怒りのメタファーさんの映画レビュー・感想・評価

怒りのメタファー

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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.3

大戦中ユダヤの少年が北欧を放浪して道中差別暴力はびこる狂った残酷な世界で生き抜いて家に帰る話。細かいエピソードの羅列も冗長で退屈もする。後半少年が成長というかむしろその悪に取り込まれる姿にも納得。ゴッ>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

Jヒル監督の90年代青春映画。少年が背伸びしてヤバい世界に入っていくけど荒唐無稽でも無く非常に好感が持てた。音楽も良いしギャグは少ないけど非常に繊細な表現でスリリングさとか表現して才能を感じる。ここん>>続きを読む

レディ・ガイ(2016年製作の映画)

2.5

Wヒル監督。殺し屋が医者の弟を殺して復讐で女にされる話。設定はアウトっぽくて良い。Mロドリゲスが男装して演じて復讐の苦しさは感じれない。話の作りがSウィバーの語りでオチから考えると全体がミステリーにな>>続きを読む

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.5

ネトフリのアカデミー受賞のドキュメント。タコに魅せられた男の一年。まず画が綺麗で地球上とは思えない。タコはじめ海の生き物の造形に感動出来るし多くのSFのデザインは海から来てるって分かる。どう撮った?的>>続きを読む

荒野の千鳥足(1971年製作の映画)

3.3

Tコッチェフ監督の酔っ払い悪夢映画。田舎からシドニーに向かう教師が立ち寄ったヤバの街で酒をふるまわれ抜け出せなくなる。地獄巡り映画で強烈なカンガルー狩りやら埃まみれ、蠅だらけにビールビールビールとアッ>>続きを読む

チャイナ・シンドローム(1979年製作の映画)

3.3

原発事故の隠蔽をキャスターが追う。この後スリーマイル島の事故が起きた。この時代パニック映画やアクション映画的アプローチが多い中後半までリアル志向で硬派な社会派映画で好感。Jフォンダ、J・レモンが良い味>>続きを読む

プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.2

Jフォックス、JGレヴィット。5分間だけ超人になれる麻薬が蔓延する街で陰謀を追うSFアクション。ん?な場面も多いけど70年代刑事ものオマージュしつつ謎を追い最後は港で大アクションで楽しい。超人描写が楽>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

2.9

Dジョンソン主演の科学ガスを吸った動物が巨大化して街で暴れる映画。ありがちでご都合主義な展開も怪獣映画として見せ場が多くて楽しい。特に街での大暴れは爽快。ゴリラとロック様のやりとりも楽しい。ギリ見せな>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.8

80年代のWWの活躍。前半とラストは良かったけど途中話し運びがおかしいし敵は人間で弱いし恋愛要素とか退屈だしWWが人間離れしてなくて弱いし色々不満。80年的なのも少ないし現代の社会問題を入れ込むとかも>>続きを読む

サンダーロード(2018年製作の映画)

3.8

Jカミングス監督脚本主演のインディ映画。母を亡くした警官が離婚して娘も取られて警察もクビになるコメディ。サンダンスグランプリ。独特のテンポとしつこい一人演技が楽しい。娘に対する描写がリアルで共感。もの>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.2

肺がんで余命宣告された大学教授の残りの人生。Jデップが破産やDVや離婚から立ち直ろうとしてる意欲作。演技も上手いし周りの役者も良い。泣ける笑える場面も多いも下ネタが乗れないのとラストはファンタジーでき>>続きを読む

ステップフォード・ワイフ(1975年製作の映画)

3.2

郊外に引っ越した奥さん達がどんどん従順な妻になっていくが真相は?ボディスナッチャー的ホラーで私がおかしいのか?モノでもありゲットアウトにも影響してた。原作がIレヴィンでローズマリーの赤ちゃんやブラジル>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

2.8

ポーランド映画。人魚姉妹が人間界に入って歌手になったり恋をしたり足を切って声無くしたり人魚伝説の新解釈な話。吸血鬼モンに近い。人魚造形がちょっとグロかったり実は人食いで話通じない相手だったりが楽しい。>>続きを読む

処女の泉(1960年製作の映画)

4.0

1960年Iベルイマン監督。娘をレイプで殺された父が復讐する話。第七の封印はイマイチ分からずだったけどコッチは分かりやすいリアリズムなエンタメ要素アリで鮮血の美学の元映画でプロットも同じだった。宗教映>>続きを読む

殺人ブルドーザー(1974年製作の映画)

2.2

74年のテレビムービー。謎の隕石がブルドーザーに乗り移って人を殺す。ジョーズやザ・カーみたいな事やってるも色々無理がある。工事現場と重機とおじさんだけで映画作ってそのZ級感に+3点。デビルトラック、ク>>続きを読む

マタドール<闘牛士>・炎のレクイエム(1986年製作の映画)

2.9

Pアルモドバル監督初期作。若きAバンデラスが異常青年を演じる。アルモドバルって元々ヒッチコックというかデ・パルマみたいな事してたんだなと分かる。も、ケレンはあるけどミステリー部分が練られて無いのか興味>>続きを読む

街のあかり(2006年製作の映画)

3.5

アキ・カウリスマキ監督。負け犬3部作の三作目らしい。ダメな警備員がどんどんダメになってく話も希望あるラストに涙。庶民的なバファッロー66的でもありジャームッシュ的でもありローファイなギャグも良いし独特>>続きを読む

地球の静止する日(1951年製作の映画)

2.9

51年の古典SF。核を持った地球に宇宙人が警告に来る話。マーズアタック、E.T他様々な映画に影響。中盤はサスペンス映画っぽい。未知のモノを極端に怖がる人間の怖さは今にも通じる。ゴートのシンプルが怖いデ>>続きを読む

あきれたあきれた大作戦(1979年製作の映画)

3.0

Pフォーク、Aアーキン主演のドタバタアクションコメディ。レストランでの会話とかいかれた独裁者とか笑えるシーンも多い。当時のNYロケも魅力。ハングオーバーに少し影響してる気がした。シリアスにやったら割と>>続きを読む

アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)

3.0

ビートルズをモチーフにした音楽映画。全編MVっぽい。若さ全開からベトナムや人種差別に切り込んでって面白くなりつつもその後も色恋は外さずこの世界ビートルズの立ち位置は何?と疑問は沸くもベタなラストには涙>>続きを読む

スリー・フロム・ヘル(2019年製作の映画)

4.3

Rゾンビ監督マーダーライドショーの3作目。前半脱獄編100点と後半メキシコ編70点でとにかく最高!今年ベスト級。多分Rゾンビがスーサイドスクワッドとか悪のヒーローにムカついてワンハリ観て俺も作ろって作>>続きを読む

黒いオルフェ(1959年製作の映画)

3.5

59年フランス人監督のブラジル映画。神話がモチーフになってる。前半はリオのカーニバル前日舞台の古い恋愛映画も後半のカーニバルでのサスペンス展開~ラストまでの急展開は色々その後の映画に影響与えてる。ダン>>続きを読む

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.2

88歳の爺さんがアルゼンチンからポーランドまで昔の約束を果たしに行くロードムービー。頑固ジジイ映画として楽しいしホロコーストの話って分かってきて段々盛りあがる。電車での悪夢が秀逸。絡む人いい人ばっかり>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

3.8

90年代韓国の中学生女子の閉塞感と成長物語。大変に共感出来たので時代とか国とかじゃなくて子供が生きにくいのは普遍的なモンだと思った。子供には不合理に思える事ばかりで抱えるものが多すぎるも大人になる事で>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

異物を飲み込む主婦の話。フェティッシュとサスペンスでくすぐりながら生活は満たされながらも全く満たされず生き辛そうな主人公に共感。そして自分を取り戻すための話に涙。主演のHベネットがすごく良い!ホラーや>>続きを読む

ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年製作の映画)

3.5

吉田恵輔監督。脚本家を目指す30過ぎ女性と口ばっかのチャラ男の成長譚。やり続けても夢は叶わないという自称音楽Pとしては痛々しい映画も追い込み演出が楽しくこの映画こそ良い脚本。ちょっとステレオタイプ的も>>続きを読む

蛇皮の服を着た男(1960年製作の映画)

3.0

60年Sルメット監督Mブランド主演社会派ドラマ。流れ者が南部の酒場のレディと良い仲になるも旦那が帰ってくる。差別的で救いが無い話はその後の田舎怖い映画に影響、蛇皮ジャケットはワイルドアットハートに影響>>続きを読む

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

4.0

ネトフリのインド版スカーフェイス的なのし上がりモノ。田舎の貧民が金持ちの運転手になる話。アメリカ資本だけど一線を超える所がハリウッド的でなくインド映画として一番面白かった。インドの社会構造が良く分かる>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

4.3

前半のド辺境ディストピア感~カーペンター映画的サスペンスな人間狩り~セデック・バレ的な後半と最高!シティオブゴッド以来のブラジル映画の傑作!特に前半の何が起きてるのか分からない今までに無い感触とか最高>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.5

古代の巨大鮫が現れるサメ映画。中国資本とVFXにハリウッドスター。マーケティングでヒットする為に作られたような見せ場。定番であるあるな事は全て入れてしかもサメがでかい!でもあんまり面白く無かった。魂が>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.0

若いカップルが家を探しにいったら謎の郊外の建て売り住宅から抜け出せなくなるSFスリラー。。シャイニング、ダークシティー、マザー(ダーレン)的で面白いも何が言いたい映画なのかイマイチ分からず解説欲しい。>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

3.0

松坂桃李主演。うだつの上がらない青年があややを聴いてモーオタになる話。アイドルオタクの生態がリアルに描かれているし今では市民権を得た特殊な文化の作られたあの頃を知らなくても友情とか恋愛を経て何かが好き>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

女性画家がお嬢さんの肖像画を描きに行って恋愛に落ちる映画。女子友情~恋愛モノになる同性映画。表情の演技が最高。絵描き映画としても楽しい。所々絵画のように美しい撮影。ストーリー展開や顔で見せる説明の無い>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.9

過去の友人佐々木と不甲斐ない東京で売れない役者の今とが交差する青春映画。横道世之介や昨日観たあの頃とちょっと被った。田舎から抜けられない佐々木と売れないアーチストどちらにも共感。ラストの映画的飛躍で+>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.4

Jニコルスン主演の精神病院モノの古典。ちゃんと観るのは初。話は暴力脱獄の亜流。恐ろしいオチを知ってたので-10点。人間の尊厳を軽視する連中に怒りと恐怖。Dデビート、BTTFのドク、サランドラ等個性派が>>続きを読む

ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバー(2014年製作の映画)

2.5

ゲーム機アタリの衰退をレイダースに準えたドキュメント。当時の空気やレディプレ1に繋がってるとかは良いけどメインの引っ張りが埋めたゲームを掘り出すとどうでも良くて興覚め。しかもヤラセくさい。調子こいて他>>続きを読む

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