中野康雄さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

中野康雄

中野康雄

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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.7

目先の人気や感情に左右されず、苦渋の決断をし続けたリーダーの姿は考えさせられる。
政治家と妻や母親の両立と家族の支え、深い愛が晩年の回想シーンを通じて描かれる。より具体的な彼女の政治キャリアを知りたい
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

ハイテンションなまま駆け抜けた映画。この広い世界、こんな人がいてもいいよなって思える。序盤のセールスやペップトーク場面はちょっと惚れるな。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.1

2回目だがほぼうる覚えなので新鮮に楽しめた。
もう単純に筋書きが面白い。映像や音楽も迫力。でも随所に染みる台詞。考えさせられる。完成度の高さはやはり評価の高さだけのことはある。一度は観ておきたい映画。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

見応えあり。静かに心に響く作品。少しづつ明らかになる主人公の重い過去。それに従い一気に共感が深まっていく。脚本賞取った理由がよくわかった。

さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.8

理想と現実の狭間で正義感やら職業倫理やらに訴えかけつつ、編集の力でテレビというコンテンツの有り様を切り取っているように感じた。2回目が見たくなる。

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

あまり期待していなかった分、とっても良かった。自分の弱さに向き合える人の強さというか複雑な感情が去来する。なぜか涙が溢れた。素敵な映画。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

貧困と格差という現代性と、意外性と伏線を絡ませる物語の秀逸さ、上下というメタファーの表現設計の巧みさなど、映画のアーキテクチャとしての完成度が高いと感じた。さすが各方面で評価が高いだけある。
ただ見終
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

人間の複雑性。好きだけど許せない、許せいないけど憎めない。結婚生活は紙一重。幸せもほんのちょっとしたすれ違いで壊れてしまう。我慢できていたことができなくなるその境界線ってどこにあるのだろう。

スカよ
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.7

最初ちょっと飽きてしまったが、後半にかけてハマってきた。ただそもそもの設定に移入しきれない何かがずっとあった。…とまぁ細かいことは抜きにド派手なアクションを楽しむ映画。

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.8

面白かった。
グランメゾンと似ている説知らず見たら…まぁこれはオマージュだろうな。

RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

3.7

旦那さんが本当にかっこいいな。
こうした人がいて、ヒーローは生まれる。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.9

マフィア映画の奥深さ。人生で何を残すのかということをそして老いるということを考えさせられた。

コロニア(2015年製作の映画)

3.8

非人道的カルトと権力との癒着は見ていて恐怖もあるし憤りも大きいが、日本にいて平和ボケなのか他人事感は否めない。
この物語はだれでもない同じ人間が起こしたことだし、我々はその危うさを持った存在であること
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

人に必要とされるってことの大切さを感じた。結末の解釈は分かれるみたいだが、素直に受け取ったとして、善悪や社会の表裏は皆紙一重だというのは改めて思う。絶対的な悪や絶対的な正義は存在しない。

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.1

希望をもらえた。なんか人生で大切なことが全て詰まっている気がするな。私はナプキン製造機を作った。あなたは私を作った。というのは素敵だな。また私が好きになったら、私が好きな彼ではなくなるというのも素敵。

運び屋(2018年製作の映画)

3.6

特に歳をとると、人に必要とされるって大切なことなんだよなぁ。これを単に承認欲求とは言いにくい。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

ソウル行きの飛行機の中で。個人的にはあまり複雑な設定なくシンプルな1が良かった。

砂の器(1974年製作の映画)

3.9

こうして歴史を作品を通じて次の世代に残していくことは大きな意味があると思う。

イカロス(2017年製作の映画)

3.8

この映画により関わった人の人生が大きく影響を受けている本物ドキュメンタリー。前半、自分を実験台にしたドーピングの話から、国家ぐるみの不正告発の流れに。

前半で、ドーピングをしてトレーニングやってきた
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

最初からアクセル全開で、特にカーチェイス部分は想像力に舌を巻きます。結局希望の土地なんかはなく、元いた場所で問題と向き合い、解決するべきだというメッセージなのかな。とにかく面白かった。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

とにかくジョンウィックが強すぎて好き。ただなんかストーリーが絡み始めてちょっとややこしくなった感ある。シンプルにやっつける感じが好きだった。

アンディフィーテッド 栄光の勝利(2011年製作の映画)

3.9

人間性、規律、チームファースト
この3つでチームを導いたコーチの物語。

人生を掴めと生徒たちに再三言っていたのが印象的だった。

ロッキー(1976年製作の映画)

3.9

常に人間として誠実さや優しさを失わなかったロッキー、とてもかっこいい。

アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.9

しっかりどんでん返しにはめてもらった。恐ろしくて面白い。

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.8

中高生頃テレビで見た記憶が微かに残る中、本当に久々に鑑賞。約90分にまとまりつつも、盲目さへの警鐘や、人が固定観念を変えることの難しさなど、まさに今見ていい映画。

甲鉄城のカバネリ 海門決戦(2019年製作の映画)

3.8

生きるのに必要なもの
それは、とってもささやかなもの
ほのかに道を照らす小さな約束

物語は本編からの流れがしっかり生きて、キャラも作画も素敵で、とても楽しめた。エンディングも。本編見てないと少し物足
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.6

「情報提供者」がキーとなる作品。正義の前に誰かの人生を犠牲にして良いのかという哲学的テーマを扱う。これは子供には難しすぎるだろうけど、社会派サスペンスとして面白かった。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

GWの最後の宿題何とか片付けられた。可能な限り予習していったが、ソー周辺は要復習か。しかし、壮大な世界観の総決算。11年前にMCU始めた時にどれぐらいこのシナリオを想定していたんだろう…その大きな構想>>続きを読む