意外と面白かった。そもそも発達障害をはじめとした障碍者が主役の映画ってそんなにないのに、こうやって高機能性自閉症の会計士だけど、実は裏社会にどっぷり染まってる腕利きの殺し屋っていう設定が面白い。しかも>>続きを読む
いい意味で地味。悪くいえば「アウトロー」ていうタイトルなのに、あんまりアウトローぽくない。もっと法とか正義とかを無視した、何でもありの軍人上がりなのかと思いきや、アクションシーンもそこまで印象に残らな>>続きを読む
「アメリカをはめた男」ていうのははっきり言って間違っているし、原題がなんでわざわざamerican madeていうことにしたのかを全くとらえられていない副題であると思う。
この映画を見れば、バリーシー>>続きを読む
やってることはほぼミッションインポッシブルなんだけど、本家とは違ってどんな窮地に陥ってもトムが終始軽口をたたいてて、コメディ色は強い。これはこれでいいんじゃないかなって思いました。
最近多い「映画についての映画」の中で、まさに映画館を舞台にした映画。劇中でも何本か映画が流れるけど、シネコンが当たり前の現代において、こういう地方の趣きがある独自固有な映画館というのは、見てるだけで面>>続きを読む
以前にドンウィンズロウの著作を集中的に読んでて、犬の力・ボーダー・カルテルの3部作がまさしくメキシコの麻薬カルテルvsそれの撲滅を図るdeaの話なんだけど、今作も麻薬カルテルを「悪」を対峙するためには>>続きを読む
この前見た裏切りのサーカスみたく、一切アクションシーンはないけど、最後の最後まで緊張感が途切れることのない映画だった。大統領選を巡ってのポリティカルフィクションではあるけれど、メインはファンジョンミン>>続きを読む
本当にいい映画でした。主役のヴィースラーがとにかく全く感情を出さずに、私生活もほぼ分からず(唯一自宅で娼婦とセックスしたぐらい)、喜怒哀楽を見せて感情的になることがほとんどなくって、かなり見た人それぞ>>続きを読む
初めて字幕で見たときは、途中から完全に置いてかれてただ画面を見てるだけだった。今回は吹替で見たから字幕を負う負担はなくなったけど、それでも6割も理解できていない気がする。名前を覚えるのにも一苦労なうえ>>続きを読む
全然面白くない。ギャグパートも全然面白くないし、資本主義批判などのブラックな部分も映画の中で、有機的に機能してるのには思えず。なによりも、これは前作であるスクエアの頃から思っていたけど、各パートがいち>>続きを読む
「スピルバーグ自身をモデルにした半自伝的映画」っていうと、最近多い映画監督自身の少年時代をモチーフにした映画とか、映画愛についての映画なのかと思ってみたら、そのいずれにも当てはまりそうで当てはまらない>>続きを読む
映画評論家の町山さんがツイッターで言及されていたので、youtubeで自動翻訳付きで。しかし、こういうアカデミー短編部門の映画がyoutubeで(不自然ではあるが)日本語字幕付きですぐに見れるってすご>>続きを読む
確かに長いし、マニーとネリーを軸にした、1920年代のハリウッドを舞台した悲哀もある映画賛歌映画にすればいいと思った。いっそのこと、トビーマグマイアのシーンはなくていいように思えた。
でもそんなに露悪>>続きを読む
幼くして修道院に入ったころから、神の声が聞こえたり奇跡が起きたりしていたベネデッタが、成長するにつれてどんどん神たるキリストと自分が一体化していって、もはやどこまでが自分が勝手に作り上げた幻想なのかも>>続きを読む
未解決事件を追う刑事とその重要参考人にして被害者の奥さんを軸にした、事件の謎を解くサスペンスでもあるんだけど、それよりもラブストーリーに比重が置かれていた。ラブストーリーなのに、愛してるとか好きとか言>>続きを読む
多分公開当時には、あの名作タイタニックのカップルが夫婦役で共演!みたいな感じで、あわよくばラブストーリーとして売り出されてたかもだけど、中身を見たらとんでもない怖い話だった。怖いっていうよりも、夫婦と>>続きを読む
正直終わり方もimfが挑むミッションの内容も、もはやシリーズ完結かというくらいの大団円で、こっから2作どう続くのかが心配になるくらい本作も面白かった。とてもトム・クルーズのアクションありきで、ストーリ>>続きを読む
公開時に映画館で見た以来。netflixにフォールアウトと一緒に来てたからちょうどいいと思って見直したけど、初見時よりも話が入ってきてめちゃくちゃ面白かった。シンジケートていう架空の組織が世界のあらゆ>>続きを読む
正直あまり面白さを感じない映画で、もはやこのスピンオフっているのかとさえ感じてしまうくらい。相変わらずciaをはじめとした国家権力がエージェント1人に振り回されぱなしで無能として描かれてるのはいいとし>>続きを読む
予想以上に良かった。こんなに考え方も生き方も人間としても極端な二人の男だけど、命がけの旅を通して、言葉にはできないけど魂のふれあいというものを見せてくれるなんて。。話としては、男女ではあるけれど、トゥ>>続きを読む
スパイクリーがこの手の犯罪クライム映画を監督するって、どんな映画になるんだろうって思ったら、銀行強盗犯罪自体はどうでもいいくらい、もっと深い「罪」についての話だった。
中東の対テロ戦争を現場で何とかしようとするディカプリオvs完全圏であるアメリカから画面の情報を見て、文字通り上から指令を下すラッセルクロウという、キャスティング的にはこれ以上にないくらい豪華。それだけ>>続きを読む
物語序盤ではとにかくヘタレで武器の使い方もろくに分かっていないから、戦場であっさり死ぬっていう、トム・クルーズのイメージらしからぬキャラクターだけど、なんかも生きなおすことでどんどん風格がついていくの>>続きを読む
バトルロワイヤルのアメリカ版というべき作品だけど、こんな反乱への種を鎮めるためのガス抜きのために、無作為に選んだ未成年に殺し合いをさせ、それを「娯楽」として消費しているというのは、古くはローマ時代のグ>>続きを読む
ときどき、自分は面白く感じた作品が、フィルマークスのスコアがなんでこんなに低いんだ?って思うことがあるんだけど、この作品とかまさにそう。こんなに金と時間をかけて1860年代のニューヨークをほぼ完全再現>>続きを読む
アンダーソン君が完全に「救世主」ネオとして1作目の段階ですでに完成されていて、今作は人の命すら簡単に蘇生させれられるほど無敵の存在になっており、今回からようやく機械vs人間の戦争が始まる。というはいう>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自分の中では、人生オールタイムベストの中に入ってるスリービルボードを取った監督の次回作なんだから、予告の時からすごく期待していた。
正直言えば、自分の中ではスリービルボードほどの面白さは感じられなかっ>>続きを読む
耳なじみのあるあの曲もこの曲もすべてモリコーネが生み出したんだと思うと、改めてエンリオモリコーネというのは、不世出の映画音楽作曲家であり、タランティーノの大袈裟すぎる賛辞があながち嘘とは言えないくらい>>続きを読む
見始める前にツイッターで、今年のアカデミー賞の外国語映画で猛威を振るうのは、rrrじゃなくてこの作品なんじゃないかというのを見たので、せっかくだし鑑賞。で見終わってノミネートをチェックしたら、まさかの>>続きを読む
日本由来のおもちゃがベースの映画を、「ハリウッドの破壊王」ことマイケル・ベイが監督したらどうなったかといえば、それはもう実際の米軍陸軍を動員して、トップガンマーベリックにも出てきたf22戦闘機やブラッ>>続きを読む
なんでこんなに評価が低いのかよくわかんないくらい、意外と良い映画だった。もちろん、主役たるゴジラは1時間経たないと、なによりも後半の画面が暗すぎて、家の明かりを極力落としてもなお見えにくいという、かな>>続きを読む
なんだかんだ初めてキングコングの映画を見たけど、キングコングよりも島固有のキモいトカゲとの対決がクライマックスだし、そもそも人間が髑髏島に来なければことが起こらなかったから、やっぱり人間が一番害悪なん>>続きを読む
気づけばnetflixに、ファンタビまでの全作がのってたから、この際だし一気見しようかなと思って、とりあえず一作目から。おそらく公開当時に見てるし、何よりも金ローでしつこいくらいにやってたから、もはや>>続きを読む
なぜか今まで部分的にしか見ていなくって、今更ながらネットフリックスで通して鑑賞。感想としては、良くも悪くも往年のハリウッドミュージカル映画に対する憧れやオマージュでできている。でも、舞台が「夢の都」ハ>>続きを読む
ダークナイトにつながる、トリロジーの1作目。闇のヒーローたるバットマンの誕生譚だから、両親が殺されるとことかも丁寧にやる分、ちょっと長く感じたのは事実。ヒマラヤかどっかの雪山での修行シーンとかそんなに>>続きを読む
相変わらず頭脳戦というよりは肉弾戦重視のアクション映画であって。これって名探偵シャーロックホームズの映画としていいのかという疑念は前作と同じだけど、それでも面白いことには変わりない。