中野康雄さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

中野康雄

中野康雄

映画(223)
ドラマ(17)
アニメ(0)

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.7

歌と映像は終始圧巻。立場上すずの親父に一番入れ込んでしまった。全体を通して、奥さんは絶賛していたけど、正直自分はサマーウォーズの方が好き。好き嫌い分かれるのかもしれない。

ひとよ(2019年製作の映画)

3.7

音尾さんの、こんな形でしか感情を表現できない人だってわかってるだろ、というセリフがやけに印象に残った。

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.8

おばあさんが病床から主人公を連れ戻しに行くシーンが印象的だった。子供への向き合い方に後悔していたのだろう。孫にはそうしたくないという強い意志を感じた。事実それで人生を取り戻した主人公。自分の人生のオー>>続きを読む

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

3.7

現実は本当はもっとシビアだろうと思われるが、それでも十分にリアルなドラマ。綺麗事では人生は変えられない。そこを乗り越えた人だけが柵を出られるというメッセージなのかな…

AWAKE(2019年製作の映画)

3.8

Netflixで出てきたので何の気なく見てみたら神作だった。ベースとなった2015年の将棋電王戦を知らなくて、真っ白で見たのが良かった。もしご存知ないならそのままご覧になることをお勧めしたい!

マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

3.9

我々には理解しきれないのかもしれないけど、十分に突き刺さる映画。人種差別という問題の持つ複雑さ、深さ、悲しさが否応なく伝わってくる。見ておきたい映画。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.9

シリアスなテーマを、多くの人に伝え響かせる表現の力を改めて感じた。

朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

ある意味予想を裏切られた。複雑な想いが交錯する映画。自分に置き換えてしまう。

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.9

表から0-1に見えることが、中では49:51の結果であり、51側は49の思いも汲み取る責任があるという言葉が印象に残った。一つの職業をここまで純粋に追い求められる姿勢も見ていて清々しかった。勇気を頂け>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

3.7

全く予備知識なく拝見して、なるほどなと。クライアントに対してこういう関わり方できるのが理想だなぁ。

舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

15年かけて一つの作品を作るという仕事。大きな仕事は地味な仕事の積み重ね。演者の方々も素敵。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

偉大なことは一人のリーダーのこだわりから生まれるというのが一番印象に残った。システムの中にいる人にはシステムは壊せない。

メメント(2000年製作の映画)

3.7

しっかり騙された。ただ正直細かいところはよくわからず、早速解説サイトで追いかけようやく理解。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

人間の振り切れたらここまで出来るのかという話。後半の想定外からの流れがまた良かった。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

大切なことを直球で伝えてくる物語。鬼滅のおかげで人生にプラスの影響受けている子供達たくさんいるのではないだろうか?本当にありがたい作品。作画も本当に素晴らしい。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.8

40代ぐらい以降、晩秋になれば誰しも味わうちょっとした「苦み」を、決して暗くならずに醸し出す感じが何とも言えなかった。

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

やっと見れた。こんな設定どうやって思い付くのかとも思うが、それを作品に仕上げるノーラン監督に感嘆するしかない。

新しき世界(2013年製作の映画)

3.8

韓国映画の力強さが伝わってきた。そこまでやるかという脚本の妙も、役者さんの巧さも、どぎつさも含めて面白かった。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

見終わったらただビートルズが聴きたくなる、素敵な映画だった。あとヒロインのリリー・ジェームズがとってもチャーミング。Amazon Primeで見れます。

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.8

鈴木貫太郎首相と阿南惟幾陸大臣を中心とした終戦に至るドラマ。血気盛んな軍将校を抑えながらどう終戦に導いたのか?人と組織を束ねることの難しさを改めて考えさせられる。

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.9

悲しい物語。ただテンポ良くしっかりサスペンスでハラハラさせる場面も臨場感ある映像だった。好きな作品。しかし民族や宗教といった多様性に対する問題意識はなかなか学びきれない部分が多いと感じた。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

役者さん良かった。与党のネットサポーターというのがすごいな。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.7

やるべきことをやっただけ、というセリフか映える場面はこれ以上にないだろう。

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

安定の強さ。ただただ強い。安心して見てられる。

ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

3.8

主人公ほ不器用さも、ほんの一瞬人生を間違うところも、ある意味人間臭く、とても好感が持てた。何が正解だったのか本当にわからない。
不器用なデンゼルワシントン、なかなか見ないキャラだが、その演技振りが印象
>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.7

主演のジェシカチャステインが良かった。社会を生き抜くことはそんな一筋縄では行かない。それを教えてくれるし、そんな中で自分の主義を守ることの大切さも。脚本もラストのシーンで全てを回収するあたり、さすがア>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

予想を裏切られる展開。固定概念を上手く使ったプロット。しかし友達が意外にできる奴。

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.6

リーマンショック発生の構造を、この破綻を予期した幾つかのチームの動きで示した映画。
サブプライムローンやCDOやCDSと言った金融商品事情も追うことができた。ググると出てくるいくつかの解説記事を見た後
>>続きを読む