余熱さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

余熱

余熱

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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.6

今回は鳩と女性。芸術家って神経質でとことん気になってしまう人達なんだろうね。気になると死んでしまいたくなる勢い。焦りが伝わってきてローテンポだけど緊張感があって眠くならない。翼の折れた鳩と片足がない彫>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.8

上手すぎる。本棚の見せ方とか気になるように仕向けて後でしっかり回収してくれる。発作とかのシーンをあくまで俯瞰で見せてくれるので過剰に演出しているように見えなくて入ってきやすい。美味しいって言うんだのく>>続きを読む

みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.0

こういうのもう飽きちゃったよ。途中までは清水崇よろしく日本家屋の怖さで良かったのに…エクストリーム配給作品がいつもやる流れでうーんと思った。

正欲(2023年製作の映画)

2.5

全体的にしゃべりすぎ説明しすぎ、ステレオタイプすぎ、熱量高すぎでドン引き。ラストはそれっぽくまとまってたのが救い。詰め込みすぎてた。

カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~(2024年製作の映画)

3.7

全力おてんばオバサンだ!素敵な人すぎて周りの人を幸せにしてくれるんだろうと思ったしこうなりたいと思った。カメラが酷いところがあったのが残念。

無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語(2024年製作の映画)

4.1

プロレス好きなのもあって泣きっぱなしだった。観た友達とあなたにとってのサムソン宮本は誰か話し合った。地方で文化をつくるって理解されないし簡単じゃないよね。やりたいからやれる。フリーペーパー作ってるけど>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.6

冗長だった。始まってエリセだなぁと思ってたら劇中映画で意表つかれた。映画を作る中で自分を見失ったエリセ自身と重ねてるのかな。フリオの家の前のベンチが綺麗だった。アナと再開して「私はアナよ」と繰り返しな>>続きを読む

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

3.6

高橋一生ズルいな。洒落点なぁ。見ていて面白い映像ではある。ヘルタースケルターっぽい。こういう妖しいキラキラはいいなぁと思いつつ距離感置いてしまう。ヴィレッジヴァンガードみたいだったな。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.7

嫌われ者の2人。どちらも虚勢を張るが隙だらけで弱いのが愛おしい。自分の正義を通さないと気がすまなくて生きづらい2人が過ごす時間は生命力に満ちている。過去に囚われた2人が外の世界に出て未来を変えていく。>>続きを読む

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.8

屋敷女?と思ったらそうだった。ベアトリス・ダル大好きだぜ。目が痛てぇよ。寝る前に短いから選んで見たら不意打ちくらったよクソが。これだからギャスパーノエは最高なんだ。大好き。カオスすぎるのと撮影監督さす>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.1

認知症の祖母、心臓病の祖父、シングルファーザーで精神病の息子の日常を淡々とやってるだけなのに面白い。祖母の目が据わってて本当に怖い。破滅の気配がずっと漂っていてあくびは出るけど目が離せなかった。免許返>>続きを読む

エル・スール(1982年製作の映画)

3.5

美しいね。寝てしまうとこもあったけどそれでも良かった。ダウジングの設定とは驚いた。

女の子よ死体と踊れ(2015年製作の映画)

3.7

意外とカット割りとかちゃんとしている。死亡大喜利もバリエーション豊富で良い。緊張感のなさがモ!だなぁとなりホッコリ。朝倉監督の作品は逆光で見づらいとこ多い気がする。

眉村ちあきのすべて(仮)(2019年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃやな。眉村ちあきだなぁ。ドキュメンタリーと騙された。ある意味ドキュメンタリーかも。

デッドクック(2016年製作の映画)

2.7

曲が絶望的に雰囲気にあっていない。カット割ってるけど繋ぎ方に違和感があるというかぶつ切りで静止画のような感じ。運動性を感じない。食人有りのスプラッター。スプラッターをするためだけの映画で急にゲームが始>>続きを読む

DOOR III(1996年製作の映画)

4.0

清はホントビニールカーテン好きだよね。迫り方が花子さんのときと同じで感動した。清は小中千昭の崇拝者だなーと改めて思った。ヒトコワでこの撮り方するのアリなんか?とは思うけど素晴らしい。

DOOR(1988年製作の映画)

4.1

劇伴が最高に良い。ジャッロみたい。ストーカーのキモさがグッド!目がイッちゃってた。コンドームを口で開けるとこ最悪で良い。撮り方が見てて楽しくて飽きない。『悪魔のいけにえ』『シャイニング』のオマージュ結>>続きを読む

ファンタズム(2014年製作の映画)

3.3

恐怖の音をぶつぎりにするのが『怪談新耳袋 』シリーズによくある表現でJホラーをまじめにやっている印象。恐怖表現も古典的なJホラー。Jホラーやってるけど怖くはない。Jホラーやってんなーって感じ。演技は全>>続きを読む

デッド・オア・リベンジ(2015年製作の映画)

3.5

地雷踏み男が生意気すぎて笑う。地の利を得たオビワンに挑むアナキンくらい無謀なのに生意気。さっさとレイプしろや!ネチネチごちゃごちゃ喋ってねぇでさっさと地獄見せてくれ。同じようなやり取り多いから飽きるし>>続きを読む

トレマーズ(1990年製作の映画)

3.8

ゆるい雰囲気で揺れの怖さがしっかり伝わってくる。地面を突き破る迫力すごい。音出しちゃダメな設定だから『クワイエットプレイス』の先駆けと言える。ポテチ食いながらよそ見しながら見れるちょうどいい映画。終わ>>続きを読む

可愛い悪魔(1982年製作の映画)

3.9

子供の暴走っぷりが見事。日本のオーメンと言っても過言では無い。

隣の家の少女(2007年製作の映画)

3.1

胸糞だと期待していたけどそこまでだな。直接的な描写がないからなんとも。意地悪なオバサンが子供を従えて引き取った美女を虐待する。オバサンが子供に崇められて気持ちよさそう。子供たちは興味のままに行動してい>>続きを読む

大恋愛(1969年製作の映画)

3.9

妄想男の暴走劇。映画じゃないとできない表現をしているので見ていて満足感がある。色使い良し!笑いどころ良し!エテックスのつかみの効果音ボケ好きだな。

狂猿(2021年製作の映画)

3.7

COCOBATのDevilを聞くと鳥肌立つ。
オフのイメージが違いすぎてビックリした。本物のプロだ。怪我から恐怖から立ち上がる葛西純に涙が出たよ。葛西は勝ってるイメージないけど大好き。

高校の時に大
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

4.3

雷を受けたぐらいの衝撃。サイレントからトーキーに劇中の時代設定に合わせて変化する。特に前半は傑作中の傑作。8 1/2にジェルソミーナとザンバノの大道芸が来る看板のとこは笑ったし痺れた。

はりぼて(2020年製作の映画)

3.8

悪意のあるカットに何度も笑った。富山は腐ってるとは聞いてたけどここまでとは…津軽選挙も話題になったし不正はどこの街でも行われてるんだろうな。制作している自分の会社を下げるような演出をしてまで街全体の腐>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.8

アナルにスタンガン。
なんちゅう胸糞の悪い話だ。子供ながらにIS(イスラム国)が衝撃だったことを覚えてる。主人公は国外に支援しに行って捕虜になってしまう人と重なる。ガザでもこのような事が行われてるんだ
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COME TRUE/カム・トゥルー 戦慄の催眠実験(2020年製作の映画)

3.6

黒沢清の『回路』っぽさがある。ボヤけた夢の中に出てくる人型の怪物のようなものが現実にも現れる。幽霊?表現としてJホラーに近いものを感じる。とにかく夢の映像が沈没船を辿る映像みたいだし、幾何学的でありそ>>続きを読む

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.5

カフェのウェイトレスのジョゼットが僕は好き。ミュージカルが苦手だけど後半は楽しめた。口ずさみたくなる曲も良い。1年分のパステルカラーを摂取。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

楽しかったぜ
落ちがいい。キャラ多いのに濃くて混乱しないのガイ・リッチーの特徴なのかな。こんなに面白いわらしべ長者があるとは。

裏窓(1954年製作の映画)

3.4

ワンシチュエーションでここまでやれちゃうのすごい。グレイスケリーは美しいけど恋愛要素は必要だったのか?自分を全く疑わない亭主関白バリバリの主人公がいちばん怖かった。そして何より恐ろしいのが僕も足の骨を>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

4.1

編集がかっこよくて今風。カットをガンガン割るゴリゴリな編集。それに負けないくらいゴリゴリハチャメチャな物語。ブラックピット最強にかっこいい。音楽の使い方も爆ぁげって感じ。吹替で見たけど超良かった。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.6

子供かと思ったら20〜30代の女の子なのね。序盤はシュールでカオスでよくわからんかったが、段々と面白くなっていった。真面目な雰囲気でバカバカしいから笑ってしまう。

異物 -完全版-(2021年製作の映画)

2.8

触手クリーチャーもの。
ようわからんわ。日本のクリーチャー物は珍しいから期待してたけどワクワクしない作品だった。