「やれることは、やる。自信ないから、基本。」
三味線を弾くことを止めた、口下手な女の子、いと。青森のメイド喫茶で出会う同僚や、友だちの生きざま。多くは語らないが、負けずに戦う姿が凛々しい。景色も綺麗>>続きを読む
不気味なマスク男。少年失踪事件。地下室。鳴らないはずの黒電話。黒い風船。不気味な夢。
ジュブナイルホラーとして良質。ちゃんと怖いし、ジュブナイルものとしての雰囲気にも引き込まれる。あえて短めの尺で、>>続きを読む
「走るって、、決めろ」
竹ちゃんとの、小学生の夏の思い出。長崎の景色と、大島ミチルの音楽で、ジブリチックな叙情で攻めてくる。冒険なかんじの前半が良かった。
草彅くんのやさしいナレーション。自転車2>>続きを読む
「フィルマークス見よ」
規模、アクションは前作のほうが上かなぁ、順番逆だったら良かったのに。愛すべき「ちさと&まひろ」に再び会えるだけで嬉しい。もはやワンルーム、というか、ソファに住んでるな、この2>>続きを読む
「イカフライ、爆発してたじゃん」
朝井リョウらしい、若者の繊細な息吹と体温を感じる作品。廃校になる高校での、卒業式とその直前の物語。原作未読ですが、キャストが輝いてて、ほんと良い邦画だった。引きの映>>続きを読む
「ぼくたちは、120万年を一気に走り抜けてきたんだ」
猫ジョバンニと猫カンパネルラによる、銀河鉄道の旅。声がパズーだし、タッチがジブリのよう。だけどもっと幻想的、というか相当トリップしている。ずっと>>続きを読む
予告編コーナーでのCMも、「イ、ルミネィショ~ン!」も、Nintendoのロゴでるとこも、さっそく胸がトキメく。コメディはミニオンズには及ばないけれど、イルミネーションとマリオの相性良いね。ブルックリ>>続きを読む
「アライグマじゃない🦝」
もうはじまった瞬間から、あとたったの2時間でお別れなんだと思って胸が締め付けられたよ。ロケットの過去と、彼ら彼女たちの友情。オープニングからずっと音楽が最高。家に入ったとこ>>続きを読む
ちょっと古めかしい映画、ただし良い意味で。シンプルな筋で、ちょっとアドベンチャーな要素も。ディズニーでありそうな物語だなぁと思ったけど、犬は実写だし、喋らない。
犬の演技が見事。物を押して運ぶの可愛>>続きを読む
「時は人の作った、直線的な幻想だと思う?」
来世はたしかにある、と学者が発表したことで、自殺者が激増した世界。オープニングでのインタビューのシーンがセンセーショナル。まだ具体的に来世の状況があかされ>>続きを読む
「わたしは、のこりの半年間のすべてを、武蔵野に捧げた」
進学のために北海道から武蔵野に越してきた松たか子。彼女が武蔵野にきたのは、じつは秘めたる野望があって…。
引っ越し中、邪魔でしかない姿。不安>>続きを読む
ご存じクロエの出世作。ツインテールでくしゃっと笑うのかわいいし、紫ボブで暴れまわるのカッコいい。父ニコラスケイジも良い味出してたぞ。
スパイダーマン、バッドマンのパロディでありつつ、コンパクトな自警>>続きを読む
「待たせるのが好きね」
灰原哀が圧倒的ヒロイン。健気でつよくて情が深くて、危険な場面でもそっと布団をかけてあげるとことかたまらんかったよ。もう蘭が気の毒になるくらい輝いてた。
ちゃんと「黒の組織」>>続きを読む
「ここが地球の底の底」
辻村深月「凍りのくじら」つながりで鑑賞。海底のロードムービーて新鮮。アドベンチャーの濃度が高く、次から次へと新しい景色。冒険を共にするバギーちゃんがカッコいいし、かわいらしい>>続きを読む
「最高のキャスティングだった、てわけね。」
走行中の列車という、広めの密室。黒の組織など、役者が勢揃いで、劇場版のためにとっておきたい設定。でも相関図が頭に入ってないとついていけないので、敷居は高い>>続きを読む
「ナートゥをご存じか?」
なるほど、これは特級エンターテイメント。しょっぱなから「凄え!」「マジで?」が交互に押し寄せる驚愕アクション。縄ぎゅーっ、も、檻からどーっんっ、も、肩にどーんっ、も普通思い>>続きを読む
「ううん、お寿司とうなぎ」
まる子、心の冒険。ロールスロイスのダイナミックな運転から始まり、ミュージカル、SF、そして絵描きのお姉さんとの人生の交差。派手な設定、演出はなくとも、サービス精神としっか>>続きを読む
「わたしの王子さまをバカにしないで」
本を守るための戦い。一見現実離れしたような設定だが、本の尊さをどうやったら伝えられるか、考えに考え抜かれたストーリー。ニコ・ロビンら、オハラでの戦いを思い出した>>続きを読む
「自分もそっちの価値観に慣れてまう」
阪急電車今津線でおりなす、各駅停車のエピソード。すれちがっていた人生が交差して、それぞれに前を向く姿が心地よい。NHKドラマのような丁寧な造り。小説読んでからの>>続きを読む
「ばあちゃんは、わたしの海」
海女のばあちゃんと、長く会えなかった孫。孫を見るとはしゃぐばあちゃんと、注がれる愛情の大きさに戸惑う孫。ただ二人の関係性を見るだけでなく、語りとして巧妙な部分もあり、劇>>続きを読む
多部未華子と三浦春馬の魅力爆発。
ベタな設定の詰め合わせだが、はたしてこの役で、この頃の多部ちゃんを上回れる人はいるだろうか。いじらしさがハンパないし、貞子な演技も弾ける笑顔もめっちゃ良い。ただハマ>>続きを読む
「ドアしめて、さっさと行って~」
空港で働く人たちのお仕事ムービー。ハリウッドならスペースシャトルでやりそうな題材を飛行機で、刺激少なめだけど丁寧にユーモアまじえたファミリー仕様。グランドスタッフた>>続きを読む
「これは彼女のゲームだ」
殺したはずの妻の死体が死体安置所から消え、その妻の復讐に怯える夫。「嵐の中で」も鮮烈だったミステリー職人オリオルパウロの、納得の出世作。ホラーめいた描写に背筋が凍り、繊細に>>続きを読む
「このペンは大発明なんだ。分かったか。」
大学生3人組vs鬼学長の青春コメディ。根底に社会への怒りがありつつ、だけどドタバタコメディもまじえて、軽やかに。設定はベタなやつを乱発してるけど、その組合せ>>続きを読む
町のレコード店ではたらく、若者たちの群像劇。みんな、むき出しで未熟で、不安定。でも飾ってないからこそ、互いへの愛情が溢れてる。エネルギッシュで爽やかな青春映画。ラストシーンなんて、夜が永遠に続きそうで>>続きを読む
「離陸します」
ジョンウィックの脚本家だもの、きっとアクションバカ映画なんだろうなぁ、て期待したとおりのアクション映画。あの手この手でたたかう姿はカッコよくもあり、コメディでもある。最後の一撃なんて>>続きを読む
「床屋の命令だ」
アニメーションがもろスパイダーバース。オープニングアクションがたのしいし、途中からはクルードさんばりの不思議なロードムービー。終盤の映像がすごいし、気になってる人はぜったい映画館で>>続きを読む
「レインボー味だよお🌈」
うん。たのしいたのしいっ!「魔術」てことで、ほどよくハリポタで、ほどよくDr.ストレンジ。しっかりヒーローだし、しっかりコメディ。何度か声たてて笑った、レストランのシーンと>>続きを読む
ちょいキモ造形が独特な、ギレルモデルトロによる、ストップモーション。「人形」なのに、生きてるように動く、というストップモーションの定義をそのまま体現したかのような「ピノキオ」の設定。木の造形を残したピ>>続きを読む
だれとでも自然体で、だけど不思議とつかみ所のない、ちひろさん。猫みたい。リリーフランキー、風吹ジュン、豊嶋花など、脇を固める役者さんのあったかさ。みんな孤独で、だけど優しい。今泉作品らしい毒味はなく、>>続きを読む
うわぁ、想像の何倍も何倍もヘンテコな映画だったな。なんだろ、「みさえがキアヌリーブスしてる、おバカでカオスなクレしんムービー」てかんじ?んでもって映像も音楽も超芸術的に見せてくるから、どんな感情で見て>>続きを読む
う~ん、思てたんとちが~う。「ハッピーデスデイ」「ザ・スイッチ」みたいな、コンパクトで急展開な青春ホラーコメディを期待してたけど、ホラーもコメディも弱いし、長い。ドラマシリーズのいちエピソードとして差>>続きを読む
「おもしろくないヤツにいぃ!勝つ資格はああ、ないっ!」
うわぁカッケー、劇アツだわ。作画に臨場感に疾走感。「次元大介の墓標」でクールなアニメーションを見せた小池健が、ノールール激ヤバレースアニメで全>>続きを読む
2よかったぁー。だいぶ1からパワーアップしてる。絵もだいぶ見やすくなったし、寓話ギャグもたのしい。映画パロディまで交えてくるとは、スパイダーマンとかケタケタ笑ったわ。プリンセス的ハッピーを嘲笑う洒落た>>続きを読む
「え、なに?きこえな~い」
今回は都会に舞台を移してクライムムービー。マクレガーふつうに良いヤツだし、ウサギたちがモフモフしててかわいい。なによりシュガーの件がかわいすぎてときめく。
原作とは別物>>続きを読む
「ナポリタンがおいしかったから」
そんなシンプルな理由で料理人を目指す、全盲の青年、ユウキ。そして見習いとはいえ、厨房に入ることを許す店長と、いっさい特別扱いしない先輩ケンタ。すごいな、3人のだれ>>続きを読む