間借りの二階の窓の桟のところに座る高峰秀子を外から撮るのが良い。女二人で歩くシーンが多いけどお母ちゃんと歩くところが一番良かった。
そして姉ちゃんの旦那の浮気相手とのやりとり。
姉ちゃん帰って来た>>続きを読む
電気をつけては消し、つけては消しするふたり、ラスト、天井のポスターを剥がそうとするシーン、良かった。
三田佳子がすごい。「女優!女優!女優!」
『蜜蜂と遠雷』という近くに聞こえる重低音が遥か遠くで鳴り響く轟音に変化するような優れた取り合わせの題名が印象的。
「小さなものの中にこそ大きなものがある」というバシュラール的な空間の詩学も思い出しつつ>>続きを読む
宮沢りえが中森明菜にみえた。
タカアシガニってマズイって聞いたことあるけど、この映画はタラバガニって感じではないね。タカアシガニがいい。
オダギリジョーが素晴らしい。
手話のシーンも良い。
是枝さん、こんなのも撮ってるのか~という驚き。
船で橋の下を通りすぎていくところが好きだった。
空気入れるところがエッチすぎる。
レースのカーテンがぐわっと風にもっていかれるところ。ナヴォイ劇場の『ラ・ボエーム』。冒頭のバイク、湖のシーン、サマルカンドの街、山並み、草原とヤギの美しさ。前田敦子の顔面アップと走るシーンが素晴らしか>>続きを読む
圧倒的な数の大衆の革命の様子と革命の成功がそのまま不幸の連鎖を生んでしまうという歴史的な経験を黙示録を織り込みながら描く。人造マリアの化粧がいかにもドイツのオカルト的だ。目のモチーフ、不協和音、蒸気、>>続きを読む
結婚式のシーンが二回も出てくるが、どちらも作中で随一の名シーンになっている。五大ファミリー集合のやりとりは痺れる。
やっぱり『ツァラトゥストラ』はずるいし、AIは恐い。いつから俺はアンディ・ウォーホル展に来ていた?タイムが出現。
平行線の構図が好き。
トラックの荷台、チャリンコ2人乗り、バック走行、エンストが楽しい。
光の使いかたも素敵。
ポスターの目を抉るのは『アンダルシアの犬』のそれ。ジュリアン役の俳優は『昼顔』でもイカれた役だったな。
ウブな言語学者のゲイリー・クーパーがかっこいい。敵の倒しかたが吉本新喜劇と同じでウケる。ヤムヤムシーンの良さ!
ベルトルッチの映画の肌触りの心地よさはいったいなんなんだろう。ポルノだろうがなんだろうがすべて棚上げしてこの質感をたのしむための映画。
語りの真実性の問題をおもしろく撮っている。顔に差す木漏れ日のおもしろさ。
結局坊主以外は皆汗と雨でずぶ濡れになる。
ていねいに使われている日本家屋の良い質感がある。
冒頭とラストの干された染め物が風に流されているところに立つ二人は良い構図だった。
トヨエツの「靴下脱がして」に対してゲッと思ったけどもそのあと蹴り飛ば>>続きを読む
薔薇を食べる男、森茉莉の『薔薇くい姫』や『ラストエンペラー』の蘭をむさぼるシーンが思い出される。
高速往復ビンタとガチョウの屠殺。
ルノワールのキスシーンがとても好きだ。
筋肉体操シーンで笑ってしまう。
"Diamonds are girl's best friends."
昔親父とよく観た映画。
シェイクスピアと西部劇のとりあわせ。
疾走する馬車馬のカットの切り替わりがすばらしい。
「クレメンタインという名前が好きだ」と言って去っていくヘンリー・フォンダかっこよすぎ>>続きを読む
ジャンヌ・モローの衣装が素敵。クロワッサン食べたい。コーヒー飲みたい。
突っ込みどころも多いけど、結婚式のシーンと軽井沢のホテルとサナトリウムに帰っていくところは本当に良い。
すばらしい、ブラボー、クストリッツァ!こんな映画観せられたら大衆紙みたいなコメントしかできない。
火だるまの回転車椅子と河を渡る牛とハイヒールでどつかれるマルコ。ブラスバンドの小気味良さ!花嫁の衣装と>>続きを読む
覗く「眼」と死体の「眼」はマン・レイの実験映画的、シュールレアリスムのそれだった。一方で「眼」を失ったミイラ。