やさんの映画レビュー・感想・評価

や

映画(120)
ドラマ(3)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

あみ子が自分の世界から、初めて外の世界とつながる物語。
終盤まで、あみ子は自分だけの世界に生きていて、それが周囲とのズレを生んでいることすら気づいていない。
のりくんに殴られたこと、幻聴はただの鳥の巣
>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

漫画とは違うけど、映画は映画でとても良かった…!

まず、漫画シーンの取り入れ方がうまい。原作では二人が共有する漫画の内容や、うららの同人誌の中身は多くは描かれないが、映画では現実とリンクさせるような
>>続きを読む

冬薔薇(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

救いがない…つらい。

淳もそうだし、両親もそう。
両親、悪い人じゃないけどすべき時にすべきことを出来なかった、そこに気付いていながら取り戻そうとできなかったと思えてしまう。
淳を救える機会はあったの
>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.0

ありきたりな感想だけど、いつどこから騙されてたのか!?最後まで期待を裏切らない作品でした。

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

普段怖いのは苦手だが、原作者が好きなのと、面白ければ原作読もうと思い、鑑賞。

結論、面白かった…!
最後まで飽きさせない、テンポの良さと、配役も良かったのでは。
原作の設定を知っていたので、入りやす
>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.3

爪痕を残していった。苦しい…
考え続けている。
あの後、どうやって生きていくんだろう。
「間違えたくないの」という言葉が印象に残っている。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

5.0

のんの演技がおひとりさまにハマり過ぎていて、共感の嵐。
2時間強、ずっと前のめりで見てしまった…

おひとりさまの楽しさを独り占めする感じとか、ひとり旅での無敵感とか、気分の浮き沈みの荒さとか、辛い記
>>続きを読む

十二単衣を着た悪魔(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

伊藤健太郎の贔屓目でこれくらい。

平安時代の話にいまいち入り込めなかった。
光源氏といい帝といい、なんていうか…ある意味この演出は合ってたのかも。女性の強さが引き立つ。
雷が現代に戻ってきてから、少
>>続きを読む

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.5

ラストのDJシーンがかっこよかった。
音楽にノれる。

空に住む(2020年製作の映画)

4.3

原作未読、前情報なしでの鑑賞。
良かった。
約2時間、ほぼ集中が途切れる事なく鑑賞できた。展開のテンポが程よかったのかな?
話は全く違うけど、紙の月を思い出した。

多部未華子の演技も良かった。
後半
>>続きを読む

どうにかなる日々(2020年製作の映画)

3.5

原作と比べて見てしまうと、どちらが好みか分かれる気がする。
冒頭のキャスト対談、良かった。志村作品の間、ってわかる。

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

5.0

よかった…!

時間は気持ちよく使わなきゃあ、という星ばあの言葉を反芻する。
あの頃にしか感じられない、繊細で変化しやすい心に、気持ちが入る。
自分はあの年頃の時、あんな風に親と話したことあったかな。
>>続きを読む

弱虫ペダル(2020年製作の映画)

5.0

伊藤健太郎見たさに鑑賞。
健太郎君かっこよかったです。

そして映画自体もよかった!
漫画原作ということもあってか、ストーリーはわかりやすく、面白い。原作から端折ってるのかな?と思うところもあったけど
>>続きを読む

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.5

伊藤健太郎見たさに鑑賞。

高校生、可能性に満ちていて羨ましい。何かを一生懸命やる、それだけに力を注げる、あの頃しかできなかったように思う。自分を振り返ると耳が痛い…

梨乃が一番好き。見ていて気持ち
>>続きを読む

町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.0

原作未読での鑑賞。
期待を裏切る面白さだった!
漫画原作という事もあるのだろうけど、テンポよく、時に笑いあり、感動もあり、押さえるところしっかり押さえてる印象。
好きとは何か?考えた事なかったけど、言
>>続きを読む

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

2.7

可もなく不可もなし
景色は美しかった
海外旅行のあの空気を思い出して、海外行きたくなった

まく子(2019年製作の映画)

5.0

まく子のまく姿が美しい。
まさか!?な終わり方だけど、それも西加奈子らしい。

鑑賞後、原作読みました。どっちもいい!

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

4.0

しのちゃんが可哀想、という話ではない。
主人公は吃音。それが特別な事ではなく、かよ、鈴木、それぞれ吃音に代わる何かがあって孤立している。
三人は近付きながらも結局離れていくのが真実味あるなあと思った。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

5.0

大人になって一人で過ごす事が多くなったけど、あの頃は友達といつも一緒だった。
だから、友達と上手くいかないと世界が終わったような気持ちになる。

ヴィアは本当に良い姉、だけど心配になる。

顔は特徴的
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.0

家族の形がわからなくなった。
家族という言葉を無くしてしまえば、少しはスッキリするだろうか。

万引きやその他軽犯罪を生きる術としている人たちの存在を、見て見ぬ振りをしていた事を突きつけられた。直接的
>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

4.0

エンディングで流れる、家族の風景、が良かった。
自分の家族を振り返ってしまった。
私なら、泣くのだろうか。

羊の木(2018年製作の映画)

3.5

結論として、何としていいかわからない…
けど見てる間は引き込まれました。
誰がいつ何を起こすかわからない状態。人道的に疑ってはいけないと思いつつも、疑ってしまう。
二度目の罪を起こす人と起こさない人、
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

女性が逆境の中で頑張って道を切り開く話。実話だそうで、勇気をもらえる。
NASAでもこんなに差別があったのか、と思うけど、やはりNASAは限られた優秀な人たちが集まる場所で、そうではない普通の人たちは
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

親子のはなし。
親は子を思っての行動だとしても、それが子供の為になるとは限らない。けど何が良くて何が悪いかはずっと先にならないとわからない。そもそも何が良くて何が悪いなんて判断出来るのか。親のしてくれ
>>続きを読む

(2016年製作の映画)

3.5

2017.12.1 ジャック&ベティにて
原作を数年前に読んだけどあらすじは忘れてて、三浦しをんのイメージにない暗く重い話だった…という印象だけある中での鑑賞でした。
あったのは、圧倒的な暴力と閉塞感
>>続きを読む

>|