ながらみ御免さんの映画レビュー・感想・評価

ながらみ御免

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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.0

いくらラッセル・クロウが好きでも無神論者が観るもんじゃなかった。なにもかも無意味な茶番にしか思えず……それは私の側に原因があるとしても、映画自体にもあまり真摯な敬虔さを感じなかったよ。

ラッセル・ク
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.3

笑い事じゃないんだけど笑える、巧みな皮肉とユーモア。いいですね、こういう映画が存在してると安心できる。

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

-

好きな俳優が出てるからひょっとして楽しめるかなと観てみたけど、私はこの映画の観客層に含まれていないことを再確認しただけだった。
ジャンル自体が合わないだけだから、この作品についてどうこうもないんだけど
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アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

2.9

主役2人の目力で常に画面の緊迫感がすごいけどそれだけ……という感じで、最後までこの映画の歯車には噛み合わなかった。演出の意図がピンとこなくて。

侵入者 逃げ場のない家(2015年製作の映画)

1.8

Martin Starr 目当てで観る2作目だけど、こりゃひどいや。陳腐の塊。

顎髭がトレードマークの彼に Steven King の伝記映画で主演してもらいたいなと思って検索したら King の方
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君がくれた恋のシナリオ(2014年製作の映画)

2.5

Martin Starr (ライル)が出てるシーンだけ観たよ!あとは観なくてもわかる類の映画だね!

Starr の声が『シリコンバレー』でギルフォイルやったときと全然違ってソフトでびっくり。見た目と
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ヒーロー 靴をなくした天使(1992年製作の映画)

3.0

おっ、アンディ・ガルシア。という以外に特に感想なかった。
ダスティン・ホフマンはもちろん悪くないんだけど。
映画として主張の単純さのわりに長すぎる。それならそれで細部にもっと面白さを詰め込んでほしい。

レインマン(1988年製作の映画)

3.9

父親の描写が少なくて、チャーリーの父親への反発や受容がいまひとつ納得しにくいのですが、まあ主題ではないからな……。

ダスティン・ホフマンは何もかもが圧巻。若きトム・クルーズはオーラの輝きがまぶしい。
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.0

『ラッキー』みたいな映画だと思ったら最後にラッキー(H. D. スタントン)でてきて笑えた。

リチャード・ファーンズワースの水色の瞳がきれい。頑固ジジイを演じるにはやや善良さが溢れすぎてるけど、おか
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.8

初めて観た時とても好きだったけど、2回目に観て、ちょっと煙に巻きすぎかなと思った。もう少し答えを出してもいいんじゃないですかね。

でもまあ枯淡の境地に行けそうで行けない人間らしさをしみじみ描いて良作
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OSLO / オスロ(2021年製作の映画)

2.0

きちっと作られてるとは思うけど、映画として退屈。3割くらいのところで一度挫折し、もう一度あたまから見直しても、半分を過ぎたあたりで挫折。

実を結ぶ可能性の低い、ギリギリの交渉劇であるはずなのに、登場
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アロハ(2015年製作の映画)

2.0

美男美女による中身のないロマンス物をマイタイでも飲みながらぼんやり観たいならいいかも。

そうでもなければ、こりゃひどいや。『幸せへのキセキ』の監督だそうで、あっちもマット・デイモン大好きじゃないとし
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.0

10代の頃好きだった映画で、今観て古臭く興醒めするのを恐れてずっと観ていなかったけど、大丈夫、古びない名作だった。良かった!
全編に漂うユーモアと、確かな美学を感じる画面作り……ロングとアップの明確な
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フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

3.3

キャシー・ベイツとジェシカ・タンディだから成り立ってる気が。あとはまあ普通……観てて嫌な思いはしない映画。

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.8

粗を探せば色々あるだろうけど、そういうことはせずに愛でたい映画でした。
観終わった感情は、哀しいけどしみじみ。

説明せずに終わる事柄が幾つもある。画面が暗いせいもあって、なんだかよくわからないまま物
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13人の命(2022年製作の映画)

2.8

ヴィゴ・モーテンセンが出てるから観た。

映画としてはあんまり。起きたことを満遍なく盛り込みましたという感じ。既に何回も映画化されている題材なのだから、この作品ならではの視点が欲しかった。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.4

監督の趣味全開でファンにはたまらないんだろうな。

絵が可愛くて声が良くて豪華な作りで何の欠陥も見当たらない。短編小説の映画化としては最上級ではないでしょうか。

個人的には、死ぬまでにまた観たい映画
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.2

毎度おなじみコーエン兄弟のボタン掛け違い非喜劇、それなりに楽しめたけど、もう少し広がりがあってもよかったかな。せっかくの豪華俳優陣なんだし。

マルコヴィッチのキレ芸はいつ見ても楽しい。スゲェ馬鹿な役
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ジョニー(2022年製作の映画)

1.0

たぶん良いお話なんだけど、映画として冒頭が退屈すぎて見続けられなかった。自分の許容範囲の狭さが残念。

セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

4.2

ドウェイン・ジョンソン出演の数多のB級映画で、一番好き。
話は荒唐無稽でバカバカしい話けど、ユーモアとインテリジェンスがあるから。細かな笑いも盛り沢山。

ドウェインのあっかる〜い変人キャラも、喋りま
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ビューティフル・ライフ(2023年製作の映画)

2.8

うん、あまりにも良くある「歌手を主役にした成功と葛藤の物語」映画。
歌声はきれいだった。

マイティ・マイツ ~12人の屈強な戦士たち~(2021年製作の映画)

3.0

取り上げられた人々の努力や誠実さなどは素晴らしい。
映画としてはまあ普通。特にダメなところはなく真面目に作られてるけど、それだけに、すべてを均等に描いちゃってて平板な感じ。

マーティン・シーンは可愛
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トスカーナ(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

前半は美味しそうな料理とシェフらしい振る舞いが楽しく、期待しながら観てたんだけど、話が進むほど疑問符で頭がいっぱいに……。主役二人の感情の変化や行動が唐突すぎて。全部説明しちゃうのもだめだけど、それに>>続きを読む

ヒート(1995年製作の映画)

3.0

うーん、どうも古臭く感じてしまうな。
とはいえアル・パチーノのクワッ!👀だけでも観る価値ある。

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.0

そういう風に納得しちゃうんだ?!と、終わり方にびっくり。妹の巧妙な罠か……?クロワッサン症候群的な……?

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.0

いかにも西部劇らしい展開に、うまい主演2人が深みを加えていて楽しめた。
最後、ウェイドがチャーリーに向ける眼差しの複雑さよ……。

私の好みでは、もうちょいベン・ウェイドが何考えてるか分からないサイコ
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.8

善良な父親役がラッセル・クロウなので、いつ豹変するかハラハラしてしまった。
(そういう役ではなかった)

しかしやっぱりラッセル・クロウは凄い。善良さや敬虔さ、それゆえの無自覚な押し付けがましさや偏見
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AIR/エア(2023年製作の映画)

1.9

セリフだけで全部説明しちゃってるし、人物像も表層的だし、どういう効果を狙って演出してるか疑問な要素も多くて間延び感あり。情熱とか緊迫感が感じられなかった。

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

2.0

ケヴィン・コスナーが惨めなDV夫役なら面白そうと思ったけど、やはりそんなことはなかった。決して汚れ役をやらない男。

ダイアン・レインの一本調子な喋り方と、孫にしか興味ない(嫁はいらん)姑ぶりと、いつ
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