悠さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

悠

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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

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【全ての国民が、この男に狂わされる。】

いま、このキャッチコピーみて、うわ、って思った。藤原竜也というキャスティングすらも伏線だったみたい(笑)国民、って映画の中もだけど、私たちもだった。

日本映
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9

【いちばん大切なのは〈愛する〉才能。】

神様からの贈り物、なんて、ずるい由来の単語だ、と思う。

ガールスカウトの制服を着て大学の講義を受けるメアリー。多様化する家族、在り方を説教めいて押し付けるで
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

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【愛する妻の命を取り戻すため、夫は黄泉の国へ旅に出る】

ありがたい事に、初日舞台挨拶付き上映を友人からお誘い受けて鑑賞 。

ちょっと間延び感はあるけれど、子どもが出来たら、家族で一緒に観たいなあ、
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モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


「無意味な国籍で国が分けられていますが、南米大陸は一つの混血民族で形成されているのです。偏狭な地方主義を捨て、ペルーと統一された南米大陸に乾杯。」

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

【女は過去の恋を引きづらない。なんてウソ。】

"

せいちゃんは笑ってくれた
その歌がとても
優しくて 可愛くて 尊くて
わたしは泣いた

"

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

【不器用で愛おしい人々へ】


「蕎麦屋を開くまでには時間がかかるけど結婚はすぐにできる」

「それって」

「一緒に帰る」

予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

【「もうすぐ世界が終わるとしたらどうする?」】

「何もしない」

「タツオと二人で生きる」

「散歩する侵略者」本編がめっちゃくちゃ好きで今年ナンバーワンくらいだったからちょっと残念。初日舞台挨拶で
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

【何かがおかしい】

終始気味が悪い。主人公クリスともに居心地が悪い。

例えば身体的に特徴がある人を見かけたとき、「わたし何も気にしてませんよ気になりませんよ」っていう風に目を逸らす。その時の、自分
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.6

【あなたはこれを愛と呼べるか】

「あかん、一通逆走しとるで。まあええか。」

呟きが陣治の生き様を物語っている。別に彼は優しいわけではないように思えた。あの愛は、歪んだ一方通行だ。「十和子の為」とい
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グレイン(2017年製作の映画)

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東京国際映画祭グランプリ作品。

「我々が生きる一瞬一瞬が世界に害を与える原因となっている。過剰消費や過剰資本主義など・・・。人生を、そして人間性を大切にしよう。どこからやって来て、どこに向かっている
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.3

【この恋、絶滅すべきでしょうか?】

「とどきますか、とどきません。」

絶妙な一文から始まる原作。映画には出てこないフレーズだけど、観終わって、思い返して、これが浮かんだ。私の中のヨシカがこうやって
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先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.6

【口にできない想いがある。伝えたい想いがある。】

「お前が未来に出会う災いは、お前が疎かにした過去の報いだ。」

ナポレオンの言葉に突き動かされる響。高校生の中でも響を好きになっちゃうのはさすがにロ
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.9

【全ての働く人々に送る、勇気と感動の実話】

差別って何でよくないの?って色んな歴史が問いかけてくるけどこれは爽快。「肌の色が違うってだけで、賢いやつが仕事出来ないなんて効率悪いんじゃボケ」ってそうい
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.8

【人殺しの私を、愛してくれる人がいた。】

子どもの頃から美紗子に纏わりついていた "ひっつき虫" を優しく引き離す洋介。「あなたの優しさには、容赦がありませんでした。」

倫理観とかを説いている訳で
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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

【毎日が、新しい。】

パターソンの街に住む、パターソンの7日間。たまらなく愛おしい日々の端っこを垣間見させてもらった。

毎日大切に生きなきゃなあ、とかよくいい映画観た後思うんだけど、そんなに踏ん張
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亜人(2017年製作の映画)

3.1

【絶体絶命を、生きろ。】

アクション映画です。
そう思って観ましょう。

原作読んでいないけど、「亜人.com」でめちゃめちゃ笑ってしまった。

ダンケルク(2017年製作の映画)

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【絶体絶命の地"ダンケルク"の40万人、残り時間わずか。生き抜け、若者たち】

Dunkirk

サーミの血(2016年製作の映画)

3.7

【家族、故郷を捨ててでも彼女が願ったのは 自由に生きること】

2016年の東京国際映画祭で主演女優賞をとっていて、間近で見たのだけれど、彼女は、とても小さく、綺麗だったのを覚えている。身体中に巡って
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.8

【犯人は捕まった。真実は逃げ続けた。】

目に映らない真実を証拠として据え置いて、人が人を裁く、なんて限界がある。けど、世の中の善悪の軸にあるのは法だ。無理でしょう、無茶なことしているでしょう。証言が
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.6

【絶望がやってきた。愛する人の姿で。】

鑑賞後ずっと残っている。ズンときた。

散歩をしながら地球人の"概念"を奪って、地球侵略を進める宇宙人。「みなさん、頭の中でもしかしてって思ったことあるでしょ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

【何があっても、守り抜け!】

邦題とキャッチコピーこれ、B級アクション映画だと思っちゃうよ。危ない、観てよかった。いやあハラハラドキドキ盛り上がりつつ、人間の汚さ、階層社会、家族の存在意義とか、愛と
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.4

【魔女、ふたたび。】

スタジオポノック第一弾作品。NEWSZEROで特集が組まれていて、高畑勲、鈴木敏夫2人のための上映会がやっていた。(宮崎駿は「俺は観ない」と言ったらしい(笑))「よくやりました
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.9

【ラスト、きっと このタイトルに涙する。】

「全部自分で選択してここにきたの。偶然じゃない。運命なんかでもない。」

久しぶりの映画館、シンプルにいい映画が観たかった。良かった。思春期の頃、引き合わ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

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「やはりヨノイも一種の日本の“神”であるし、ハラもまた“神”なんですが、西洋合理性だけでは抵抗できないわけで、そこで神というか、異神というか、異国の神が登場することによってドラマが起きる、そのぶつ
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.8

【その怪物が喰らうのは、少年の真実。】

絵本のような映画。水彩絵の具が伸びていくのをスクリーンで観るのは不思議な感覚だった。子どもの頃の不安定さとか止められない衝動とか、心がぎゅっとなる。邦題、好き
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植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

3.5

【名前しか知らない、あなたを好きになってもいいですか ?】

なんとなく、ただたださらっとハッピーエンドのが観たくて借りた。高畑充希ちゃんは本当に可愛い。なんであんなに瞳がキラキラしているの! 食べ物
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