ありがちなストーリーで、特別な演出もなく物足りなかった。主人公2人は、なぜここまで惹かれあったかの理由も足りない気がする。そのため、全体的に物足りなさを感じる結果になったような。ちょっと、韓国映画っぽ>>続きを読む
面白かった!!SNSや口コミで広まった大ヒット韓国映画”サニー”。観終わった後に、懐かしい友人に会いたくなる感動作、とあったが、お涙頂戴のベタベタな感動作とはちょっと違う。むしろ、感動というより、映画>>続きを読む
ちょっと微妙だったかなぁ。"その瞬間が全て”と思えるような高校時代の恋。前編で、高校生の時代を厚くしたのは良かったけど、主人公達の細かい描写が足りてない。よって、感情移入しずらい。キャスティングも、ち>>続きを読む
仲代達矢さんの役作りがすごすぎる。シーンの細部へのこだわりはもちろん、効果音やBGMが少ないかわりに、甲冑がこすれる音やたたみをする音が、臨場感を感じさせる。ストーリーもさることながら、”映画ってこう>>続きを読む
まるでドキュメンタリーのロードムービー?と思わんばかりの自然な演技の登場人物。全体的にだらぁ〜っと流れるSTORYだが、なんだか、あぁ、あるある。とついにやけてしまう。主人公や脇役の演技力あっての映画>>続きを読む
宮部みゆきさん原作の「火車」を韓国で映画化、といえども、完全に韓国映画独特のサスペンスに出来上がってた作品。謎解きをしていく所は、若干スリル感に欠けた感じはしたけど、十分引きこまれた。
家族という存在が身近にあればあるほど、その愛おしさに気づかなくなるのかもしれない。しかし、そんな最も身近な家族と家族の間に、国境という自由にまたぐことのできない線を引かれた時に、当たり前の家族が当たり>>続きを読む
未曾有の原発事故で避難を余儀なくされ、そこから逃げられないもの。逃げても戻って行くもの。逃げても逃げても逃げられないと感じるもの。原発事故に翻弄される人々が、絶望の中に希望を見つけるというテーマの園子>>続きを読む
そのひと時が、純粋で無垢で穏やかであればあるほど、それを失った憎しみは残酷で激しく。すべてのカットに散りばめられたその憎しみへの布石が痛々しい。映画のキーとなるある刀の意味を、映画が終わってから気づき>>続きを読む
福島第一原発の5号機と6号機があった福島県双葉町は、原発事故後、町全体が警戒区域となり、急遽1423人が約250km離れた埼玉県の高校へ町まるごと避難を余儀なくされた。避難した人々の事故後のそのままを>>続きを読む
冒頭30分が全てというくらい、暴君の残酷さをものものしい雰囲気で迫力あるシーンを描いたことにより、最後の戦闘シーンへの感情移入が強くなった。ある意味、冒頭30分を引きずりながらエンディングを迎えたって>>続きを読む
3.11の震災後の避難所でのドキュメンタリー映像の映画。ナレーションも無く、音楽もない。ただその時の避難所での人々の笑顔や本音を綴った作品。ナレーションなどがないから、ストーリーは自分で展開させていく>>続きを読む
かっこいいカット(映像)が多く、さすがデビット・フィンチャー監督。映画は2時間半超えでとても長いが、1時間30分頃までは、いまいち内容がつかめない程、カットの切り替わりが早い。余韻を残さずカットを切り>>続きを読む
うーん。やはり面白かった。STORYは単純だが、アクション、スリル、テンポ、ユーモア。映画というエンタメの要素満載に詰まった映画。始まり10分で、すぐつかまれる。その後2時間、中だるみすること無く魅入>>続きを読む
突然夫がうつ病になった。そんな天変地異を少しだけコミカルに、そしてほんわかに描いた映画。うつ病というやや暗く受け取られがちなテーマを、クラッシックが流れるのんびりとしたふんわりとした雰囲気に描いた所に>>続きを読む
子供のケンカの友好的解決を図ろうと集まった2組の夫婦が、何時の間にか、お互いの結婚問題を罵り合うまでの喧嘩に発展!シーンは同じ室内一箇所のみ。出演者は、4人のみ。ジョディ・フォスターはじめ、4人のキャ>>続きを読む
3.11震災直後の、釜石の遺体安置所での出来事を映画化。この映画は、震災の悲惨さとか遺族の苦しみだけではなく、『人としての尊厳』を描いた作品だと思った。突然、命が終わりになっても、その人の人としての尊>>続きを読む
第2回WOWOWシナリオ大賞を受賞した作品を、『重力ピエロ』の森淳一監督が映画化したサスペンスドラマ。真相を突き止めるために失踪した人の足取りを追うところはサスペンスだけど、全体的に人の心をテーマにし>>続きを読む
東野圭吾さん原作だからと思って観たものの….。深田恭子さんは合ってないし、純愛なのかサスペンスなのかヒューマンなのか落とし所も分からなかった。映画というよりドラマ。
映画というよりPVという感じの蜷川実花監督らしい鮮やかな映像。STORYは割りと平坦だったので、もうちょっと凹凸がある方が、個人的には好み。ただ、主役の沢尻エリカさんのはまり役で、彼女以外のキャスティ>>続きを読む
絶望しかない少年と少女が、ぶつかり合いながら絶望をうけとめ生きていく。主役二人の演技が素晴らしかったけど、全体のストーリーは、今ひとつ感情移入できなかった。主人公の絶望と、3.11の震災の映像を重ねた>>続きを読む
被害者は一夜にして天国から地獄へ、加害者も天国から地獄へ。それぞれが見ている天国と地獄は、違うようで、同じようにも見える。シナリオに全く無理がなく、すべてが布石通りに進む。役者の秀逸さもそうですが、サ>>続きを読む
白黒映画なのに、ジリジリと暑い夏さが、こんなにも伝わるものだろうか?と驚いた。焦げるような暑い日差しと、羅生門での豪雨。この対比も素晴らしい。芥川龍之介の「藪の中」が題材となっている映画で、ストーリー>>続きを読む
とにかくストーリー、いわゆる脚本が秀逸だと思った。さらに、登場人物全てのキャラクターと、生き様みたいなものを、役者が見事に演じ切っている。これが、映画監督の力なんだろう。多くの映画監督が影響をうけたの>>続きを読む
湊かなえ原作、黒沢清監督作品「贖罪」。ストーリーは湊かなえさんらしく、サスペンスに満ちながらも人間の深層心理の深い闇を描く秀逸なストーリー。映像は、黒沢清監督らしく、光と影と暗闇で恐怖を表現。全編通し>>続きを読む
2001年、行定勲監督作品。登場人物の3人やストーリー展開についての説明はほとんどなく、ただただ、息苦しく呼吸するガラスに入った魚のように、口をパクパクもがく主人公が切ない。満たされているようで満たさ>>続きを読む
身勝手な母性か?本能的な純粋な母性か?愛することと愛されることを理解できずに大人になっていく主人公が、誘拐された頃の記憶をたどることで、それを探していく。この作品はシナリオが好きで、2回観ました。何度>>続きを読む
チャン・イーモウ監督作品だけに、独特のすばらしい雰囲気。とにかく、主役の女優さんのチョウ・ドンユィ(周冬雨)さんの演技がすごい。監督の要求に答えるように、画面一杯に透き通った切ない微妙な表情。前編通し>>続きを読む
ずっと見たかったラプンツェル。流石のディズニーです。おとぎ話でもあり、ラブストーリーでもあり、エンターテイメントでもある可愛いお話でした。
自分の鼓動が音になって聞こえてくるような緊迫感。ラストに向かうまでの主人公のキャラクターの変化や犯人を追いつめるまでのストーリー、演出、脚本、どれも秀逸。観た後、怖くて怖くてどうにもならなくなった。ナ>>続きを読む
日本映画は決してこういう映画を作れないだろうな、という感想。「チェイサー」の、ナ・ホンジン監督の最新作。この映画を観たある日本人監督のコメントに「この映画には日本が失ってしまった男の顔がある」とあった>>続きを読む
刺激に慣れ、愛の痛みに鈍感な時代に、本当の愛とは?というテーマ。痛みを感じない殴られ屋として生きてる無気力なクォン・サンウと、血友病でちょっとした怪我も死に直結してしまうチョン・リュオン。全体的に、終>>続きを読む
原作、東野圭吾さんならではで、ストーリーはよく作られていた。ラストの結びは、辻褄がキチンとあい、全体的に良かった。でも、映画全体が軽めに作られてたので、もうちょっとシビアにして、渋めのほうが個人的には>>続きを読む