yochinoirさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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終わった人(2018年製作の映画)

3.5

観るつもりじゃなかったけどWOWOWつけたらやってたので鑑賞。

なんと舘ひろしが盛岡出身という設定で、映画の中に盛岡が散りばめられていてキュンキュンしてしまった。

素朴で優しい盛岡弁、さんさ踊り、
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.0

当事者の負った傷やこれまで心細かった時間は本当の意味でわかることはできないし大人になるにつれて癒えていくのかもしれないけど、それぞれに心のどこかにあって、ふとしたときに出てきてしまうんだろう。
ショー
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.2

レネーに笑わせてもらいました。
頭を打ってからのレネー、そしてもう一度頭を打って元に戻ったレネー。
客観的にみたら不安定すぎて、おもしろかった笑

自分のありのままを愛すのって難しい。
コンプレックス
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.7

子どもたちが小さかった頃の自分自身を思い出して泣いた。

マーロが自分の子供時代とは違う人生を自分の子供達には歩ませたいという気持ち、だから完璧さを自分に課しその自分自身の思いに潰されてしまい、さらに
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.4

母と娘、母と息子では違うのかもしれないけど、私も成長の過程で似たような時期があったようにも思う。

自己主張と被害妄想と、悪いのは自分じゃないといいたい気持ちのごちゃ混ぜだったと今では思う。

いい子
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.7

ソフィー一家とその家政婦クレアの日常が淡々と綴られている。
雇い主側のソフィーと雇われる側のクレアでは、全然身分が違うように見えるけど、身分に関わらず女性が傷つき立ち直っていくという部分で繋がりあって
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.4

(引用)
人生はモノでできてない

持っているモノの多さで幸せははかれない

生活に必要なものは100個くらいだとわかった
その次の100個は生活を楽しむため

所有とは責任であり
モノは重荷になる
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

コロナでこんな風に世界がなるなんて誰が想像しただろうって思ってだけど、スティーブンソダーバーグ監督は想像して映像にしてた。すごいと思う。
ものづくりをする人の想像力、創造力の素晴らしさを実感。

be
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37セカンズ(2019年製作の映画)

3.9

ユマちゃんの、行動力が素晴らしい。
そしてゆまちゃんのおかあさん、強くたくましくユマちゃんを守って生きてきたんだろう。
私がゆまちゃんなら確かに母親の過保護から逃げたい。自分自身で世の中と向き合いたい
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.3

世界最古の経済バブル「チューリップ・バブル」が舞台の話。
裕福なコルネリスに孤児院から買われるように結婚したソフィアと貧しい画家ヤンの禁断の恋の話っぽいのかなと思ってみていたけど違っていた。
コルネリ
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.5

世界一優雅な野獣、そのものでした。
セルゲイの肉体的な逞しさ美しさの内側に繊細さと優しさと儚さがある。

俯瞰してみてみると、人の成長過程にある一連のこと。そのバレエダンサー成功者編。
子供の頃の純粋
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.1

トランスジェンダーで思春期のララの物語。
バレエを突き詰めたい、女の子になりたい、好きな人と触れ合いたい。

トランスジェンダーということが印象的だけど、ララは私たち自身だ。

自分自身に誇りを持ち胸
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

離婚の調停前のカウンセリングで必ず泥沼になる調停に備えて、お互いのいいところを手紙にして音読しあうシーンから。

いざ離婚しようというときに、そこからスタートするのって理論的なことを頭で理解しても苦痛
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ジョージア、ワインが生まれたところ(2018年製作の映画)

3.5

ジョージアの、壺を地中に埋めてぶどうを発酵させるクヴェヴリという作り方で作るワインと生産者の方のドキュメンタリー映画。

国の政策で自分たちの作ってきた在来品種を作れる土地がごく限られてしまい、歴史や
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ワイン・コーリング(2018年製作の映画)

3.7

自然派ワイン、ナチュールワインにときめく人におすすめ。

ドキュメンタリーで生産者の方やその家族、一緒に働く人たちのワインへの想いが語られている映画です。

ぶどう畑で自然と対話し、体と対話し、ワイン
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グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル(2019年製作の映画)

3.9

トランプが勝った大統領選挙での、データ活用と人の思想操作のドキュメンタリー。おもしろかった。

私も操作されてるんだろうな。

自分の日記や備忘録として使ってるだけと思っているFacebookもIns
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.3

思ったとおりに進む展開。
登場人物の設定、親子、兄弟、恋愛、部族同士の争い。
どれをとってもどこかにある話。

でも、アクアマンが素敵すぎる。
そしてニコールキッドマン綺麗すぎる。

きれいでたくまし
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フレディ/エディ(2016年製作の映画)

3.2

映画途中でのフレディ。
あんな感じの人がリアルにもいるからほんと怖い。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.0

ウォーキングデッド的な来ないで来ないで系。
ハラハラ感、ヒヤヒヤ感がほんとすごい。
映画館だったらもっとすごいんだろうけど家で見てよかった。。

はっ!!とか、うしろうしろ!!とかついつい言ってしまっ
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来る(2018年製作の映画)

3.1

中島哲也イズム満載の映画。

「あれ」で表現されるもの。
誰かのことを羨んだり、妬んだり、憎んだり。そういう負の感情を人のせいにしてる。そういう気持ちのなにか。

最後の方で柴田理恵が言う言葉。
「自
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

映画のクオリティとしてはすごく高い。
Joker役の俳優さん、演出、音楽、メイク、衣装、ストーリー。
映画全体が芸術作品のよう。
人を殺すJoker 、狂ったように哀しげに笑うJoker、ダンスをする
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.0

一言でいい悪いなんて言えない。
私はどちらかというとテクノロジー寄りの仕事をしていて、テクノロジーの進化にはいつも興味深くアンテナをはっている。
だから、この映画の中のテクノロジー系の会社の社長である
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

2019/09/08 1回目

2021/03/28 2回目

ミッドサマーをみてもう一度見たくなって鑑賞。
まっさらでみた1回目。
ミッドサマーを2回みて、ヘレディタリーの公式サイトをじっくりみてか
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.2

とてもいい終わり方。
クレイマークレイマーと言えば、父と子の映画というイメージだけど、人としての生き方の話。

相手のためと思いしていることがひとりよがりでそうではなかったり、自分が幸せであることが相
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

一言で言うと切なさの詰まった大人のトイストーリー。
持ち主や仲間に尽くし続け、それが自分の役目と強く信じて貫いてきたウッディの気持ちの素晴らしさ。
そして、それをそばでみてきた仲間たち。
その中でも、
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

4.0

サイモンの周りの友達も家族もみんなステキ。

ゲイであることをかくしてきたサイモン。ブルーとのメールのやりとりで、サイモンの気持ちがどんどん動いていく様子が気持ちよかった。

ブルーとのメールで、少し
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冷たい晩餐(2017年製作の映画)

1.8

ホームレスの女性に火をつける子供たち。
それを動画にとりYouTubeにUPして腹いせしようとするその仲間(正確には兄弟であり、従兄弟)
豪華な晩餐をしながらその事実をどうするか話し合う親たち。
隠蔽
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.8

一緒に笑い、一緒にご飯を食べて、喧嘩したり困ってる自分を助けてくれたり、そうやって心を通わせた人たちが、あんな酷い事件に巻き込まれていくのを目の当たりにしたら本当に怒りと悲しみと虚しさと、そして自暴自>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.7

こんな風に会社の膿を出したい。
能力や品質のよい仕事よりも社内政治。
会社のトップの私利私欲、利己的判断、保身による隠蔽。大企業にいるということによる勘違い。気がつくこともなく、自分自身の能力ではない
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友罪(2017年製作の映画)

3.3

登場人物ひとりひとりが過去の罪、過去の出来事を抱えている。
なにもなかったかのように、まるで消してしまったかのようにそこにいたとしてもきえない、消してない。消すことはできず、抱えている。
過去や罪とど
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.9

ミステリーとして見応えがあったけどやっぱり映像のすごさが印象的。

全編ゴッホテイストのアニメーションで、作り手のゴッホへの思いと執念を感じた。