qudanさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

qudan

qudan

映画(561)
ドラマ(1)
  • List view
  • Grid view

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

かなりエンタメとして観やすくチューニングされているトリアー作品。

とにかく映画館が冷凍庫のように冷えていて、劇中の死体の気分を味わっていた。

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.0

ガールミーツボーイな作品。
この絵が動くのかという感動がある。

主人公の女の子とミステリアスな二人の少年というのは良いが、物語に絡んでくる大人も思わせぶりな台詞を吐いてくるため、かなりポエムな印象の
>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

3.5

とにかく動きの気持ちよさを優先した色と形の画作りが印象的。
説明部分(オープニングやラスボスの必殺技名など)が流れを邪魔しないように組み込んであって上手い。

物語の展開は王道的で、おそらく動きの気持
>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

ワンアイデアの設定がおもしろい。
ほとんど喋らないからこそ、沈黙と衝撃音の落差が効果的。

人間を襲う「何か」の正体を後半まで引っ張ると思いきや、序盤で正体を明かす。
それによってミステリーではなくホ
>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

出だしから突飛な展開が続き、おいおい大丈夫かこの映画?と心配になる。だが、段々とその突飛な展開がクセになっていきワクワクしている自分。

次に何が起こるんだと思わせる手法は、まさにホラー映画のそれだな
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

一昔前のホラー映画のようなトーン。特にサウンド。

各ターニングポイントにあるショックシーンは良い。
第一幕と第二幕の展開は単調。
第三幕は怒涛の追い上げを見せる。

祖母の存在感とミニチュアの意味を
>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.5

パレスチナ問題をざっと予習しておくとより作品の理解が深まる。

主要人物のキャラクターがとにかく良い。
「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」とはHUNTER HUNTER
>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

4.0

原作の序盤を映画化。

この序盤は漂と嬴政の物語で、この二役を演じていた吉沢亮さんが非常に良かった。漂のときは奴隷ながらも快活な少年を演じ、嬴政のときは王としてのカリスマ溢れる存在感を放っていた。
>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.0

金持ちの男性と貧しい女性の恋物語というシンデレラ物語。
昔からあるテーマだが、現代的な編集と誇張しすぎなくらいの金持ち表現がおもしろい。(そしてちょっと馬鹿にしている感じも良い)

なにより、主人公レ
>>続きを読む

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

2.5

二人のキャラクターに焦点を当てる作りは良い。
しかし、クライマックスの決勝戦で引きのラリー映像がないのはキツイ。
テニスで戦っている描写がどうしても弱くなってしまう。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

宇宙が舞台でも、夢やロマンで駆動しない物語展開は興味深い。
モチーフが宇宙でも、テーマは家族と仕事という身近なもの。

コクピット内での緊張感や息苦しさを出すため俯瞰映像が少なめで、あえて不親切な作り
>>続きを読む

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

2.5

この作品を感情に素直な人間的なドラマ、と捉えることはできず余りに動物的でキツかった。
感情のままに生きるのは人間ではなく動物やろ。

その中で唯一、アボジだけに人間的な葛藤があって救いだった。

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.0

大企業 vs 中小企業 という池井戸潤作品の王道的展開。
一つ一つのシーンが細かくテンポ感が圧倒的に良い。

脱輪事件に絡む全ての人間が、様々な立場で物を言う意志のあるキャラクターだったのも素晴らしい
>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.5

賛否両論あるなかで、ハードルを下げて視聴。

確かに個々のキャラクターに記号的な受け入れやすさがないので、観る側が最初に心を閉じてしまうとなかなか難しい作品。

その一方で、リアルな子供・父親・母親の
>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.5

すこし不思議(SF)な世界観がこの作品の魅力なのだけど、同時に不思議が不思議のまま解消されないため、モヤッとした余韻になってしまった。

「海」の発生理由が作品テーマと上手くリンクすれば気持ちよかった
>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

5.0

奇妙な設定から繰り出されるシリアスな笑い。
舞台のホテルとBGMの荘厳さにより、よりギャップが際立ってくる。
途中で入るスローモーションもバカバカしい。

後半の独り者たちが暮らす森へ移ると、また色合
>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.0

面白い・面白くないとは別ベクトルの作品。

もう少し父親が狂っているシーンが多ければ、作品として分かりやすいと思ったけど、そういうステレオタイプに陥るのを監督は嫌ったのかもしれない。

静かなる叫び(2009年製作の映画)

4.0

女性差別と、女性が優遇されているというミソジニー、そして理不尽な死。

悲惨な事件から徐々に心が回復していく、といった映画的救済はなく、ただただ生き残っても心が傷ついたままという憂鬱。
理不尽な死に感
>>続きを読む

71フラグメンツ(1994年製作の映画)

3.5

銀行での乱射事件、という大筋を最初に示すものの分かりやすいストーリーはなくドキュメンタリーに近い。

映像特典でのインタビューでハネケ監督が「直接描写しないことで、もっとそのものを感じることができる」
>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

シリアスになり過ぎず、コミカルになり過ぎず、絶妙な温かいトーン。

大人だけの登場人物であれば波風立たないようにするんだろうけど、子どもという自分の感情を上手く言語化できない存在が物語の中心にいること
>>続きを読む