nonzkさんの映画レビュー・感想・評価

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映画日記✐1人でひたすら噛み締めてます
映画が僕の一部になる瞬間が大好きなんです

映画(223)
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.6

真実ほど怖いものなどなくて
真実ほど認めたくないものなどなくて
真実ほど苦しむものはないのかもしれない

真実ほど信じられなくて
真実ほど簡単で難しいものはなくて
真実ほど自分に必要なものはないのかも
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.4

東京に出てきてもう丸二年になろうとしています

僕が旅立つ日、夜行バス停留所までの道のりを
母が車で運転してくれていて
なんとなくいつもよりしっとりした街並みの街灯が
印象的で今もこの映画を観て蘇って
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.9

最もそこに存在していて、掴み所のないもの
それでいて
心地よい当たり障りがある
全自分の魂を鷲掴みにされる家族だった

それは間違いなく家族で
捨てられて拾われた、正に万引き家族


もうね、最高に最
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笑の大学(2004年製作の映画)

3.7

ずーっと最後までコメディだと油断して
ヘラヘラとフラフラと気持ち片目で観てたら
なんや、一気に心がフニャフニャになって
あったかい涙がツラツラ流れてきた


この部屋だけで行われるたった2人の
2人だ
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.6

久しぶりに良い意味で映画に怒の感情を沸かされた

でもこの映画は、このキャスト陣はそれが目的で
まんまと。僕は紛れも無い
正真正銘の日本人だったのだなぁ

こう、日本人特有の曖昧さとか
消極的なのに頑
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

守れる人間であれるのか

大切な人は勿論、赤の他人、
殺したいくらい憎い相手だとしても
そこに守りたいは存在するのだろうか

ウォーキング・デッドやアイアムアヒーロー
その類が好物な僕にとって
やはり
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.9

愛とは永遠に生き続けるもの

僕はあまりにも愛することを勘違いして
時に、思い通りにいかない愛を憎み
勝手に傷ついて勝手に手放そうとしてしまう

もうずっとこんな自分嫌で嫌で仕方がないのだが
愛が愛と
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.9

愛とは見返りを求めず限りなく深く慈しむこと

辞書で引いたような愛が定義だとするならば
これは紛れも無い愛と呼ぶには充分で
もうそれ以上は存在しないのかもしれない

劇中に多くの台詞が残る「〜の為。」
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.7

私がリズであって
あなたが青い鳥だと思うことも

あなたが本当はリズで
私が実は青い鳥であったということも

それはきっと極々普通の出来事で
何も特別ではない不思議じゃないこと


例えば、昔マラソン
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.1

その人にとって何が1番大事か大切かなんて
他者である立場の人にしか考えられない

何を喜んでくれるか、何が欲しいのか
何を望んでるか、何がしたいのか

そしてそれから生まれる答えを
全てが正しいとは思
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.0

大好きだった貴方は消えかけていて
大嫌いな貴方の思惑だけが残っていた

貴方は私を掠めるから
私は手放すことができなくて
止まってしまった記憶の時間を
止まらせたまま。貴方を責めるのです
そして貴方か
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.7

私から奪われるものが目でも耳でも臓器でも
私から培った心までは奪わないで
私から育った愛までは奪われないで

当たり前に生産されて、当たり前に消費される

僕たち、私たちが生まれてきた意味が
臓器提供
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.3

「あなたに会えてよかった」だなんて口にして
伝えた事がある人はどのくらいいるのだろう

僕は思い返してみても一度だけ、
照れ臭くて電車の扉が閉まる前の数秒間
我ながら映画みたいな台詞だなぁなんて記憶
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聖なるもの(2017年製作の映画)

4.2

これはきっと僕"だけの"が‬
‪どうしても無性に手に入れたくなる‬
‪そしてそれはどうしようも手に入らない
映画は嘘で、嘘は現実で、
映画は本当の欠片で、夢は欲望の真実で

この"だけの"っていうのは
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先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.6

その想いが届くかどうかは別として
その想いを伝える事ができるかどうか

その想いが正しいとか難しいかは置いといて
その想いを真に受け止める事ができるかどうか

"今、1番好きな人を好きでいたい"
そん
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息もできない(2008年製作の映画)

4.0

全部が痛がっててもう貴方、限界じゃないって
誰かが気づいてあげないと
誰かに傷を労ってもらわないと
だってそれ以上はもうきっと息もできない

罪と暴力、血と叫びと、涙と崩壊
そんなSOSなんかよりもっ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.7

もうそれ以上を望ませないで
もうこれ以上特別にさせないで
もうあれ以上幸せにならないで

身と実が染まるまで捧げた一夏の名前はない関係
あまりにも早くに熟したアプリコット
果肉から気持ちの果汁が溢れ出
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

生きるべくして生きるものたちと
死ぬべく時に死んでいく全ての生命

生と死は常に隣り合わせで背中合わせ

時にそれは、残酷なまでのメッセージ
きっとこれは、救済の手ほどき

"もののけ姫"をやっと本当
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.9

この作品で一番に知ってほしい事は
「概念を奪えば奪うほど人間らしくなる宇宙人」
「概念を失えば失うほど宇宙人らしくなる人間」
その対極する関連性とその終着点

人間のほとんどの脳内が言葉による概念で
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

3.8

親友がこの映画を観て、2日間引きずった
と聞いて前々から気になっていました


何も言うことができない映画だなぁと

それはきっと僕自身も人間であるから
やっぱりこれは人としての核の部分

人間に生ま
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.3

好きな人から急にぶっきらぼうに対応される
あの孤独感と不安感、不穏感
もうあんなのジブリで描いちゃうなんて
聞いてませんよ、そんなの反則ですよ

僕の胸がジリジリと痛みだしてしんどくて
目一杯の勇気を
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.9

この映画を観た直後だったら
不器用だけど真っ直ぐで君の心にしか
伝わらない、伝えたくない聲の形を
探し出せる気がした

なんかさ、
自分の発言したことってさ取り返せないしさ、
その一言を言ってしまった
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ライオット・クラブ(2014年製作の映画)

3.4

人生の早い段階で気づく何かに秀でた人の
「自分って人より優れているんだ」って感覚

身震いするほど自信に満ちる瞬間でしょうか
謳歌する権力は蜜の味、権威を振りかざし
満ち足りる事のない下品な遊びで自由
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

紛れもないホンモノを見ました
今、僕の中に残っているのはホンモノ
紛い物だらけの世界の中で僕だけのホンモノです

この映画にだけは自分の居場所が
存在している、認められている嬉しさに
何回も頷いたし、
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光と血(2017年製作の映画)

3.7

今この瞬間にもどこかで誰かが死んでいる

心が死んでいる、魂が死んでいる
光が死んでいる、命が死んでいる

言葉は生きているから言葉だと
映画が教えてくれた気がしたのはいつだったっけ
不思議と自分の言
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昼顔(2017年製作の映画)

4.0

蛍の光が強く光る時と儚く消える時
交互にふわぁーって光るでしょ

これ以上はないでしょっていう幸せと
これ以下はないでしょっていう不幸せと

それが交互にやってきて、いつのまにか
その光は見えなくなっ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.8

はじめずには、何もはじまらない

はじまりを予感させるのは出逢いだと
大人になってからつくづく感じます
何歳からでも、はじめられるのです

言葉に代えて、歌に代えて、心に代えて
どんな形にでもいいから
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.4

どうしてこうなっちゃったんだろって
どうしたってもう取り返しのつかない事ばっかり
振り返っても、やめとけば良かったって
追いかけても、それは逆効果だったり
スッと手放してしまうと消えてしまいそうで
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

5.0

"愛"にはきっと沢山の形や種類があって
その沢山の形や種類があるのにも関わらず
言葉にすると"愛"という文字だけでしか表せません

イニスとジャックの愛は紛れもなく"愛そのもの"で
その愛を前に僕達は
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獣道(2017年製作の映画)

3.7

自分が自分である生き方なんて
教えて貰えなかった孤高の少女の孤独の物語

ずっと誰かに居場所を見出だして
ずっと何処かに居場所を求めてて
ずっと何かに縋り続けないと
生きていけない、生きれない、生きて
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.6

恋はメリーゴーランドとは上手くいったもので
その距離は縮まらない、速さも変わらない
進む方向も見つめる先も一方しか向かない
華やかな見た目だけの単純なアトラクション

妻の乗る馬から僕の乗る馬は見つめ
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.6

この世界の生き方=逃げ方なんて
こうやって僕らは大人になっていくのかも

人の生きる術ってこの世界に存在する
人間の数だけ方法はあるはずなのに
結局、孤独とか焦燥とかに蝕まれてしまうと
自分を見失い他
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ラヴァーズ・キス(2002年製作の映画)

4.7

この映画は僕がまだ中学生だった時、
恋愛というのがまだどういうものなのか
恋愛というのは自分という人間とどう関わるのか
イマイチ合致できなかった頃、
今はもうない地元の行きつけレンタル屋さんで
たまた
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ラフ・ナイト 史上最悪! ?の独身さよならパーティー(2016年製作の映画)

4.6

お下劣で奇天烈で支離滅裂なパーティームービー

最初から最後まで、ずぅーーと笑えます
アメリカンジョークの至極。応酬。
ほんと容易く観れちゃいます

オススメの鑑賞方法は
お酒(コンビニ酒とか)ちゃん
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.3

求めていたものは求めていた存在として
きっとこの世に在り続けられない

手から消えていった命の種は
もう気づいた時には失くしてしまって
花を咲かせず土に還る

水はカラカラ、腹もカラカラ
心がカラカラ
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暗黒女子(2017年製作の映画)

3.6

文学サークルによる、
オリジナル作文の朗読定例会によって
明らかにされていく"いつみの死"

それぞれの嘘とそれぞれの真実で
暴かれたくない嘘と本当に隠したい真実が
交差しては食い違い、埋もれていく真
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