ゆうすけさんの映画レビュー・感想・評価

ゆうすけ

ゆうすけ

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

少年時代が、いかに尊く儚いかを突きつけられる作品。目的やリスクを一切考えず走り抜く無鉄砲さに、ある種の畏れを感じた。

成長と共に価値観が変わるのだから、友人でありたいと思う存在も変化していくことは至
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

天才学者の好奇心と政府の思惑、それぞれの利害が一致してしまったことで歯車が動き出し招いた凄惨な歴史。

良かれと思い国家に知力を尽くした結果、不特定多数の命を奪う兵器として利用され、最終的には逆賊呼ば
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

上映当時クイーンに纏わる作品と知らずに嗚咽したので、更なる感動を求め聞き込んでスクリーンにリベンジしたのを思い出した。

壊れ続ける自身の体、修復した仲間との絆、あらゆるものを背負い覚悟を決めたフレデ
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.8

子供は環境を選べない。
より良い環境(学校)探しに奔走するご両親と、「個性」を受け入れ伸ばそうとする校長先生の姿が立派だと感じた。

「一般的ではない個」も集まることで、「普通の集団」になっていく、内
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

3.8

圧倒的豪華キャスティングを無駄にしないストーリーの面白さがそこにある!

頻繁にう⚪︎ちするけど、毎回体内ではこんな細胞達がてんやわんやしてるだなんて、、

やはり、佐藤健×漫画実写化=ハズレなし

国宝(2025年製作の映画)

4.8

スマホは倍速視聴、映画館は寝てしまう超絶タイパ&多動症の自分が、何かに取り憑かれたかのように没頭し、あっという間で圧巻の3時間。

「歌舞伎」という浮世離れした異世界で起こる全てが強烈で、何が当たり前
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

初回鑑賞の大学時代の時ほど心動かされなかったのは、映画そのものに対する関心が薄れたからか?

何とも心温まる映像と音楽の素晴らしさは不朽で、当時の人々にとっての「映画館」という存在の尊さを改めて感じた
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新幹線大爆破(2025年製作の映画)

3.5

んーなんだろ、このかゆくなる感じ。シン・ゴジラと近い感覚。

名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)(2025年製作の映画)

4.4

「ミステリーのど真ん中」
コナンの一丁目一番地に原点回帰した作品!

古典に精通する蘭姉ちゃんの博識さと、哀ちゃんの天才科学者ぶりに感服。。

「大切な人を奪われる」
主要人物達が等しく味わう、絶望に
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シンデレラ(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シンデレラという一般化された言葉の語源
優しさと勇気、心洗われる美しい世界観

オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.6

ウィキッドの復習で初鑑賞。

新たに手に入れたいものは、既に手に入っていることもある、心の持ち様で夢は叶う。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

・あなた誰なの?理想像(アイドル)と現実が乖離し生まれる恐ろしい第二の人格
・金と欲に塗れた汚れた世界、アイドルからヌード女優への転落
・絵の技術と不協和音が編み出す恐怖、夢と現実の錯綜

ロストケア(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「殺した」ではなく、「救った」
当事者にしか分からない、底知れぬ苦しみ
子の人生を犠牲にすることは親も望んでいない
絆は呪縛、解き放つためのロストケア
介護における「逃げ」とは

ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.2

記録用

CG無し演出、予算の暴力
外見差別、怖くても立ち向かう勇気
人間都合で虐げられる動物との共存
歌唱力と演技力、原作を生で観たい
160分があっという間の引き込まれ
「優しさ」とは、言葉に出し
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

お互いの過去を消そうとしたカップルが、記憶を失いかけ改めて、自らの過ちと相手への愛に気づかされ「やり直す」作品。

失った方がいい記憶なんて無いのかも。その記憶があるからこそ、今そして未来が在ると感じ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

愛を知らず非行を繰り返す少年と、愛する妻を失ったカウンセラーの教授が、すれ違いぶつかり合いながら、第二の人生を歩き始める物語。

「君は悪くない」
欲しかったのは、この一言だったんだ。

主人公の非凡
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.1

非人道的な悪習が招いた最悪のブーメラン。
当事者ではなく、無垢な8歳の青年に跳ね返ることが、何ともやるせない。

歪んだ思想や教育だとしても、生まれ落ちた環境次第で、疑う術も無く染まっていく真っさらな
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正体(2024年製作の映画)

4.3

逃亡した21歳の死刑囚が、「世界中が敵だとしても自分を信じてくれる人々」と出会い幾度となく助けられ、冤罪を証明する作品。

「大勢から非難されると、思わず容疑を認めてしまう心理の理解」同じく冤罪で起訴
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リプリー(1999年製作の映画)

3.8

「真似ること」がもたらす最悪のシナリオに、思わず声を漏らしてしまった。証人が1人もいなくなり嘘が真実へと変わる瞬間に戦慄。

与えられる側の主人公が、与える側の富裕層になりすまし、自らの欲を満たす為、
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

移ろいゆく時代と顧客に刺激を与える作品を生み出し続けることの難しさ、廃れ忘れ去られることへの恐怖。

エンタメの中で生き、死ぬことを選ぶ主人公の生き様が突き刺さった。死んでもいいと思えるほど没頭する何
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どんなに意思が弱そうな人でも、自分でコントロールなんてできない。

良い意味で絶望することで気付かされる、正しい現在地。

何者でないなら、圧倒的量をこなせという真理。

シュレック2(2004年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

シュレックならではの音楽の美しさ健在!

自分が怪物だから、娘には違う人生をっていう、親の勝手なエゴねえ、、

シュレック(2001年製作の映画)

3.7

人を見た目で判断しないこと、概念として大事なのは理解していても、実際バイアスかけないのってめちゃくちゃ難しいんだよなあ

ライオン・キング(1994年製作の映画)

3.7

荘厳な音楽と世界観でとっても好きな作品なのに、本場WDWのミュージカルで大爆睡かましてしまいごめんなさい

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ネットの脅威、安易な気持ちでSNS書き込みを見ちゃダメ

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

陽気な乳母さん、こんな親と出会えたら子供は真っ直ぐ育つんだろうなあ

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ウルヴァリン観てなくても、父と娘の家族愛にグッと来るのだから、ファンはたまらないだろうなあ

リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.7

旅行で声出なくなった時アリエルっていじれたんだけど、そういうことか。

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

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