さすらいの用心棒さんの映画レビュー・感想・評価

さすらいの用心棒

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映画(2653)
ドラマ(162)

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

心優しき男は、なぜジョーカーになったのか──────


「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見ればコメディだ」といったチャップリンは、作中でも登場する映画『モダンタイムス』で精神を病み、職を転々と
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.6

片思い同士の大人たちの手紙を通して浮かび上がる青春と人生の綾を綴る群像劇


庵野秀明を大スクリーンで見たいという友人に連れられて(笑)
岩井俊二監督の作品は10本ほど見たことあるけど、それでも苦手意
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

ミステリ作家の遺体が発見される。自殺だと思われた彼の死はその後、名探偵ブラン(ダニエル・クレイグ)の登場によって一変する────


久しく現れなかった本格ミステリ映画の再来に否応なしに期待が膨れ上が
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.4

麻薬組織に一人息子を殺された父(リーアム・ニーソン)。復讐に燃えた彼はひとりひとりギャングを殺害してゆくが、いつしか無関係な組織をも巻き込んだ狂騒が──────


『96時間』と『ファーゴ』を足して
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.5

平凡な毎日を送っていた店員(シャイア・ラブーフ)の携帯に、知らない女から電話がかかってきた。「今すぐ逃げろ」という女の警告を無視した主人公はその直後、身に覚えのないテロ工作の容疑でFBIに拘束されてし>>続きを読む

時よとまれ、君は美しい/ミュンヘンの17日(1973年製作の映画)

3.4

ミュンヘンオリンピックを8人の映画監督の視点から捉えたドキュメンタリー映画


映画『東京オリンピック』の市川崑のほか、『カッコーの巣の上で』のミロス・フォアマン、『男と女』のクロード・ルルーシュ、『
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.9

自殺するために集まった12人の未成年者。しかし、そこには13人目の”死者”がいた─────


SF作家・沖方丁のミステリ小説を『TRICK』の堤幸彦が映画化。

限定された舞台で推理合戦を繰り広げる
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関ヶ原(2017年製作の映画)

2.3

司馬遼太郎の歴史小説を映画化


これは見る人を選ぶ映画だな、という印象。原田眞人監督の独特な演出が合わない人には徹底的に合わないと思う。自分には合わなかった(笑)

大事な会話をボソボソと小声で、し
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.8

『スター・ウォーズ』スカイウォーカー・サーガ完結編


初日鑑賞。シリーズへの思い入れはそれはもう半端じゃなく、幼稚園からライトセーバーのおもちゃをぶんぶん振り回して、シリーズを見ながら成長して、「『
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.6

DV体質の美少女と、彼女に振り回される大学生が巻き起こす青春ラブコメ


酒乱で、わがままで、辛口で、すぐ暴力を振るう。ところ構わず、誰彼構わずむきだしの感情をぶつけてくる。でも、見た目が美人だから許
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.6

大ヒットディズニーミュージカルの続編


一言でいって、驚いた。
『アナ雪』の続編というだけでも相当な冒険なのに、ミュージカルでハッピーになりたい観客にここまでセンシティブな政治問題を、それもディズ
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復活の日(1980年製作の映画)

3.3

ウイルス兵器によって全世界が壊滅するなか、南極で生き残った数十人のサバイバルを描いた小松左京のSF小説を映画化


『仁義なき戦い』の深作欣二監督作品。カナダから潜水艦を借りて、南極で撮影して、25億
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L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。(2018年製作の映画)

1.4

「壁ドン」を流行らせた前作に続き、キャストを一新した少女マンガの映画化


監督は同じく、剛力彩芽を上白石萌音に、山崎賢人を杉野遥亮に変更して製作されたが、わざわざキャストを一新してまでやる必要があっ
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.6

男同士の友情を描き「香港ノワール」を開拓した記念碑的映画


『ミッション・イン・ポッシブル2』『レッドクリフ』のジョン・ウー監督作品

ブルース・リー以降、カンフー映画を主流としていた香港映画界にア
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オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

3.3

不本意にも遊園地に配属された新人社員(波留)。明るいベテラン社員(西島秀俊)のもとで仕事をしてゆくうち、反発していた彼女の心に変化が─────

王道を真っすぐに突き進む映画で、安心して見ていられた
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ゴールデンスランバー(2017年製作の映画)

3.1

首相暗殺の犯人に仕立て上げられた主人公。監視社会の中で彼は逃げ切ることができるか────? 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』を韓国でリメイク


オリジナルの映画も大好きだし、伊坂幸太郎の原作も死ぬ
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来る(2018年製作の映画)

3.3

親子三人に降りかかる超常現象。オカルトライター(岡田准一)とキャバ嬢祈祷師(小松奈々)は調査を開始するが────


『告白』の中島哲也監督最新作。MV出身とあってワンカット毎の画の完成度が半端じゃな
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LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.6

記憶喪失の殺し屋と貧乏役者が入れ替わる『鍵泥棒のメソッド』を韓国でリメイク


伏線の上に成立するストーリーが軽やかな笑いとともに転がってゆく感じがたまらなく好きで、内田けんじ監督の作品はなるべく見る
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.6

アンデルセン童話『人魚姫』を映画化したディズニー作品


『眠れる森の美女』以来30年ぶりのディズニープリンセスもの。本作のヒットを嚆矢に『美女と野獣』『アラジン』に連なるプリンセス×作曲家アラン・メ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

ビートルズが消えた世界で、唯一その曲を知るシンガーソングライターの活躍を描いたラブコメ


全然世代じゃないけど『Abbey Road』をはじめて聞いた中学時代の衝撃が忘れられなくて、全213曲聴いた
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.8

ハリー・ポッター終章、前編


シリーズ7作目。「死の秘宝」というタイトルからも察せられるとおり、この回には死の香りが常に付きまとう。所縁のある人や、大切な人が次々に死んでゆく。その呆気なさには容赦が
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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

1.6

脅威な声を持ったロックシンガー(阿部サダヲ)と声が小さすぎるストリートミュージシャン(吉岡里帆)が謎の組織に追われるロックコメディ


『時効警察』の三木聡監督5年ぶりの映画作品

前作『俺俺』から様
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.6

強盗で一発当てようとする三人の青年の度重なるドジを描いたウェス・アンダーソン監督商業デビュー作


監督の長編作品は現時点でコンプリート! 全作見るつもりなんてなかったけど、それでも彼の作品を追っかけ
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俺俺(2013年製作の映画)

2.6

ふとしたきっかけでオレオレ詐欺を働いてしまった主人公(亀梨和也)の周りに、いつしか主人公と同じ人間が増殖しはじめる不条理コメディ


最近またはじまったテレビドラマ『時効警察』シリーズの三木聡監督作品
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震える舌(1980年製作の映画)

3.6

破傷風に感染した少女とその両親の実際の闘病生活をホラー風に描いた衝撃作


監督・野村芳太郎×脚本・井出雅人の作品では『鬼畜』という傑作がトラウマ級の映画として挙げられるが、この映画ではそれをさらに超
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.0

アズカバン刑務所から脱獄した黒の魔法使い(ジョニー・デップ)と主人公・ニュート(エディ・レッドメイン)との死闘の始まりを描いたシリーズ第2弾


『ハリー・ポッター』4作品を監督したデヴィッド・イェー
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ブラック・サンデー(1977年製作の映画)

3.3

スタジアムの爆破を目論むテロリストと、それを阻止しようとする諜報部員との対決を描いたサスペンスアクション


『羊たちの沈黙』の原作者トマス・ハリスのデビュー作を映画化。『ジョーズ』で偏屈漁師クイント
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.7

ハリー・ポッター・シリーズ、最終章への序曲となる第6弾。


内容としては、ヴォルデモートを壊滅させる術を探る物語となっているが、その脇道にそれぞれの恋が語られる。

前作でハリーがアジア系の女の子に
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エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

3.6

荒廃した近未来、独裁体制のもと特殊兵器の奪還に巻き込まれるアウトロー(カート・ラッセル)の活躍を描くSFアクション


ジョン・カーペンター監督『ニューヨーク1997』から15年ぶりの続編。カート・ラ
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マーニー(1964年製作の映画)

3.3

幼少期のトラウマを抱えて盗癖に陥った女性(ティッピ・ヘドレン)と、彼女を立ち直らせようとする男(ショーン・コネリー)のサスペンスドラマ


私的27本目のヒッチコック監督作品。『鳥』に引き続いてティッ
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.5

ヴォルデモート復活に対抗すべく自警団を組織したハリーと、復活を認めない魔法省との闘いを描いたシリーズ第5弾


本作から最終作『死の秘宝』まで監督を務め、さらに『ファンタスティック・ビースト』まで手掛
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