ヤスヤスさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ヤスヤス

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映画(316)
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山口組三代目(1973年製作の映画)

3.6

本作と同じ年に「仁義なき戦い」が公開されたことを思うと、任侠路線と実録路線が混在していた時代なのか。
リアルでもなく、様式美でもないアクションシーンの迫力のなさは残念だが、高倉健と菅原文太の共演など、
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.1

ボクシングシーンの迫力が凄い。泣けた。
後編を観て、原作の設定を変えてまで、バリカンを韓国人とのハーフにした意味がよく分かった。バリカンはヤン・イクチュン以外に考えられない。納得の新次とバリカンだった
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.1

原作と設定を変え、2021年を舞台にしたことで、良い面と悪い面が生まれた。
良い面は、菅田将暉演じる「新次」にリアリティが増したこと。(60年代は厳しそう)
悪い面は、徴兵、徴介護士、社会奉仕プログラ
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.6

これまで観た三谷作品の中では一番良かった。細部まで練りに練られいる。
ただ、話ができ過ぎていて、感心はするものの、感動はしなかった。
芸達者を揃え、それぞれキャラも濃く、それなりに面白いが、予想を超え
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GO(2001年製作の映画)

3.8

本作もまた窪塚洋介なくしては、成立しなかった作品だと思う。
重いテーマを扱いながらも、躍動感のある魅力的な作品に仕上がっている。
山崎努と大竹しのぶが演じる両親も凄い存在感で、杉原家の最強感はかなりの
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.7

特にマイケルの音楽が好きなわけではないが、彼の圧倒的な才能とその偉大さは理解しているつもりであった。しかし、本作を観て、それでも過小評価していたことがよく分かった。
音楽にもダンスにも妥協なく完璧を追
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.0

IとIIは何度も観ているが、IIIは初めての鑑賞。あまり良い評判を聞かず、これまで避けていた。
確かに、アル・パチーノ以外の主要な役者が、アンディ・ガルシアでは物足りない。マーロン・ブランドやデ・ニー
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.7

何度観ても良いものは良い。名作中の名作。
マーロン・ブランドの不在は大きいが、風格を増したアル・パチーノの苦悩と若かりし日のビトを演じるデ・ニーロが最高。デ・ニーロは、かなり前作のマーロン・ブランドを
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.8

レビュー200本目。おそらく4度目の鑑賞。自分にとって、本作及び2を超える作品に今のところ出会っていない。
陰翳に富んだ重厚な映像、マーロン・ブランドを筆頭とするキャストの説得力ある演技、素晴らしい音
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.4

冒頭の映像から一気に引きこまれた。ラストに繋がるこの場面の躍動感は見事。全編通して、臨場感に溢れており、特に子どもたちの演技が非常にリアルで鳥肌モノ。スラムで育つ小さなギャング予備軍には、冷淡で無邪気>>続きを読む

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ギレンホールが若い。精神的に不安定な高校生の複雑な心理、感情を見事に体現しており、「栴檀は双葉より芳し」を実感。特に映画館で「死霊のはらわた」を観ているシーンでの銀色ウサギとの会話シーンは鬼気迫るもの>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.7

いかにも低予算という雰囲気で、突っ込みどころ満載、作り物感溢れる40年近く前の作品ながら、印象的なシーンの数々、終盤に向けての畳み掛けるような演出など、カルト的人気を誇るのも納得。
笑えるシーンも多く
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.8

漫画が面白いので、心配だったが、実写化に成功していると思う。
キャストが皆初々しくて良い。井浦新はハマっているし、大倉孝二も何気に良い。中村獅童には、この作品で必ずのし上がってやるという覚悟が感じられ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.9

ホラーの古典的名作と言われるだけのことはある。ホラーが苦手な自分でも楽しめる作品であった。
肉フックのシーンやチェーンソーを持ったレザーフェイスに茂みの中を追いかけられるシーンは単純に恐怖を感じる。
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.9

ストーリーのほとんどが主人公の記憶の中で展開するというところが斬新で、設定の勝利と言える。欲を言えばもう一捻り欲しいところ。
ジム・キャリーの抑制された演技が新鮮だが、それでも所々で表情や仕草に漏れ出
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.7

ストーリーが若干平板に感じたのと、レディ・ガガがスター誕生というには、歳をとりすぎていて、最初から初々しさがなかった点が気になった。
しかし、曲も全部良かったし、2人とも歌のうまさはさすがで、充分楽し
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アノマリサ(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

精神的に壊れた主人公が体感している世界を表現する手段として、人形によるストップモーション・アニメ以上のものはないと断言できるほど、完成度が高い。リアルな表情や質感でありながら、どこか無機質な感じは、生>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

映像が凄すぎて、高所恐怖症で閉所恐怖症で暗所恐怖症の自分には恐怖過ぎる。スキューバダイビングでパニクる自分には、宇宙服がそもそも無理なんだと、初めて気づいた。
息をするのを忘れそうになり、鑑賞中、ずっ
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.3

高評価に引っ張られて鑑賞。
くだらなくて、それなりに面白いところもあるが、いい歳した大人の観るものではなかったかも。

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.8

吹替版を鑑賞。ディズニープリンセスはもちろん、一瞬しか出てこないバズ・ライトイヤーまで、オリジナル作品とほぼ同じ声優を使っているのはさすが。
インターネット世界の視覚化も非常に巧妙で思わずニヤリとさせ
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.7

「オンライン」鑑賞前の復習。内容はほとんど忘れていたので、初見のように楽しめた。
ゲームセンターの営業時間外、ゲームキャラは自らの意思を持ち、行動する。
この辺りの発想は「トイ・ストーリー」の二番煎じ
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.8

シリーズ最終作。物語としては前作で完結しており、後日譚の印象は否めないが、ファンとしては外せない作品。
菅原文太や小林旭の登場シーンは少なく、北大路欣也演じる現代的ヤクザとの対比が際立つ。山城新伍も田
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

4.0

シリーズ4作目。前作の後編的な作品で前作と合わせてシリーズは最高潮に達する。
やはり菅原文太と小林旭、梅宮辰夫が揃うと迫力がある。観終わっての満足感が違う。
文太&旭のラストシーン、虚しさの中に漂う男
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.6

苦手なタイプの王道ミュージカルだが、素晴らしい風景にキャスト、音楽が揃っており、楽しさはディズニーアニメ並み保証されている。
ストーリーについて、云々語るような作品ではなく、「ABBA」に特に思い入れ
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.8

黒人と白人の結婚が偏見に満ちていた時代から長年連れ添ってきた夫婦をモーガン・フリーマンとダイアン・キートンが味わい深く演じている。
高齢者夫婦の自宅売買を巡る数日間のドタバタをコミカルに描きなからも、
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遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

4.0

NHKのBSプレミアムで阿部寛主演で本作のリメイクドラマをやっていたため、久しぶりにオリジナルを再鑑賞。
やっぱりこういう男を演じるのは高倉健以外に考えられない。健さんの魅力炸裂、言葉は悪いが、まるで
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

主演2人がさすがの演技で見応えのある作品だった。
ただ、泣く気満々で観たにもかかわらず、全く泣けなかった。どんなにベタでも、見え見えのお涙頂戴でも、赤子の手をひねるように泣かされてしまう涙腺ゆるゆるの
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

ノイズが入ったり、飛んだり、モノクロから鮮やかなカラーに変わったり、タランティーノのこだわりを随所に感じる。敬愛する70年代の低予算映画の雰囲気が良く出ている。
カート・ラッセルのヤバさ、カーチェイス
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.0

スピンオフ的だった前作から、菅原文太が主演に復帰。「待ってました!」という感じで小林旭の登場。まさにオールスターキャスト。
知性を感じさせる成田三樹夫のヤクザっぷりや金子信雄と田中邦衛の憎たらしさもま
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7

正直、最初はつまらない映画だなと思いながら観ていたが、笑えるシーンもあり、途中から徐々に惹き込まれた。
異星人のコスチュームが60〜70年代にイメージされた未来人の服装のようで面白い。また、噛み合って
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.9

何度観たのか忘れたが、おそらく歴代鑑賞回数トップ級であることは確か。
最初に観た時は宮崎駿監督作品と知らず観たように思う。
やはりこの作品のカーチェイスシーンは何度観ても良い。
有名な銭形警部の名言シ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

本作はアラン・カミングの演技に尽きる。ルディがマルコを見つめる母性溢れる眼差しが全てを物語っている。
70年代のLGBTに対する偏見を目の当たりにすると、この点では世界は着実に良い方向に進んでいるのか
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

3.8

「仁義なき戦いシリーズ」の番外編とも位置付けられる作品。
菅原文太の出番が少なく物足りないが、北大路欣也と梶芽衣子の哀しき恋愛模様は必見。タランティーノの憧れの女性だけあって、梶芽衣子の魅力はさすが。
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ONCE ダブリンの街角で(2006年製作の映画)

3.9

ジョン・カーニー監督作品3作目の鑑賞。「はじまりのうた」「シング・ストリート」の原点を見る思い。全編を流れるオリジナル曲が素晴らしい。特に男と女が楽器店で最初にセッションするシーンは良かった。
また、
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.3

印象的な場面が満載で、期待以上の素晴らしい作品だった。T・レックスやザ・クラッシュの音楽も効果的。
怒りのタップや父親の前でのダンスシーンが良いのはもちろんだが、女友達であるデビーとの関係性やゲイであ
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.9

随分前、深作作品にハマっていた頃に観たが、シリーズを制覇すべく再鑑賞。
終戦間もない混沌とした時代を背景に、充満する男達のエネルギーが凄い。演じる役者のクオリティも高く、菅原文太はもちろん、他の出演者
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