ねこまつりさんの映画レビュー・感想・評価

ねこまつり

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ドラえもん のび太とロボット王国(キングダム)(2002年製作の映画)

3.5

舞台が荒野の開拓星なのでロケーションが映えないシーンが多いが良作。窮地をひみつ道具ではなくドラえもんの石頭で突破する力技は、否定派もいるだろうけど個人的には好き。クライマックスでは、ドラえもんが死ぬわ>>続きを読む

ドラえもん のび太の太陽王伝説(2000年製作の映画)

2.8

なんとなく大長編のテンプレに従ってるだけの凡庸な作品という感じ。
ゲストキャラとジャイアンの師弟関係だけは新鮮でとても良かったと思う。

ラスト・パーティー LAST PARTY(2018年製作の映画)

2.3

スクリームやラストサマーみたいな、謎の人物にグループのメンバーが1人1人殺されていく系スリラー。その駄作。

本当にスクリームっぽいものを作ろうとした「だけ」という感じで、登場人物にもシチュエーション
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必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

2.8

B級以下の映画で「真面目に作ってるけど出来が酷すぎてもはやギャグ映画」みたいなのはしばしばありますが、それを狙って作った感じの映画。
ところどころちゃんと面白いシーンもありましたが、1時間以上も使って
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

種族や組織の名前が独特で覚えづらい点はあるものの、話の展開に難しいところはなく、気楽に観られるファンタジーという感じの良作です。ファンタジーは好きだが延々と続く長編シリーズはもういいや、という方におす>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

2.5

「大乱闘」って、たった3匹かよ!
人間ばっかで巨獣なかなか出てこんやん!

そんな感じ。「巨獣大乱闘」という邦題に釣られた怪獣ファンはたぶんガッカリすると思います。

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.0

分かりやすいストーリー展開で、役者さんたちの演技もほのぼのしていて良いです。
個人的には父がアキオに頼み事をするシーンが最高潮で、そのくらいの関係性でもう少し話を続けて欲しかったのですが、そこからすぐ
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.0

地元の超有名心霊スポットが映画になった!という予備知識だけで鑑賞。「恐怖演出が呪怨の劣化コピーみたいなのばっかだな」って思いながら観てたら、まさかの清水崇監督ご本人の作品だったとは…。


(※以下少
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おさるのジョージ/Curious George(2006年製作の映画)

3.0

ジョージときいろいぼうしのおじさんの出会いの物語。ジョージがいかにしておじさんと暮らすことになったのか、その過去が明かされる。
TVシリーズではジョージの引き起こす様々なトラブルにもほとんど達観した様
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累 かさね(2018年製作の映画)

3.3

原作の大ファンとしては、累とニナのダブル主演という時点で映画は期待できないと思った。それだけで原作を最後までたどれないということが分かるからだ。また、累役をきれいな女優さんが演じるというのもマイナス点>>続きを読む

オケ老人!(2016年製作の映画)

3.3

ちょっとした勘違いでじいちゃんばあちゃんしかいない楽団に入ってしまった杏ちゃんが色々奮闘する話。
せっかくキャラの立った老人が揃ってるのに、目立った活躍をするのが準主役の笹野高史だけなのが残念。他メン
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

4.0

電気を消すと現れる、電気を点けると見えなくなる何か。その恐怖に序盤から引き込まれる。家族を守るため、その化け物に立ち向かう姉弟の話。
個人的には、絶対的な力を持つ悪魔とか殺人鬼のホラー映画よりも、こう
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貞子3D(2012年製作の映画)

2.7

清々しいほどの駄作。なのだが、何だかんだ文句言いながら楽しく観てしまった。

本作の貞子はビデオテープからネット動画にお引っ越しし、動画を見たら一週間後...などと悠長なことは言わずその場で即座に殺す
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相撲取りブルーノ(2000年製作の映画)

3.0

個人的にスポーツ映画はベタでいいと思っている。
基本ダメだが何か光るものを持っている主人公、変わり者の師匠、辛い特訓、初めは全然敵わないライバルなどの要素があればもう充分だ。そういう意味では、本作はピ
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来る(2018年製作の映画)

2.9

ざっくり言うと、
前半 不穏な人間ドラマ
中盤 ホラー
後半 儀式
という構成。

前半(だけじゃないけど)、延々と不穏な人間関係を見せられ続けるのがなかなか辛い。そしてまあ長い。全体的にホラー要素が
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団地(2015年製作の映画)

2.9

今はもう失われつつある、給水塔のある団地の風景。そのロケーションに絶妙にマッチした藤山直美と岸部一徳。そしてゆるいお笑い要素。なんかずっと観てられるような安心感がある。...のだが、映画として面白いか>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.3

原作未読だが、ぼくは魔夜峰央先生の漫画を100冊以上所持している。そんなぼくから見て、この映画はかなり上質な実写化だ。魔夜峰央作品の世界観とキャラクターを完全に理解し、現代風に上手く脚色を加えて実写に>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.2

潜入操作には緊張感があるし、ラストはそれなりに爽快感がある。しかしエンターテイメントとしては、多少ベタでもバディやチームが結束したり、仲の良さを見せつけたりするシーンがもっと欲しかった。
政治や思想的
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

4.0

家族四人で新居に引っ越し、始まる幸せな新生活...と思いきや、奇妙な出来事が起こり始める。どうやらその家で過去に何かあったらしいが...。というお話。ジャケットとあらすじはホーンテッドハウス系ホラーの>>続きを読む

泥棒役者(2017年製作の映画)

4.2

主人公の青年はじめは空き巣に入った屋敷でセールスマンに見つかってしまうが、屋敷の主人と偽って切り抜ける。その後出会った本物の主人(絵本作家)には編集者と、編集者には絵本作家とそれぞれ偽り、上手く逃げ出>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

2.7

前半の奇妙な雰囲気、不気味な相手とのファーストコンタクトくらいまでは良かったが、それ以降の展開は残念。
身体能力が明らかに勝る敵に対し、知恵や文明の利器で立ち向かうのではなく、主にゴルフクラブや火かき
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幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形(1970年製作の映画)

3.5

ロマンホラーとでも言うべきか。全体的な怖さとしてはかなりソフトだが、雰囲気作りが上手く重厚感があり、50年も前の作品だというのにチープに感じる点も少なく(全く無いとは言わない)安心して観ていられる。>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

前作よりサスペンス要素を減らし、SFみを増した第二作。前作で超モブだった金髪の織田信成が主人公...かと思わされる序盤だが、引き続きツリーが主役である。
前作で語られなかったループの理由が紐解かれるが
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.2

主人公は自他共に認めるビッチのツリー。ツリーは誕生日の夜、マスクを被った何者かに殺されてしまう。しかし目覚めるとその日の朝に戻っていた。殺され戻りしながら犯人を突き止め、生きて翌朝を迎えようと奮闘する>>続きを読む

ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

3.1

館や老夫婦、人形などの雰囲気は変におどろおどろしくなく、ちょうどいい奇妙さで良い。
しかしストーリーはちょっと残念で、微妙なスケベ心を匂わせる人形や、ノリノリで行う人形動くかな実験や、よくわからないタ
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映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)(2013年製作の映画)

4.1

リメイク作じゃないわさドラ映画を初めて観たが、大人が観てもこんなに楽しめるのかと感心した。
ひみつ道具はわんさか出てくるし、笑いあり、涙あり、ピンチあり、バトルあり、きれいなジャイアンにゴンスケにオシ
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やっさだるマン(2018年製作の映画)

4.0

ゆるキャラグランプリ236位の三原市ご当地キャラ「やっさだるマン」(実在)の中の人である市職員の若者、肇がグランプリ上位を目指して奮闘するお話。
ストーリーはベタだが、爽やかMAX。ロケーションとメイ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

今さらやっと観ました。
序盤の「くそつまんねえ...」からの後半の巻き返しが素晴らしいです。
エンドロールでは話題の長回しの舞台裏まで見ることができ、最後までしっかり楽しめました。

バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

3.5

男運が悪く気性の荒いヒロインが依頼人を殺す凄腕の殺し屋と出会い、お互いに惹かれ合うというお話。
最初は殺人に対して常識的に嫌悪感を現すヒロインだが、トラブルに巻き込まれるうちバイオレンスな展開に類稀な
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

1.9

不幸、不運、理不尽な話を連ねた短編集。何だか釈然としない不幸話が続く。一見何の繋がりもない話が実はリンクしていて最終章で一気に...という展開かと思ったが、本当に何の繋がりもない。
それぞれの話がつま
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

2.2

固定視点の舞台で起こる寸劇を繋ぎ合わせるように展開する物語。
背景はどれも絵画のように魅力的だが、肝心の物語にちょっとついていけない。時々クスッと笑えるところもあるのだが、これに100分は長すぎる。
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オール・チアリーダーズ・ダイ(2013年製作の映画)

2.9

アメフト部に殺されたチアリーダーたちがゴス系JKの魔術で蘇り、復讐するかと思いきや何となく元の高校生活に戻り、でも結局アメフト部部長と戦うというお話。
蘇ったチアリーダーたちはゾンビ化するのかと思った
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ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない(2014年製作の映画)

4.1

車と女のために銀行強盗する前科者ナッポと、その人質にされた冴えない銀行員ティルの逃走劇。そのうち正反対の二人に妙な絆が生まれるのだが、事態はとにかく悪いほう悪いほうへ転がっていく...。

ダメな二人
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.8

怖い話で「実はそれは無念の死を遂げた過去の住人の霊だったのです」みたいなオチは定番のひとつと言える。ところがこの映画はそれで終わらず「前の住人は実は...」「この土地は実は...」という具合に刑事ドラ>>続きを読む

ゴースト・フライト407便(2012年製作の映画)

2.4

フライト中の機内という閉鎖空間で乗客乗員が幽霊に襲われるという、タイ産のソリッドシチュエーションホラー。
映像と音楽はけっこうイイけど、それ以外に褒めるところがない。

ストーリーも舞台もシンプルなの
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仮面ライダーV3対デストロン怪人(1973年製作の映画)

3.5

フェリーサンフラワー、ホテル奥道後、高知城などの魅力を紹介しながら複数の怪人たちと3人のライダーとの戦いをギュッと30分に詰め込んで爆破をたっぷり添えた、昭和ライダー映画の傑作。

中でも高知城での殺
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