まんが道全部読んでないけど断片的に知ってるエピソードが結構あった。「修身の教科書じゃないんだから、漫画なんだよ、面白くないと」ほんとだね。ちゃんとそれぞれの部屋に生活感出て来るのが凄い。
昭和30年代>>続きを読む
初っ端からアメリカンプロレスクラシック、エリック親父の試合シーンに魅せられる。この骨太な身体は説得力充分。実在のレスラーコピーも結構頑張ってる。特にテリーゴディのカーリーヘアーを振り乱す動きはいいねー>>続きを読む
武田鉄矢の独壇場、イキイキしてますね。寅さんキャストの散らせ方も凄いし、当時のスタッフの期待度は凄かったんだろうなぁ。ベタなドラマだけど、川崎の当時の情景、本物の合唱団の若者の自己紹介とか会話もしっか>>続きを読む
細やかなエピソードの積み重ねで人の優しさを描きながら容赦ない現実もしっかり見せてくれる。
当時の川崎のハンパない工場や機関車の煙突の煙、その煙を肯定的に捉えて「胸の中で情熱を燃やせ」と「ちんば」になっ>>続きを読む
第二次性徴期の女子視点映画。イジメとか暴力とかセックスとかドぎつい事は起きない。奇を衒わずささやかでさりげない演出が良かった。特に普段強いリーダー女子が泣いてしまうシーン。不安になる表情と行動とか起き>>続きを読む
奥行き感じるセットと前後の動き、カットの長さで没入感ハンパない。見とれてしまう。持ち逃げするおじさんの魔の刺し方が絶妙でツラい。普段は河原でクズ鉄集めてんだもの…。馴染み深い「行徳」が連呼されて嬉しい>>続きを読む
側から見たら悲惨な家庭でも当事者にはそれが普通だったり、当事者には真剣な喧嘩も側から見たら間抜けに見えたり…よくわかってないけどそんな真理を描いてる感じがした。ラストに漂う不穏な空気は何だろう。別エン>>続きを読む
わかってなかったら恥ずかしいんだけど観た直後の正直な気持ちは一番嫌いなタイプの映画だった。見どころはたくさんあるけど全てを高みから見下ろしてるような…。ラストシーンは優生思想に繋がる危うさを感じて呆然>>続きを読む
実生活から逃げるように快楽に生きる男。全然楽しそうではない。際限なくやりまくって死ぬのが本来の動物の姿かもしれない。金の為にギャンブルやってるんじゃ無いだろうし。クズからクズへのプレゼント、泣ける。ア>>続きを読む
牛がいないアメリカ。故にもちろんカウ・ボーイ出現前のアメリカ、世界中から山師達が一発当てに来る未踏の地に流されて来た気弱な料理人。設定がワクワクする。
この前映像の世紀でエベレストで凍結されていたジョ>>続きを読む
テレビを見ながらいつの間にか寝ていて親がベッドに運んでくれる。幸せな子供時代を象徴する最良の締め方。つうかこれ以外無いよね。自分がやる側になっても幸せを感じる。アメリカ文化の最高の時代で世界の半分くら>>続きを読む
カルーセル麻紀が案外あっさり帰ってしまい、ハッ、迎える側の話しだったのか、と気付かされる。先生はいつから裏方に回る人生を受け入れたのかな。尊い人生だ。
ヤング吉幾三は劇団ひとり演じるハルキとそっくり。
年齢設定もお国言葉も出鱈目なのに俳優の力で違和感なく時代に没入できる。色々な要素てんこ盛りで違和感感じるところもあるけれど、これはアレからの影響か?等と考えるのが楽しい。たけしの人生経験によって培われ>>続きを読む
皆で一致団結して悪いヤツをやっつけよう!という単純なテーマ。戦争もう一回やりたいの?ゴジラの起源的な話は皆無でただの悪い怪物としか扱っていなくて最悪。演出のタメが全く無いペラペラのアニメみたいな説明台>>続きを読む
狂気と病気と介護に死。楽しい生活の裏にある目を背けたい事は常に自分にも降り掛かる可能性があって、運が良いだけだと覚悟して粛々と生きるしかない。
ズシーンとソファに腰かける爺さんの存在感。主人公との対比>>続きを読む
オープニングのつかみは最高。中国にもこんな映画があるんだ。例によって眠気のせいで台詞をだいぶ聴き逃しぼんやり見てしまった。もったいない。
結婚式でのスピーチ、本当に何も言えないのでは…と思ったらグッと>>続きを読む
設定は変わってるけれど普遍的な親離れ子離れを描いてる。全員のキャラクターが乗り移っている演技で痺れる。リヴァーフェッニックスの冠が落ちてマーサプリンプトンが直してまた抱き合う、二人の表情の自然さがとん>>続きを読む
時代の空気を多少感じられて良かったが、典型的な左翼知識人のお説教的な台詞が多過ぎる。特に女性新聞記者の台詞は何とかならなかったのか。
あと水道橋博士よ…台詞を言う前にも言った後にも固まっている。一人だ>>続きを読む
うっかりちょっと寝てしまった。パンクロッカー然とした主人公とバイクが絵になる。言語障害あってもモノローグが滑らかなのは言語障害と知的障害の違いを表す良い演出。脳性麻痺とかも誤解されやすい。孤児を引き取>>続きを読む
パンダコパンダとかルパン三世みたいで楽しい。ガジェットの楽しさに溢れてる。これも障害者自立の一つの在り方。
このレビューはネタバレを含みます
こんな真っ当な映画久しぶりに見た。NHKの朝ドラみたいな演出。ダンスも見応えありで感動もしました。
しかしさすがに怪我が治ってしまうのはどうなのか。現代医療を否定してインチキ代替療法に騙される人が多い>>続きを読む
アイスホッケーも添い寝も動物的には大して変わらないのにな。『怪物』と通ずるところもある。
母の復讐が始まるのかと思いきや…おお!となって、更にもう一捻り。フェミニズム要素もある。面白かった。83分でこれだけの充実感。
このレビューはネタバレを含みます
もっと理屈っぽい映画かと思ったら普通に面白かった。スティーブン・マルクマスのギャグでクスッと出来るなんて自分も年寄りになってしまった、と何かモヤモヤするのもまた良し。
ラストシーンは遂にバービーに性器>>続きを読む
子育てに関しての課題はあるあるだけど、解決方法は示されない。親の独りよがりで子供の気持ちはわからないし映画でも示されない。ハッキリしてるのは虐待する親に「クソ」と言う権利が子供にはあるってこと。ストー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
感情をすぐ言葉にしない二人の子供と鈍感な大人達がいる。二人の子は大多数の「ふつう」と自分が違うことに気づき、人には言えないその衝動と葛藤し、遂にその気持ちを受け入れ肯定できるようになる。
凄過ぎて何か>>続きを読む