心にずっと残り続ける映画があるとするならば、まさしくこの「シャーシャンクの空に」だと思う。
希望を抱き続けることの大切さ。または、希望というものがいかに尊いものなのか。言葉で語ることは簡単だけれども>>続きを読む
吃音症の英国王という実話を元に作製された映画。人前で話すことを求められる主人公が、どれだけ吃音に悩んでいたがよく伝わり、主人公の苦悩が画面を通して、自分にまで届いてきそうだった。それはひとえに、俳優の>>続きを読む
ホーキング博士の伝記。彼がいかに自身の困難を、境界を越えていこうとしたかがよく伝わる、心に残る映画だった。
伝記だからだろうか。闘病生活やそれに関わる人たちの描写に妙な現実感があり、それがより物語に引>>続きを読む
人間は他者がいないと生きていけない。という本当に当たり前のことを、再確認させられる映画だった。誰かとの本気の接触があるからこそ、人間は自己を豊かにしていくことが出来る。主人公に本気でぶつかっていく人の>>続きを読む
一人の男が芸術によって変容していくさまが、演者の見事な演技力で演じられている。男の心の機微を微かな表情の変化によって演じあげているからこそ、ぎゅっと心に響くものがあった。口数の少ない男が零したクライマ>>続きを読む
話の明瞭な繋がりや、登場人物の細やかな感情の動きを描き切っていないのに、何故か最後まで見ずにはいられなくなるのが不思議だった。矛盾点や詳細を考えさせられる前に、画面から伝わる空気感や、街並みや人の独特>>続きを読む