qudanさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.5

ただ生理用ナプキンを作ったというだけでなく、インドにおける女性の仕事や文化までも変えたところに深い感動がある。

そして、主人公のラクシュミが私利私欲ではなく、ひたすら他人のために行動するところが圧倒
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.5

どのカットも絵が繊細で一つとして手を抜いてないのが分かり、それだけでも感動的。

前半はテンポがゆったりで大丈夫かなーと不安になるほど。

だが中盤、主人公みぞれの視点からもう一人の主人公である希美の
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.5

スピルバーグへのリスペクトを感じるサスペンスに次ぐサスペンス。
前作よりもスケール感を小さくして、狭い空間でのサスペンスものに。

ストーリーやテーマなんていらねぇ、サスペンスがあればいいという一品。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

章ごとに主人公が変わり、それぞれの悩みが映し出される。
それによってオギーの見た目の悩みが特別なわけではなく、人ぞれぞれが抱える悩みの一つであるという風に捉えられる。

その分、エピソードが広がり過ぎ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

子供と大人の狭間にいる少女の物語。
シーンごとの気持ちの切り替わりが早すぎて、なかなか付いていくのが大変。
その構成自体が移り気な17歳の少女、レディ・バードというキャラクターを表しているんだろう。
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

感情を抑えきれず暴力が出てしまう登場人物たち。
そのままではバイオレンスが過ぎるが、BGMのアメリカンポップスが雰囲気を和らげてくれる。

複数の証言をVTRにし、テンポよく繋ぐ構成と編集も上手い。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

PC画面だけで映画を作る、というアイデアは「アンフレンデッド」という先輩がいるが、その先輩の反省を活かして(?)より深みのある脚本と洗練された演出になっている。

というか、めちゃくちゃ脚本が上手い。
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

全編に渡って緊張感のある構図と光と影のコントラスト。
特に議会の議員と、町中の市民、それぞれの集団の映し方に監督の美学が感じられる。

八芳園(2014年製作の映画)

3.5

記念撮影を所存なく待つ人々と、その映像を自由に動けずに見ている私と次第にシンクロしていく。

最後にスクリーンの向こうからフラッシュが焚かれシャッターが切られるような演出があったら、よりその気持ちが増
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃ良く出来た映画を観たという気持ちと、いち大人としては子供から「子供でいて良い時間」を奪ってしまったという悲しさの両方がある。

おっこは交通事故の間接的な加害者を拒まず、花の湯温泉のように
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

憧れや嫉妬、恋愛や肉欲、10代特有の整理しきれない綯い交ぜとなった感情が、そのまま表現されていて良かった。

端正な顔立ち、肉体美、知性、音楽など耽美なもので世界観をガッチリかためて、泥臭い葛藤を徹底
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.0

最初に指に貪り食うシーンは、独特の「ウヘー…」という嫌な感じが出ていて良かった。

全体的には、見せたい画を優先していて設定と物語展開が粗い印象。

お前ら今まで死体をどう処理してたのよ?という疑問を
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

4.5

風習に反対するのは、たとえ正論でも非常にデリケートなんだけど、上手く笑いに包むことでシリアスになりすぎず、本意を上手く伝えることができる。

全編ユーモアを交えて進行していて、所々、スベっていたり、ブ
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.5

身代金をめぐって、登場人物それぞれの価値観がせめぎ合う構造。
ゲティ氏もケチではあるが信念を貫くケチさが良い。

ゲティ氏がナイスキャラだからこそ、ゲティとゲイルの対立の結果があっさりし過ぎな気がして
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.5

硬軟織り交ぜたバディもの。
コメディ要素多めでそれによってアクションシーンも際立ち、エンターテイメントとしては◎。
最初は噛み合わない二人の心の距離が徐々に近づいていき、クライマックスに持っていく流れ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

ジャンルはサスペンスだけれども、登場人物の感情の起伏が表に出ないためサスペンス感は少ない。
どちらかといえば音楽の付け方も含めてホラーに近い。

得体の知れない症状という恐怖はあるが、患った二人の子供
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.0

アルツハイマーの元連続殺人犯 vs 現役連続殺人犯という中2心をくすぐる設定。

期待値が高かった分、やや期待はずれ。
主人公の記憶が本当なのか、妄想なのか、操作された記憶なのか、この辺りの揺らぎの繰
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

モチーフはちょっと邪道なガイコツ(死者の国)。
テーマは王道で、夢(音楽)と家族。

キャラクターの動きやカメラワークが生理的に気持ちよく、序盤はそれだけで観ていられる。
ガイコツならではのアニメーシ
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

女子の友達との距離感や男子の愚かさなど含めて、高校生の雰囲気にリアリティがあって良かった。

LGBTの人を見つけようとするくだりはサスペンス感があり、後半からの主人公の心の揺れや行動の選択も切ない。
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

原作があるため、駆け足のダイジェストにならないよう、緩急の使い分けを意識してるように感じた。
その緩の部分でキャラクターの心情を丁寧に表現できている。

その心情も分かりやすく単純化したものではなく、
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.5

雪原・雪山の舞台そのままに静けさが特徴的な作品。

セリフも削ぎ落とされ、ひとつひとつに重みがある。
悲しみと怒りといった感情も深く静かに表現されていて非常に上手い。
そういった感情に寄り添うような音
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

4.0

カメラワークが未来すぎる。
FPSのような一人称視点のアクションに始まり、どうやって撮っているんだ?というワンカット長回しなどなど。
バイク・カーアクションもカメラ動きまくりで、脳に負荷をかけまくる。
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

シリアス&ハードな世界観なんだけど、やりすぎのため笑いに昇華してしまっているジョン・ウィックシリーズ。

初っ端からキアヌ・リーブスの全員殺すマンっぷりが遺憾なく発揮されている。2作目にありがちな主人
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.0

ミステリーとして普通におもしろいが、事前情報で「すべての人がこの罠にハマる」「予測不能!」と煽りすぎてハードルが上がってしまった。

画作りや演出は分かりやすさを優先しているかな。
その辺がテレビの2
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