牧場主のダンは保安官代理として悪党の首領を3時10分の列車に輸送しようとするも、首領から自分を逃がせば大金を渡すと言われ────西部劇の傑作。
家族のために金をとるか、父親として恥ずかしくない男とな>>続きを読む
タバコ会社の広報として巧みな話術でタバコの無害性を訴える主人公。様々な案件を処理してゆくが・・・。シニカルな笑いもある社会派エンタメ映画。
とにかく人を説得したり、討論や演説をするシーンが好きなので>>続きを読む
過去に傷を持つ911のオペレーター(ハル・ベリー)は、何者かから拉致され車内に閉じ込められた少女からの電話を受ける。少女を救うことはできるか?
電話を使ったサスペンスとして『フォーンブース』や『セル>>続きを読む
タイムリープを繰り返すことになった主人公(トム・クルーズ)が、過去の経験を活かしながらエイリアンと闘うSFアドベンチャー。
日本のライトノベルが原作ということで注目されたけど、普通に映画として面白い>>続きを読む
借金を残し消えた父が、この世を去る。果たして父は13年間なにをしていたのか? 葬儀の参列者が語るエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…。
映画通で知られる俳優・斎藤工初>>続きを読む
空想好きの女性アメリは、ある出来事から他人を幸せにする喜びに目覚め、人々に様々なおせっかいを始めていく。
ホラー映画並みに陰影が強いくせに、遊び心満載な映像で可愛らしいことをやっちゃうジャン・ピエー>>続きを読む
それぞれカーストも個性も異なる5人の高校生が、「自分とは何か」という作文を課される。それまで接点のなかった彼らはやがて、衝突しながら心を通い合わせる────青春映画の代表作。
ジョン・ヒューズと言え>>続きを読む
生まれたばかりの妹に両親の愛情を奪われ、戸惑うくんちゃんと、未来からやってきた妹・ミライちゃんとの出会いから始まる家族の物語。
賛否両論の作品。
ワクワクドキドキのアドベンチャーを期待して見たら、人>>続きを読む
強姦から逃れた女性バックパッカーたどり着いた館には、奇妙な住民ばかりが住んでいた───ロマン・ポランスキー監督作品。
クエンティン・タランティーノ監督の新作『ワンス・アポン・タ・アイム・イン・ハリウ>>続きを読む
巨匠ジョン・フォードがミッドウェイ海戦を撮影・監督したアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞受賞作。
20分弱の短編にも関わらず、『駅馬車』の脚本家ダドリー・ニコルズと『リオ・グランデの砦』の脚本家ジェ>>続きを読む
「真珠湾攻撃」を題材にしながら、巨匠ジョン・フォードが監督したプロパガンダ映画。
反日がけしからん、とか、情報が正しくない、といった考えの有無にかかわらず、単純に映画として面白くない。
ジョン・ヒュ>>続きを読む
何でもありのヒーロー、復活!
ヒーロー映画といえば普通、「勧善懲悪もの」のレールに沿って明確に倒すべき敵が存在するけど、『デップー2』の「敵」とは子どもへの暴力や女性蔑視、人種差別やLGBTへの偏見>>続きを読む
なんと人間の体のサイズを13cmに縮小する方法が発見される。ポール(マット・デイモン)と妻は、少しの蓄えでも裕福になれ、幸せな生活が約束されるダウンサイズに希望を抱くが─────
『ファミリー・ツリ>>続きを読む
上杉謙信と武田信玄の闘いを描いたスペクタクル時代劇。
本当にひどい映画だった(笑)
とくに人間の描き方が最悪で、まったく一貫性がなく、ドラマがない。無駄に荘厳で、無駄に金がかかっていて、無駄にエピソ>>続きを読む
五年前に失踪した女性が、実は今も監禁されているかも知れない───過去の事件を再捜査するたった二人の刑事の姿を描いた北欧ミステリ・シリーズ第一弾。
『Pからのメッセージ』『キジ殺し』と続き、先日『カル>>続きを読む
シェイクスピア作品の中でも人気の高い脇役フォルスタッフを主人公に『ヘンリー5世』を映画化。
『オセロ』と『マクベス』を映画化した鬼才オーソン・ウェルズが、ふたたび監督・脚本・主演を務め、原作の雰囲気>>続きを読む
茶坊主から藩内の実権を握るまでに至った大槻伝蔵の盛衰を描いた時代劇。
三大お家騒動のひとつ「加賀騒動」を題材にした原作小説を、黒澤明監督『生きる』執筆前後の巨匠・橋本忍が脚色。
監督は佐伯清。か>>続きを読む
ルイ・リュミエールが、兄であり共同監督であるオーギュスト夫婦が子どもに食事をさせているシーンが撮られている。
のちの『月世界旅行』で知られるジョルジュ・メリエス監督は本作を見て、人ではなく、背景で葉が>>続きを読む
荒波に乗り出す男達の小舟を見送る映像。
フレームに桟橋を入れることで構図を引き締める手法がすでにこの時点でとられている。
波が高すぎてなかなか小舟が進まず、いちばん高い波が来て転覆するや否や、というと>>続きを読む
沖の桟橋から子どもたちが海にジャンプするのを捉えた映像。
かなりの浅瀬であまり飛沫もあがらないけど、子どもたちが楽しんでいる感じが伝わってくる。
映画の創始者・リュミエール兄弟監督作。
家の壁をハンマーで倒すだけの映像。観客は人や壁ではなく、壁が倒れたときに舞い上がる「粉塵」に目が行ったそうな。これを利用してのちのグザヴィエ・ドラン監督『わたし>>続きを読む
映画の創始者・リュミエール兄弟監督作。
汽車が手前に向かって停車して、客が乗り換えるところを捉えた映像。すでに構図が考慮されており、画として面白いものがある。
そして、シャーロックホームズなんかを読ん>>続きを読む
リュミエール兄弟による世界初の商業映画。
「工場の出口」から出てくる労働者たちが初の被写体であることに、何かの象徴を感じてしまう。
それにしても、シネマトグラフなんて珍しいだろうに、誰もカメラに目を向>>続きを読む
バイト先の店長(大泉洋)に恋をした女子高校生(小松奈々)の少女漫画を映画化。
大泉さんが出演していると、興味のなかった映画のインタビューやメイキングでも笑ってしまうので困ったことにその映画を見たくな>>続きを読む
ある日、東京サミット開催予定の施設が爆破され、毛利小五郎が容疑者として逮捕される。コナンはおっちゃんの無罪を証明できるのか────
劇場版21作目。公安警察所属の「安室さん」ブームを企画に取り入れ、>>続きを読む
池袋のデリヘル嬢の三人の日常を描いた日活ロマンポルノを、『孤狼の血』の白石和彌監督がリブート。
日活ロマンポルノのリブートプロジェクトの一環で製作された本作。田中登監督の名作『牝猫たちの夜』を現代に>>続きを読む
新宿のソープランド嬢の三人の日常を描いた日活ロマンポルノ。
「10分に1回の濡れ場」をつくれば、あとは何やってもいい、というのが日活ロマンポルノのお約束。そこで、エロばかりやってられっかという監督た>>続きを読む
巨大怪獣と巨大ロボットとの死闘を、日本のスーパー戦隊から着想を得て描いたSF大作。
ギレルモ・デルトロ監督の映画は『シェイプ・オブ・ウォーター』や『パンズ・ラビリンス』のように静かで美しい作品しか見>>続きを読む
迷子になってしまった子犬のコロの大冒険。宮崎駿監督作品。
ジブリ美術館でしか上映されない門外不出の短編アニメ。
宮崎駿にしては珍しく舞台は現代の日本で、しかもジブリスタジオのある東小金井。いつものよ>>続きを読む
『千と千尋の神隠し』をアメリカで配給する際に多大な尽力を払ったジョン・ラセター監督と、彼と家族ぐるみの付き合いをしている宮崎駿の風景を映したビデオレター。
本来はラセターに渡すお礼のビデオレターとし>>続きを読む
大富豪で守銭奴であるゲティは、孫を誘拐されるも、身代金の支払いを拒否。さらわれた息子のための母親は───実際の誘拐事件をリドリー・スコットが映画化。
まさしく絵に描いたような「金の亡者」。本当にこん>>続きを読む
『エイリアン』シリーズの起源となる『プロメテウス』の続編。
『エイリアン3』から低迷し、『エイリアンVSプレデター』でせっかくのキラーコンテンツがB級の安モノとして扱われたことに危機感を抱いたFOX>>続きを読む
放送部の杏(広末涼子)は、転校生の徹に誘われて映画を撮り始めるが、完成前に徹は海外に転校してしまう。失意にあった杏だったが、やがて編集にとりかかることに────
広末涼子の映画デビュー作。ブレイクす>>続きを読む
事故によって1日しか記憶を持てない女性(長澤まさみ)と、天文学者志望のガイド(山田孝之)のリメイク版。
オリジナルは未見。『勇者ヨシヒコ』シリーズの監督・福田雄一ということで、テレビドラマで通じた緩>>続きを読む
マックを1ヶ月間食べ続けるとどうなるか? 監督自らが実験台となったドキュメンタリー。
まるで系統が違うけど、マイケル・ムーアのドキュメンタリーに比べるとだいぶ退屈な印象。ジャンクフードを主食とするア>>続きを読む
悪党を辞めて正義の組織に就いたグルーだったが、ワルモノを取り逃がしたことによってクビになってしまう。失意の中、彼の生き別れの兄弟から連絡が────
何気にシリーズをすべて網羅しています(笑)
一作目>>続きを読む