やなぎさんの映画レビュー・感想・評価

やなぎ

やなぎ

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.5

Blu-ray Discも買って、何度も見返したぐらい大好きな作品なので、やはり劇場でも観たいなと思い今回の機会を利用させてもらいました。filmarksに感謝!

個人的に1人で観た時の感覚を大事に
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Flow(2024年製作の映画)

3.9

しっかり感情を揺さぶられた
自然は美しくて残酷

動物をモチーフに使うことの恣意的な表現については色々考えることはある…

日本人的なアニミズムの感覚だと絶対産まれない作品だろうなとも思った。

グラ
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.0

原作劇は全く知らないし、オズの魔法使も全然うろ覚えだけど、面白かった〜

調べるほどに、製作陣の原作劇へのリスペクトを感じずにはいられない。
これが1番だと思う。

曲の尺を変えないことであったり、
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イノセンス(2004年製作の映画)

3.9

4kリマスター版を劇場鑑賞。

中年男性達によるハイパーSFポエムバトル。
哲学とSFの相性はすごく良く、奇天烈な映像と台詞回しで謎の心地よさがある。

タイム感が工夫されてる。歩くのを遅くしたりする
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路上のソリスト(2009年製作の映画)

3.8

テーマからしても
少し啓蒙めいた作品ではあるので、
それぞれの感覚や思考と擦り合わせする必要があるんだろうな。

その上で、
自分の感覚との距離感の中では、観てよかったと思える作品。

ただ、
実話ベ
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

3.8

ふらっとたまたま鑑賞しました

九龍城砦のセットがロマンあってめっちゃいい感じ。
九龍ジェネリックロマンスとかもあるし改めてスポット当たってる感じなのかな。

なるほど意図的に香港の歴史とか、名もなき
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機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

4.0

90分の満足度としてはすごく高かった!

鶴巻さんがやるとこうなるのか〜と面白く観れたけど、今のところまだユニコーンの必死さみたいなものや時代設定の方がギリ好み。

雑多な路地裏や煙の表現とかはやっぱ
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ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)

4.3

おもしろ…マフィア映画らしく味わい深い不条理、不安定さ。
適度にかろやかで適度にえぐく、対比が効いている。
ずっとみてられる不思議な感覚。

それぞれの会話もあまり説明的でないのでそれもかえって心地よ
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.9

うーーむ良い…
噛めば噛むほど味がしてくる

悲しくも美しいお話であった

ガンアクションシーンの音が良い。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

荒野をかけるサンダーバード

テーマとは対照的にいちいちカットと構図が泥臭くてカッコいい。あとBGMが良い!

これはラストシーンのため映画だとしたら、どんなどんでん返し映画よりも美しい伏線回収だな

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

例えば「性的同意についての映画です」といえば、人によってはかなり構えてしまいそうなテーマとなってくるとは思うけど、

こちらの作品は
エグそうでエグくないちょっとだけエグい絶妙なバランスを保っていたた
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アイドルワイルド(2006年製作の映画)

4.0

アウトキャストカッコええ〜

全編にわたってMVみたいな映画。
黒人の方しか出てこないヒップホップ・ミュージカル。
全員フィジカルが強すぎる。

ヒップホップアーティストが映画作るとこんな感じになるの
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.4

創作を続けることは誰かへの祈りにも似ている。

祈りというテーマとharuka nakamuraの音楽は相性良すぎた。

傑作

ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー(2024年製作の映画)

3.9

バンドでもそうだけど、年月を経ての再結成はグッとくるものがある。

40年ほど前の作品と連続して観ても違和感が無いのはすごい。
開始10分ぐらいは歳とったなぁとおもったが、それ以降はそんなことを感じる
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ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.8

バディ要素によりおもしろさが増した。
コメディも笑えるし、
ビリーの活かし方が良い。

軽妙なやりとりが癖になりつつ、何気に銃撃アクションシーンもしっかりカッコいい。

あんまり観たことないタイプのカ
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.8

おもろい

絶妙に思いつかないおもろさ
わかる〜!ではなく
わかんね〜!っていう底抜けのおもろさ

テーマソング頭から離れね〜

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.7

リバイバル上映につき、たまたま映画館で鑑賞。

グッとくるシーンの多い映画だった。
いい演出だなと思うシーンも数多かった。

また、反対に自分の価値観にはそぐわないプロットも多くそこは気になってしまっ
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シャレード(1963年製作の映画)

3.8

古きよきミステリー

ところどころ笑いどころもありつつ、
ハマり役って感じでもないが、オードリーが軽快で可憐な演技だった

殺人者たち(1964年製作の映画)

4.0

回想シーンがやや退屈だったが、
後半に大まくりしてきた

画の力が強い!クール

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

実在した人物についての映画だが、
エクソシストについて全く知識がなかったので、なかば困惑しつつも鑑賞。

美術やビジュアルが全体的に良かったのでとてもワクワクできた。

鑑賞後はスカッとするのでエンタ
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.9

何回か吹き出しそうになるのを堪えるくらいには面白かった。ギャグセンス高い。

真面目にDESTINYを見直してから臨んだけど、後半以外は特に意味をなさなかったのも一周まわって面白い。

相変わらずキャ
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美女と野獣(1991年製作の映画)

4.0

初鑑賞

某キングダムハーツなどで概要はもちろん知っていたけどしっかりと観たのは初めてだった。

ロマンがある〜
魔法を「使える」キャラはいないのに、
物と化した召使いたちのキャラクターが立ちまくって
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.6

ディズニー強化週間

初鑑賞

なるほど…楽曲に人気が出たのも納得した。
ただなんとなく、映画全体通して観た時に前半に重心が偏っているような気がした。

氷魔法を使っている(制御している)シーンは映像
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.8

ディズニー強化週間

初鑑賞。

ラプンツェルは閉じ込められていた割には知恵も勇気も良心も常識もあるなぁ。

ヴィランというヴィランがいないぶん、スカッとはしないかもしれない。
老婆の最期は歴代でもか
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アラジン(1992年製作の映画)

3.9

ディズニー強化週間

子どもの頃一番好きだったアラジン。

ジーニーがはちゃめちゃで何でもアリな感じ、
忘れかけた童心を甦らせてくれて、今見てもめっちゃ楽しい。
それにプラスして魔法の絨毯がいることで
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王様になれ(2019年製作の映画)

3.7

単純にファン向けの作品ならドキュメンタリー風にバンドのリアルを映画化などすればいいんだろうけど、
それをせずにあえて「不器用な人間たちのドラマ」を作ったところに山中さわお(the pillows)のひ
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.6

ハンが帰ってくるところがピークにならないで欲しいなと思って観てたら、
ハンが帰ってくるところがピークだった。

ヴィランがちょっと残念。
磁力と宇宙は面白かったけど、アクション的な面白さも前作までの方
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