よあけさんの映画レビュー・感想・評価

よあけ

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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

エクソシスト系の映画を恥ずかしながら初めて見たのですが、エクソシストとは何なのかとか、異端審問とは、とか日本であまりなじみのない部分も、映像を通してみるとイメージしやすいですね。
ホラー映画ですが人が
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

公開当初映画館で視聴。
いけにえを捧げることで禍いを封じ込められるっていう設定で、男女がわちゃわちゃ頑張る。それに絡めて震災とか家族愛みたいなのが展開される。
ストーリーは最初思ってたより恋愛要素多い
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.8

ある夏休みの日、4人のキッズたちが死体をさがしに線路に沿ってひたすら歩く!子供同士が使う言葉も、大人が子供にかける罵詈雑言も、日本では使わないようなかなりのきつい悪口でおもしろかった(笑) そんな悪口>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

現実なのに夢のような、なんの脈絡もない場面がつぎつぎとつながる。
そしてそれらは決して心地がよくない。まるで悪夢。
母(実際にはそうでない人も含む)に対する畏怖、母というか愛全般?屋根裏の表現は監督の
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.5

宮廷で殺人の疑いをかけられた全盲の男がどう振る舞うか?みたいな話でした。
王の子が死ぬときの画が一番インパクトあったし、社会的弱者といえども周囲のいろんな人の力を借りながら反逆を謀る場面は面白かったけ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

少々ネタバレあり。
毎日同じルーティンでトイレ掃除をしながら生計を立てるおじさんの物語。
見る前はあまり興味をそそられなかった(おもしろそうだと思わなかった)んだけど、カンヌにノミネートされたというこ
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.8

ハサミ男が出てくる最初だけホラー映画かと思ったけれども、とんでもない。とてもハートフルな映画でした。パステルカラーの街がかわいい。ラストは切ないね。

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.0

北朝鮮の実情と脱北者たちの命懸けの脱北の様子が細かく描かれてます。すべて実際の映像を使って作られてるとのことで、非常に臨場感がありました。肥料が足りなくて農民自ら肥溜めを作りそれを当局に提出しなければ>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

プロポーズの翌日に忽然と姿を消した28歳の女性・市子に秘められた秘密を、恋人の男性が追っていく。
物語は、市子の小学校時代・高校時代・そして現在という3つの時制が前後しながら進んでいく。またそれぞれの
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

パーティで面白半分で降霊術を試す若者たちがとんでもないアクシデントに襲われる映画。最初から最後までずっと怖い映画ではなく、アップテンポなシーンとスリリングなシーンが使い分けられており見ていて飽きません>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

好きなことをこれだけやっても(やったから?)みんなに愛される優しい世界って最高ですね。不良少年たちも優しい。普通ならいじめになりそうな小学校のあのシーンでも返しがとんち効いてて好きです。もしかしたら辛>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

3.0

キリエの歌声は圧巻だった。それいらなくね?っていう描写が多かった。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジャズのプロを目指して仙台から上京してきた青年が、東京でバンドメンバーを集めて日本一の劇場で演奏するという物語。紆余曲折を経て日本一まではかなえるけど、まだ先がありそうだな~なんといっても彼の目標は世>>続きを読む

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.0

イランが題材となっている映画を初めて見た。
犯人を追っている(観客は誰が犯人か知っているわけだが)という部分だけでなくこの国の貧困や危険な思想など、緊迫感が終始はりつめていて、目が離せない展開だった。
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

ドライビングゲームのプレイヤーがプロのレーサーとして活躍する物語。
車のことはよくわかりませんし、ワイルドスピードとか見ても面白いと思わなかったので期待せずに見ましたが、期待を超えてきました。
実話ベ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.2

いままでにないテイストの映画で芸術的だったが、ストーリーはいまひとつ。絵を楽しむ作品という感じかな。(といっても楽しめないような不気味な映像も多いけど)

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.0

予告編おもしろそうだったから見に行ったんだけど、魅力的なのは海上(海中)施設や古代生物の壮大なスケールと圧倒的なCGの数々ぐらいかな。こんなん作れるんだー!海外映画やっぱすげー!とはなった。アメリカと>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

ベイビーブローカーの言葉から連想されるイメージでは、人情のかけらもない冷酷な取引が浮かんだけれども、そこまで乱暴な描写ではなく、ともすれば温かい家族に見えてくるような描き方がされていた。是枝監督らしい>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

防犯カメラで世界中の人々の居場所が瞬時にわかるようになった時代。その識別技術に目を付けた黒ずくめの組織に、灰原の正体がバレて拉致されてしまいます。灰原を取り返すためにコナンたちによる追跡が始まるわけで>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.1

笑いあり涙あり(泣いてないけど)な映画でした。もう一回見たくなるような楽しい映画。属性の違いが社会問題にもつながっているストーリー好き
恋愛要素ちょっとあつすぎない?笑

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

2.7

タランティーノの映画難しいんだよな。レザボアドックスもそうだけど。
正直初見ではおもしろさがわからない…。どっかの考察を見てやっと謎が紐解ける感じ。
また例によって人がいとも簡単に死んでいく映画だった
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.9

これぞ洋画というような、だいぶいろんな意味でクレイジーな映画でしたが、そのクレイジーさが見てて楽しかったです。悩み多きときに見たらそんなちっぽけなことぐらい!と笑え飛ばせそう。
これが実話だと?

RRR(2022年製作の映画)

3.0

話題になってたから観たけどうーん
良くも悪くもこれがインド映画っすよね笑

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.2

ウーン。やっぱりシリーズ見てないと面白くないのか。洞窟を探検するシーンは◎

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

スペイン内戦のころの不安定な情勢を題材にして、妖精(日本人の連想するそれとはだいぶかけ離れている)がいる世界《パンズラビリンス》に思いを巡らせる少女の話。
中盤ぐらいまではまったく面白さがわからず、妖
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

人を◎す、強制終了ボタンも利かない…、こういった人型AIの開発競争が今よりもっと熾烈になってきたらきちんと法整備もしないと、悪徳業者が作ったAIとかはこんな風に暴走することもありうるのかもね。
とはい
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

主人公はいつまでもアシスタント止まりの売れない漫画家。彼はある日偶然目撃した凄惨な殺人事件からインスピレーションを得て、殺人鬼が4人家族を狙って連続殺人を犯すという題材の漫画で大ブレイクを果たす。する>>続きを読む

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.6

チェコスロバキアの女性死刑囚がいかにして毎日を過ごし、犯罪を犯し、死刑囚として出来上がるかを描いた映画。

平日の夜に小劇場に見に行ったんですが、意外にもたくさんの人が見に来ててびっくりしました。こう
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

怪物だ~れだ?

これはいったい何の映画なんだろう…
子供のいじめ?教師の体罰?思春期(少年期)の感性の豊かさ?
なんかどれもしっくりこないんだよな。
自分のボキャブラリーの範囲では、この映画を一言で
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メメント(2000年製作の映画)

3.7

いままでに見たことない種類の映画でした。
ノーラン監督のTENETも見たことあるんですが、時間軸を操作することは彼の得意分野なんですね。恥ずかしながらあんまり知らず。。
ただトリッキーな構造にしてるだ
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.6

ざっくりいうと>>白人至上主義の女性たちが集まっておこなわれた会合の帰り道、メンバーの一人が前から快く思っていなかった知り合いのアジア系の姉妹の家を、みんなで物色しに行くという話

彼女たちのモチベー
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.0

いい。すごくいい。

韓国版もハラハラさせられる面白い作品でしたが、こちらはそれを踏襲したうえで話に厚みを持たせており、数段上を行く作品でした。とりわけお札の中でのあのシーンは映画でしかありえないよう
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.3

高校生の青春の一コマを切り取ったもの
青春あるあるのキャピキャピ感というよりむしろこの時期特有のさまざまの複雑な感情を繊細に描いたものという感じ

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