クインシーの、人としての深み、人生の哀しみ、幸せ、栄光、挫折、全てを包含する温かい眼差しと、魅力。
家族みんなに祝福された笑顔と、エンドロールに並ぶ錚々たる顔ぶれが、数々の受賞歴を凌駕する。
JAZZに惹かれはじめ、「ポートレイトインジャズ」「ブルーに生まれついて」など、目に入ったものから少しずつつまみ食い、名盤と紹介されているアルバムを手当たり次第聴いてみる‥ という、ランダムで取り留め>>続きを読む
デクスターゴードンが、とてもチャーミングで、哀愁があって、いい。
繊細で孤独、自分が傷ついてボロボロでも決して人を傷つけない。一途に音楽だけを追求する。
そして、後世に残った。
自分のストーリーには価値があると思うこと。
ストーリーは経歴ではなく、何が好きか、何に関心があるのか、ということ。
他人の面白いストーリーには興味あるけど、自分のストーリーにはあまり目を向けてこなか>>続きを読む
トランペットの音色が甘く切ない。ハスキーな声も飾らないリアルを感じる。
自分の演奏を極めることだけに人生を賭けたひと。
マラドーナに特別な思い入れはなかったけど、最後まで飽きずに見れた。
純粋で明るく愛情深い少年、青年が、まわりに振り回されて消耗していく姿は、切ない。
無意識のうちに、麻薬のようにじわじわ浸透し、気づいた時にはもうやめられなくなっている。
環境問題や新型コロナよりもある意味恐ろしく、ややこしい難題に人間は直面しているのか。
自分で作った罠に自分が落ち>>続きを読む
とても面白い。センスも良し。
小気味良いテンポ、どんどん引き込まれるストーリー展開、ちょうどいいユーモア、エノーラの頭の良さとチャーミングなキャラクターとマッチしている。
エンディングロールの最後>>続きを読む
このカップル、感情移入しづらい。
記憶は消せても、本質は変わらない、ってことか?
愛とは...。
言葉を文字にすると、話すのとはまた違った特別な伝わり方になる。
読書の楽しみもそれに似ている気がする。
愛とは、努力して得る部分と、自分の残りの半分を探す要素と、両方あると思う。
偉大な芸術家に表現の自由と発表の場があるのは、素晴らしい。
いろんなサブスクサービスが乱立する中、そういう価値への対価なら、納得。
「彼は最期、1人ではなかったと伝えたい」
心に沁みる。
助けようと近づいた瞬間に刺され、自分の身を守るためになんの罪もない目の前の若者の首を絞める。それが戦争。
「なんとも言えない地下の臭い」
どんな言葉よりも侮蔑的。
本当はただ、金持ちかそうでないかだけの違いなのに、家族丸ごと、人格そのものから否定されたような屈辱。
痛快なテンポ、笑えないコメディ。
ようやく見ることができた。
ウィレムデフォーは、圧巻。
作品の初めから終わりまで、一貫して切なく、胸が締め付けられる。
タイトルバックの黄金の草原と、イエスキリストにも見えるゴッホの祈りの姿にも。>>続きを読む
生きるために必死で大人と戦う毎日に、悲しみ、怒り、絶望の表情しかなかったゼインくんが、最後に見せる笑顔に初めて、12歳の等身大を感じる。
2人の見た目のインパクト、なんともいえない音響、そして生々しい自然や動物が融合して、独特の世界観。
しばらく頭を離れそうにない。
人生を思い切ってリセットし、探究の旅で起こった出来事全てをきっかけと思い、出会った人全てを先生と思うこと。そうすれば、新しい自分が見えてくる。
なるほど、いい言葉だな〜。
逞しくも美しいジュリー。
家族を失い悲しみに打ちひしがれても、亡き夫に愛人がいたことを知っても、毅然として取り乱さず、冷静。
でも決して感情を押し殺しているわけでもなく、誰かを恨んだり拒絶してもい>>続きを読む
👏
音楽が感情を盛り上げる。
音楽で映画が記憶に残る。
音楽を聞けば、シーンが、時代が、蘇る。
映画音楽の魅力を科学者に解説させる、という発想も面白い。「科学には解明できない」で締め括るなんて、粋>>続きを読む
近くにいてもお互い向き合わず、中身のない会話で表面的に繋がっている、家族横一列の食事。
家庭教師によってどんどん加速する最後のカオス、絶妙に遅れるお父さんのツッコミは、まるでコント
投げやりで乱暴>>続きを読む
マルゲも素晴らしいけど、ジェーン先生が素敵。
自分の信念を持つこと、その信念に忠実に行動すること、の大切さ。
スーパーに買い物に行ったら普通に食料売ってて安心した(笑
都会の生活は、こんなにも脆いのか。
映画館で観るべきだった!
職人魂と友情に感動。
こういう展開だと、ビジネスマンはただダサい笑
テロリストに仕立て上げられた少年たちが、ただ、哀しい。
大切な家族のために、戦う。
ホテルの従業員としての誇りを持って、戦う。
信じる神のために、戦う。
それぞれの正義、それぞれの悲しみ。
ホテ>>続きを読む
イギリス上流階級の伝統と規律とプライド、そして、その裏側にある嫉妬、不自由、哀愁。美しく完璧に整えられた敷地、建物、調度品。
カオス状態が、終盤に向けて見事に纏まっていき、後味良し。
フルコース、>>続きを読む
偉業達成。
平穏な幸せでは、生きていることが実感できない、戦士のDNA 。
人は人との関わりを通じてしか、生きる意味を感じられないと思っていたが、全くベクトルの違うモチベーションを持つ人が存在する>>続きを読む
非常に骨のある社会派映画。
薄暗く青い映像、緊迫感を煽る音楽、無機質な事務所の内装、田中哲司の猛禽類のような目、究極の苦しみに追い詰められやつれる松坂桃李、突き刺す太陽光。
映画館で観たかった。>>続きを読む
この不倫に共感はできない。
人間の愚かさ。チューリップ🌷に罪はない。