AKANEさんの映画レビュー・感想・評価

AKANE

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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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少年たちの現実逃避としてのスケボーカルチャー。

兄の部屋に忍び込んでCDのアーティスト名端から全部メモしていくとか、
憧れのカッコいい人たちに近付きたくて無理して酒タバコドラッグ女遊びやってどうにか
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ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最後の劇場公開ということなので駆け込み。

ミュージカルの中だけは恐ろしいことが起きないの。という台詞よろしく、まさにセルマの妄想シーンが現実とどんどん矛盾していくのはジョーカーを思い出したけど、セル
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分を守るために、平気なフリをする家福、セックスに狂う音、運転するみさき。

私は1番家福に感情移入しながら見てたのだけど、高槻やみさきとの出会いの中で彼の中で徐々に変化が現れ、最後みさきの故郷で自分
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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THE BATMANを鑑賞後、アメコミヒーローを色々調べてジョーカーがヴィランだという理解を得たので早速。今更感ありますが。
上向かない生活、政治家や上流階級、警察への不満。現状の日本を含む(主にアメ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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初めてアメコミヒーローものを鑑賞。
登場のサントラが頭から離れない。
ちょっと長かったかな。
闇から現れる登場シーン、闇の中で爆発だけが光る銃撃シーンが印象的でした。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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途中からゴッドファーザーかと思った。

イタリアのファミリー経営&ファミリー文化って良し悪しやな、、

アダムドライバーって、なんか身体の動きが冴えなくていいよね。

ワンタンミー(2015年製作の映画)

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初めて観たシンガポール作品

飲食店の数だけ人のドラマがある

主人公の料理評論家の、インタビュー中の穏やかな笑顔が印象的

「人を食わせることは尊いことだ」という言葉

シンガポールの人と文化、そし
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

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自分を誇示し誰かに認めてもらいたい悲しい男
でもそんな虚しさを自分でも分かっている



モーテルのベッドのシーン、メッチャドウテイでワロタ

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

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ヤンヤンの小ささとひたむきさにキュンとし、賢さにハッとさせられる。

姉のティンティンのエピソードではクーリンチェを彷彿とさせる事件もあり。

自分の背中は見えない
映画のおかげで人生が3倍になった
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青春神話(1992年製作の映画)

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ここでも雨。湿度。そして大雨になると浸水するアパートの床。
あとエレベーター。
性欲。

「河」と俳優とセットが一緒だからそう感じるのか、撮っているものが似通っている感じ。

雑多な都会に生きる、皆そ
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(1997年製作の映画)

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邦題「河」よろしく河、水を切り取ったシーンが印象的。

最後堰を切ったように雨漏りが降り注ぎ、
親子の涙も流れる。

ハッテン場の長回しシーンと日本産AVは引いて見るとちょっと異様。

台詞が極端に少
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エドワード・ヤンの恋愛時代(1994年製作の映画)

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エドワードヤン作品にありがち?台湾映画にありがち?な複雑な相関関係、名前の覚えられなさ、そして頻繁な痴話喧嘩に疲れたのは認めざるを得ないけど

随所に出てくるエレベーター
見えないけど見入ってしまう闇
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カップルズ(1996年製作の映画)

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登場人物全員女に翻弄されてた。
マルトが秘密の隠れ家みたいなところに匿われてるシーン、ルンルンの「ボンニュイ、マルト。」が良かったな。
女3対ホンコン1で痛い目に遭ってトラウマから泣きじゃくるの、笑え
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欲望の翼(1990年製作の映画)

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レスリー・チャンの美しさと、マギー・チャンの麗しさ。
最後の最後に出てきて1時間半をかっさらうほどの印象を残すトニー・レオン。
ウォン・カーウァイが作る美しい映像とあいまって香港俳優のpvみたいな感じ
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

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唐突に現れた温泉(?)のシーン、
half of itまさに片割れの様に2人の顔が水面に浮んでて素敵だった。

愛とは厄介で、おぞましく利己的で、それに大胆。
愛とは努力すること。

心に留めておきた
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夢の涯てまでも(1991年製作の映画)

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約2週間かけて5時間を鑑賞。
途中何度も興味を失いかける。

気になるオトコを追っかけて
世界を駆け回り
目まぐるしくも楽しい前半

オーストラリアの研究所についてからは
訳分からん研究にこちらも付き
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悲情城市(1989年製作の映画)

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時代に翻弄された、ある一家族の淡々とした物語。

家族や大切なものを守ろうとする力強さもあり、同時に物哀しさもあり。

あと大戦前後に日本周辺の国(台湾、香港、韓国、中国)に生きた人たちを題材にした映
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

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退廃的な東ドイツの雰囲気がモノクロとマッチしてた。ベルリン行った時に建造物の壁面の絵が不気味だったことを思い出す。

図書館のシーンが印象的。カメラワークもまるで自分が天使になって自由に移動してるよう
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

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過去や縁故にこだわる男と、
未来や未知のものをみつめる女の対比

ネオン光る台北の街をバイクで駆け抜けるシーンと、
車のライトが古い建物を照らすシーンが印象的だった

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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放浪の旅のことや
その旅を続けた理由
弟夫婦の心配
息子ハンターと実の母親との再会
全てがほっぽり出されたまま

テキサスのカラッとした空と大地
哀愁漂うアコギの音色が
全てを良い感じにしてたな〜〜み
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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全体的に清貧な印象なのにワンシーンごとに情報量が多すぎて頭回んなくなって結局画を見ていたら終わっていた言ったほうがいい…

ただとはいえ青春ものなのに最初から最後まで全く爽やかな感じがなくてずっとどこ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

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サイケなシュルレアリズム、とでもいうべきでしょうか…

登場する物すべて不気味な愛らしさがあってよかった。

ちょっと解釈はもう一度見てから考えたい。ていうかこれを朝からやってるBS NHKよ…て感じ
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

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めちゃくちゃコンマリ的な映画かと思ったら、アンチ・コンマリで安心した。

物って人の記憶とか思いを媒介するものだよなーと改めて思う。

なんでもただ捨てればいいんじゃなくて、自分が前に進めむためには捨
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

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「政治家を笑ってるうちはこの国は絶対に変わらない」という冒頭の言葉が突き刺さる。

本来であれば1番政治家になるべき人が
政治家に向いていないと思わされる現状よ…

メランコリック(2018年製作の映画)

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主人公のキモさの演出がよい。

子供に関心があるようで無い親、懐が広い。

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

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苦しい〜〜若いって苦しいヨナァ、、、てかんじ(どんな感じ)
みんな痛々しいほど、危なっかしいほど真っ直ぐで、こんな風にはなれないわ…と思いつつ羨ましかった

アフリカン・ドクター(2016年製作の映画)

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挿入歌がよかった。特にvoudou game。

アフリカ系の人たちが話すフランス語が母音強めで日本人としてはとても聞き取りやすくていいリスニングトレーニングになった。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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挿入歌のサウンドと、車のアクセル音ブレーキ音がハマってるのが爽快!

いろいろありえへん設定とか流れあるけど、総じてアンセルエルゴートの何とも言えない魅力が際立つ〜〜あのティーンでもないけどまだ20代
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

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フィクションに続いてドキュメンタリーも。

フィクションの方、このドキュメンタリーの主人公である望月記者の著書が原案だったのか。それも納得の彼女の取材姿勢の勇猛果敢さ。だけどこの人がジャーナリストの中
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新聞記者(2019年製作の映画)

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よみがえる森友学園問題での赤木さんの死。「この国の民主主義は形だけでいいんだ」という台詞が全てを物語っている。

この映画に描かれてることは大なり小なり全て現実に起こってることだと考えるのは私が日本の
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

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トラウマになる可能性が怖くて見てなかったけどようやく視聴。やっぱり暴力の描写が過剰、、、それが現実でもあるんだろうけど。嫌〜な心臓の早鐘がパラサイトの時と一緒だった。

ウーン、なんか普通にドキュメン
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太陽の塔(2018年製作の映画)

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岡本太郎の精神性に繋がる著作、民俗学、哲学などなどもっと勉強したくなった。

様々な人のインタビューを張り合わせた感じで疲れる部分もあったが、
「見返りを求めない贈与をする人が変化の起爆剤になる」「太
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ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)

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ヴァルダとドゥミって夫婦だったんだ!という基本情報を視聴後に知る。

ドゥミの作品はシェルブールの雨傘くらいしか見たことなかったけど、音楽と色彩がとっても印象的で、あのパレードのシーンは少年時代の思い
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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アニエス・ヴァルダ作品がアマプラで公開されているとの噂を聞きつけて。

何でもない周囲の喧騒やカフェにいる人々が急に煩わしい程生彩を放って見えるとか、道行く人々が自分を見つめてくる(しかしそれは自分が
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