サメさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

サメ

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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.5

面白いのだけれど、結局何を言いたかったのかが自分にはわからなかったです。

誰も救われないことの悲しさなのか、悪は滅びないということなのか、それとも人間は本質的に悪だということなのか・・・

頭の悪い
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.5

原作の良さもあり、個人的にはかなり好きな映画です。

アニメや漫画のヒーローとはカッコ良くて強くて優しいものです。

主人公もそんなヒーローになりたくて、才能もあって、そこそこ努力もしています。

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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.5

ある一人の若者の前に世界がひれ伏したお話。

権威も男も女も老いも若き正義も悪意もない世界がほんの少しの間だけできましたが、本当にあっというまでした。

しかしその間に人間の本性みたいものというか、根
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es [エス](2001年製作の映画)

3.8

最後のほうにいくと、こいつら元々は一般人だったんだよな・・・と考えさせられます。

閉鎖された空間と権力と正義が混ざると、おとなしかった人や優しかった人でさえこうなってしまうという恐ろしさ。

これが
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(1963年製作の映画)

4.5

中学生の頃に見ておもったことは、「わけがわからない。何が名作なの?」こんな感じでした。今思えばそれこそヒッチコックの狙いだったのでしょう。

わけがわからないまま、鳥が人を襲う。言ってしまえばたったそ
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THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)

4.5

esと違い、ラストできっちり締めた部分に好感が持てます。

それをしなければ、先生はヒトラーと同じでした。

洗脳と集団心理の矛盾、問題点を正確に指摘した見事な映画です。

[リミット](2010年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

自分はこの手の映画が大嫌いです。

なぜなら最初から結末が決まっているからです。SAWのように、痛みを伴ってでもわずかな希望に掛けて選択することができるような話ならば良いのです。

しかし、この映画の
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サイコ(1960年製作の映画)

4.5

ハリウッドを動かした問題作にして名作。

様式美を作り上げたという意味ではホラーの全ての基本がこの映画にはあります。

迫り来る殺人鬼、煽りの音楽、不気味な屋敷、美女、ラストのどんでん返し。

今見返
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ミザリー(1990年製作の映画)

4.5

極端な人間は怪物となりうるのですね。

問題はこういう人がいるかもしれないということです。作家でなくとも、交際相手や友人や上司が自分の意見を押し付けて来る。そしてそれを決して断れない。断れば実害がある
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.5

タイトルにここまで納得させられるとは・・・

完成度抜群の映画!

もっとも、ここまで極端でなくとも現実にこれに似た事件があったらしいですがね。

床ジョーズ(2012年製作の映画)

-

これ作ったやつとタイトル考えたやつは天才だと思うよ、見てないけど。

仮にレンタル屋で見つけても気まずくてレジ持ってけないよ。

どうすんだよ店員がレジで吹き出したら。恥ずかしくて2度とその店いけない
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スネーク・フライト(2006年製作の映画)

3.5

面白いしリアルなんだけど、やっぱりB級。そこがマイナス。

B級狙うならそのような作り方のほうがいい。でもこれはA級になれそうな感じがあるので自分の中ではどっちつかずな作品。

これがあと5年早く出て
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U.M.A レイク・プラシッド(1999年製作の映画)

4.0

個人的にはワニ映画の中ではNo.1です。

まず、最初見た時にこれがワニかなんて確信が持てないので、見てる側は何かヤバイものがこの湖にいる!と引き込まれるわけです。

そしてワニが出て来る!しかもおば
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モスキート(1994年製作の映画)

3.5

うーん、このチープさ(笑)

でもやっぱモンスターパニックはこういうのが原点ですよね。

いかに今まで誰も怖いと思わなかったもので怖がらせるか!そのために創意工夫をするか!

モンスターの作りは確かに
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クロコダイル2(2001年製作の映画)

4.0

執拗に追い詰めて来るワニの恐怖。

やっぱりワニと言ったら沼地と川ですよ!CG臭さがあってあまり好まれませんが、ワニ以外にも敵がいて、みたいな演出がいいですね。

クロコダイル(2000年製作の映画)

3.5

ワニ映画としてはいい線行ってると思うのです。

まず設定がいいですよね。海のワニ。真水がダメって(笑)

陸上戦もなかなか動けて、しかもうざいやつもしっかり食ってくれるときています。

問題があるとし
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

タイムマシーン映画の金字塔といっても良い作品だと思います。ストーリーが面白く、音楽もよく、見ていて楽しくなります。

多くの映画の場合、時間に干渉すると危ない!人生はこのままが一番いいんだ!みたいな展
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第9地区(2009年製作の映画)

4.5

こんなことがあっても意外にあっさり受け入れてしまうあたりと、宇宙人より地球人のほうが主導権握ってるところも面白いですね。

人間わが身の問題以外は疎いもので、相手の立場に立って考えるということが難しい
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

5.0

幸せとはおよそ程遠い女性の物語です。

僕も上手く説明できませんが、どうしてこんなに残酷な話がこんなに幸せに思えるのでしょうか。

2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

4.5

先人を敬い、敬意をはらえ。
死者の心を考えよ。

アメリカという国の持つ背景も合わさったホラーです。リメイク版の2001人の狂宴に比べ、音楽がよく、演出も派手過ぎないが恐ろしく、ラストの演出もいいです
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不都合な真実(2006年製作の映画)

4.0

不都合な真実とは誰にとって不都合なのでしょうか。

アメリカでしょうか。

違います。日本も含めた全世界です。

人間は成長し発展する生き物であり、それは止められません。なのでこれからも地球温暖化は止
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ダーウィンの悪夢(2004年製作の映画)

4.0

スーパーで夕飯の食材を買う際、みんなこう思うはずです。「安くて量があって美味しいものが買いたいな」と。

至極当然の話です。しかし、その食べ物が安全かとなれば話は別です。安い食材があるということは、安
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

4.5

あらゆるものでも毎日食べればそりゃあ体調に不良箇所は出てくるものですが、ここまでとなると考えさせられますね。

マックの食べ過ぎで太った少女がマックを訴えるというとんでも裁判がアメリカで起き、それを知
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ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

3.8

ドラえもんの「他の3人の危険が危ない!」という迷台詞がめちゃめちゃ思い出に残っている映画です(笑)。

でも内容も面白いんですよ!

シュレック(2001年製作の映画)

5.0

この映画は、ディズニーの美女と野獣に対する挑戦だと僕は思います。

美女と野獣は肝心なところがダメです。ラストで美男と美女が結ばれちゃいかんのです。それでは、女性の地位・教養・品性の要素を取り上げた意
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ホーホケキョ となりの山田くん(1999年製作の映画)

4.5

個人的にはジブリの隠れた名作だとおもっています。

笑いの中にも教訓が多く、見た後には他のジブリ映画にはないタイプのなんとも言えないしみじみとした幸福感を味わえます。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

成長について考えさせられる作品ですね。

大人になる上で仕事を始め、それなりに上手くいく日もあればダメな日もあります。

そして恐ろしく理不尽な理由で自分自身の存在意義を見失うときもあるでしょう。
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ヒッチャー(1986年製作の映画)

4.0

怖い!

俺になんの恨みがあるんだよ!頼むから他所に行ってくれ!金でもなんでもやるから!

こう叫びたくなる映画です。広い広い世界の中には、たまにこういう常軌を逸した化け物が生まれ来るものだということ
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コモド(1999年製作の映画)

4.5

コモドオオトカゲを使った新しいモンスターパニックですが、ハズレ臭は一切なしです。

スタッフが最高だからというのもありますが、本当によくできています。

リアリティーもストーリー展開もアイディアも良い
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コモド・リターンズ(2003年製作の映画)

2.0

えぇと、うん・・・

前作を見た全てのファンの方が、おそらくこう思ったと思います。

なんだこれは!!!

ピラナコンダ(2012年製作の映画)

1.5

作った人出て来てどういうつもりか教えてほしいレベルです。なんだいそりゃあ。

アナコンダ(1997年製作の映画)

4.5

ヘビ映画の中では1番面白く、リアリティーの高い作品だと思います。ヘビって身体の構造上の問題で、人形などで代用が効きづらいというのもありCGにせよその他の技術にせよ、リアリティーを出すのがとても難しい生>>続きを読む

キングコブラ(1999年製作の映画)

3.0

個人的には好きな映画なんですけど、これなら他のヘビ映画でもいいかなーって思ってしまいます。

パイソンとかも、なぜか映画では毒属性も追加されてますし。

それに、コブラはニシキヘビと違って成長しても4
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ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

4.5

リメイクにしてもなおほとんど内容を変えなかった上、監督も同じという異例の作品。

恐怖というよりは、いかに見るものを不快にさせるかに拘っている映画です。リメイクしても変えなかったところに監督の想いの強
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ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996年製作の映画)

4.0

シュワちゃん最高です(笑)!

ダメパパだけど最高に面白くてカッコいい!

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

4.0

Mr.ビーンの良さは、バカの思考が理解できているからこそできるリアルな演技だと思います。

そしてショートムービーではなく、映画として一つの作品を見ると、その演技やストーリー構成の仕方に本当に感心させ
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