YukaFukuokaさんの映画レビュー・感想・評価

YukaFukuoka

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帆花(2021年製作の映画)

4.5

ずっと見たくて見たくて配信を待ち望んでいた映画。日本にいられなくて劇場に行けなかったのだ。淡々と帆花ちゃんをお世話する家族と帆花ちゃん自身を映している。一般的に想像される悲壮感や悲嘆は不思議と無く、周>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

余りにも芸術的且つ耽美的で永遠に観ていたかった。3年ぶりに映画を買い、小説も読んだ。萩尾望都の残酷な神が支配するのジェルミとイアンのようで美しく、プラトンの饗宴が背景になっていたりと哲学的な映画。無防>>続きを読む

キャンディ・キャンディ(1992年製作の映画)

3.3

アンソニーまでしか描かれてないから、テリィ出て来ないってラストで知らされて泣いちゃった。アニーが金髪で安心した。名作キャンディキャンディ、フルでリメイク希望!

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.9

子供達と一緒に気楽に観てたら、家族を持つ素晴らしさを教えてくれる感動ストーリーで驚いた。私は一人っ子なので親を独り占めできて幸せだと思っていたけど、兄弟を持つ幸せもあるよね。

怪物(2023年製作の映画)

3.9

アメリカに戻る飛行機の中で鑑賞。光の中に溶けていく少年達が美しく、光の画が頭の中に残っている。自分が大人になり親になった今、もう「光の世界」、子供達の純粋で無垢な世界には行けなくなったのだと突きつけら>>続きを読む

Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

4.0

夫が彼ら同様にニューヨークのヘッジファンドで働いてるので、観ていて息が詰まった。プレッシャーの大きい仕事の中ですれ違っていくカップル、軋轢、男女の力関係と現実の力関係とのアンバランスさ。結果が数字で突>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

精神的近親相姦を大衆向けにオブラートに包んでいたような。オブラート無しで観たかった。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2

映画館でOppenheimer鑑賞!原爆投下地を決める会話が酷すぎて涙。広島や長崎の被爆者の映像が無いのも残念。アメリカの原罪、科学と政治、共産主義と資本主義等のテーマは興味深かったけど、被爆国側の人>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

5.0

この最後の言葉に全てが凝縮されている名作。”I guess I could be pretty pissed off about what happened to me, but it’s hard >>続きを読む

マヤを救って -小児医療の実像を問う-(2023年製作の映画)

4.0

アメリカで子供を小児科に連れて行く時、医師から少しでも虐待と疑われたら子供から引き離されるから気をつけないといけないというのは常識なんだけど、よく考えるとそれもおかしいよね。NYで子供がベッドから落ち>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.4

エンディングのスライドショーが最高にクールだった。字幕無しで見たけど(下品な)生きたスラングの勉強になるのでそういった意味では教材になる映画。

私というパズル(2020年製作の映画)

3.9

冬のボストンの鬱々とした描写がリアルで色々思い出して暗い気持ちになった。序盤の出産シーンをフルで見せるから喪失に対して没入感が生まれる。Griefを1人の女性として、当事者としてどう乗り越えるか、子供>>続きを読む

プライベート・ライフ(2018年製作の映画)

4.2

ニューヨークのアーティスト系カップルのリアル。キャリアも子供も全て手に入れることの難しさ。夫婦喧嘩がリアルで良かった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

劇場で2回観た映画は初めてだった。昔の思い出が蘇った。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.4

共同親権大切!離婚する時は裁判したくないな。昔のニューヨーク素敵。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.2

遠藤周作の原作の小説も読むべきかな。虫や川の音を美しくありのままに表現したことで、自然の中に神を見出す日本土着の宗教観をキリスト教と対比していた気がした。信仰心が無い日本人と言われるけど、私は日本独自>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.9

母親業の繰り返しのシーンが精神的に来る、それぐらいリアルに新生児期の辛さを描いてる。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.9

要素詰め込みましたでひたすらごちゃついてた。最後唐突に出てきたキャラが多くて、混乱してたら気付いたら終わってた。調べてみたら脚本家が時かけやサマーウォーズと違うみたいで納得。

リメンバー・ミー(2010年製作の映画)

3.7

最後まさかの展開に笑ってしまった。人生悔いがないように、こじれて仲違いしてしまっている人とは和解しておきたいなと思った。

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.6

現代のシンデレラストーリーは売春婦とプライベートエクイティ。I don't sell the whole company, I break it up into pieces, and then I >>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.7

子供の目線を通して人間が自己を認識し始める過程を描いていて面白い映画だった。くんちゃんのわがままぶりは子育て経験者と未経験者でだいぶ耐性が違いそう。

うまれる(2010年製作の映画)

3.8

出産シーンで自分の出産を思い出した。Mr. Childrenの歌で「あって当然と思ってたことも、実は奇跡で、数え切れない偶然が重なって、今の君と僕がいる」っていう歌詞を思い出した。命のリレーは奇跡の積>>続きを読む

秋日和(1960年製作の映画)

3.9

娘として母を想って嫁に行きたくない気持ちに共感してしまった。照れ屋で不器用な日本人家族を描写する小津の映画大好きだな。

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.4

小学生の頃にモバゲーで知り合った男の人と渋谷で遊んだことがある。当時は趣味を通じてリアル以外で友達を作れたことが嬉しくて、別れ際に家に誘われた時にようやく察することが出来たぐらい何も考えてなかった。そ>>続きを読む

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