ep.1 で期待値は上がりに上がったものの、話が進むにつれてだらだらと失速していった印象だった。
まず、浦飯幽助の戦闘センスをここまで丁寧に映像で表現できるのか、と心底驚かされた。あるものを活かし、>>続きを読む
ドラマ本編を完走してから知ったこの0話的回。人間関係とかバックグラウンドの説明を最低限に省いた構成に唸らされ、もはや「行間を視聴者側で埋めていく感じが落語っぽい」なんて思って思っていたのは何だったのか>>続きを読む
当時これを見ずに何やってたんだか、と思うくらいマジでおもしろい。落語の噺と骨格とリンクさせた脚本、落語の話を演劇的に表現する演出、サゲで改作落語として物語の結末を描くという構成など、めちゃくちゃ冴えて>>続きを読む
わりとピュアな、というか自己批判のない「日本のため」みたいな愛国右翼っぽさが漂い続けること以外は、すごく好みの作品だった。
単純に話の筋を追っていくだけなら、ややこしそうに見えて頭からっぽにして見れ>>続きを読む
スーパー気楽に、頭を使わずに見れる適度な深さがよかった。匂わせぶりで展開を薄く引っ張り続け(それがちょうどよかった)、そこまで練り上げられている感じもないストーリーではあったものの、各キャラクターの魅>>続きを読む
期待値-3000万から、まさかの大逆転。全然完璧ではないし、性急なストーリー展開や日本との考え方や物事の見方のギャップゆえに発生したツッコミどころは多いし、「え、なぜ?」みたいな細かい変更点もかなりあ>>続きを読む
シーズン3にきて物語が大きな何かに呑み込まれしまったかのように、まるっきり違うドラマになったようなそんな印象を受けた。終始居心地を悪くさせるブラックユーモアも、どんな顔して見たらいいかわからないナンセ>>続きを読む
ep.3のビルとフランクのエピソードにもっとも心を揺さぶられた。こういう極限状況において、セクシャルマイノリティーの人の権利や幸せはシスジェンダーの人のそれと比べて脅かされやすいものだけれど、本作にお>>続きを読む
2022年末から2023年の年始で見ました。
なんかいいドラマないかなーと適当に漁っていたところ、アサイヤス監督ということで視聴。で、A24作品で、音楽がサーストン・ムーアであることを後に知る。>>続きを読む
自ら望んだわけではなくパワーを手に入れ、望んだわけでもなく持て囃され、勝手に見限られる……というシー・ハルクというキャラクターの構造が、そのまま現代に生きる女性のアナロジーとして受け止められるように思>>続きを読む
フェーズ4では最高の仕上がりだった。特に前半が素晴らしく、カラチに行ってからの中盤で若干失速したように感じたが、母と娘というテーマで魅せ切られてしまい、何度も込み上げるものがあった。
ゆったり見せる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
すごく面白いし、作品世界に浸りたいからいいのだけれど、全体的に無駄が多いといか冗長なシーンが目立ち、余韻過多がゆえに、あと5%くらい絞ればもっとよかったのではないかと思わざるを得ない。
作品の構成上>>続きを読む
ストーリーとしては見応えもあるし、十分面白いので楽しく見ていたのだけれど、最終話の「母親をイブに逮捕させるのがヒーローなのか?」というようなセリフの陳腐さで一気に萎えた。
ヒーローとは?というMCU>>続きを読む
才能とその代償、あるいは本当の敵は自分自身といったようなテーマ、孤独や虚栄心、自己破滅的なキャラクターがゆえの人間関係の難しさを切り取った物語性、もしくはフェミニズムや人種差別、薬物依存など現代的なイ>>続きを読む
ポンコツ珍道中ものではあるが、シリアスな社会性の織り交ぜ方がとにかく素晴らしい。なんでもない主人公が、貧困から抜け出そうと、何者になろうとする人生ドラマだけで切り取っても無二の面白さ。ドナルド・グロー>>続きを読む
サイコパス少年の成長に泣ける。人はどんなきっかけで変わることができるのかわからないし、ともすると他人の人生に対する見方も変わるような作品だと思う。