

3.9

泉鏡花の美学

淡島千景が実に美しい
うら若い若尾文子も花のよう、この頃から深い発声がとても良い
品川隆二がイケメン

半世界(2018年製作の映画)

4.0

よかったです

よかっただけに、私としてはあんな展開でなくて
もっとヤマのない話でもいいんだけどな~
(ネタバレありの感想はコメント欄に)

最後のシーン、とても絵になるね          

笑う招き猫(2017年製作の映画)

3.4

特に岩松了さんの気まぐれジョーとマネージャー役の角田晃広がよかったな
音声のせいか台詞聞きにくい部分もあり、半分過ぎたあたりで、もういいかなあ、と思ったけど、
みなさんのレビューがよかったから最後まで
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.8

ドニーさんの佇まい、蹴りや型の美しさ!
空手使いの軍曹は相当強いですが、マイク・タイソンと闘った師匠ですからね~
これでお別れとは名残惜しいですが、満足

大好きなチャン・クォックワンもたっぷり登場
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.5

もうすぐ上映終了で、なんとか観ることが出来ました

30年前の英国の田舎のパキスタン移民の少年に、こんなに共感するとは!
見終わった後の爽快感

1987年、アメリカはレーガン、英国はサッチャー政権
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痛いほどきみが好きなのに(2006年製作の映画)

-

今の自分には見続ける気力がなくて
というか痛々し過ぎてリタイア(飛び飛びに観ました)

若い時のイーサン・ホーク自身が演じたら、
夢中で観たかも…な作品
車の使い方がよい

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.9

可愛かった~!
ストーリーも楽しめました

ポケモンの3D化、大成功していますが、
そもそも玩具の立体化込みでデザインされていることが大きいでしょうね

ビル・ナイの存在感いいですね~

君に届け(2010年製作の映画)

4.2

(過去の試聴)
原作大好きで、風早君みたいな人を誰が演じるのだろう?
と思ったら、三浦春馬さんがぴったりの爽やかぶりだった

多部ちゃんファンの私としては、気に入った作品 

この原作の言う、思いが「
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