画はもちろんだけど、音がそれぞれの場面の心理描写を助長してたような気がした。
若尾文子が川口浩を誘うシーンの太鼓の音は印象的。
雨のシーンも船の前でのシーンもいいけど、
最初に川口浩を誘うシーンが一番>>続きを読む
「いろんなことがあって本当の夫婦になっていくんだよ」先輩さすがっす!
と、ヨメのいない自分にはわかりっこない話だが、いつの時代もサラリーマンは満員電車に揺られ、仕事が終われば麻雀だってするし、魔がさす>>続きを読む
BSのデジタルリマスター版にて。
基本中の基本的なストーリー構成と、キャラクターの造形で、あーなるほどこれが傑作と言われるやつか。とは思った。
ただ正直オチが有名すぎるために、そこまで楽しめなかった。>>続きを読む
韓国映画の感動ポルノもの。
ちょっとご都合主義とベタな感じが強過ぎで好きになれませんでした。
主人公が立派すぎて、激動の時代においても家族を支えるという任務を遂行し続けたことは素晴らしいけど、ストーリ>>続きを読む
タイムリーヒット。
とにかくタイミングが抜群。
ラストシーンは震えた。
正直、ストーリーは展開させることに注力しすぎて、特にシムウンギョンの、キャラ設定まではよかったけど、個性としてキャラクターが浮>>続きを読む
文字通り、若かりし頃の有り余ったエネルギーをケンカにぶつける話。
コメディがだんだんカオスになっていくが、オチが弱く感じた。
会津にいってから随分おかしくなってくる。「会津」だけ顔のヨリにして、会津の>>続きを読む
ギャンブル依存症阿鼻叫喚&悶絶ムービー。
したがって症状の兆しがある人は必見。
この映画を観てもなおギャンブルをしたくなった人には本格的な治療をオススメします。
テーマがものすごく好きで、理不尽、罪>>続きを読む
色んなオヨヨーイを楽しむ映画。
エンドクレジットにも出てきたが、パヴェウパブリコフスキの両親の実話。
そう考えると、同じ自伝映画のローマより個人的には好きだった。
半ばミュージカルだが、撮影が凄すぎる>>続きを読む
オンライン試写にて。
いまいち何を伝えたいのかはっきりしないフニャっとした設えに感じた。
終盤の展開には正直がっかりしてしまった。
もっと悪に振っても良かったんじゃ。
あと、ジェイクギレンホールの主人>>続きを読む
三兎を追うものは、、、。
ホン・サンスがめちゃくちゃ影響受けたであろうストーリー展開だったが、終盤の畳み掛けは見事だった。
ポーリーヌちゃんが大きくなってることに感嘆する前半。
悲しい役どころが続く彼>>続きを読む
没個性、競争社会、抜け殻となった体と心。
人とつながること。
そこらへんのMVとは完全に一線を画すArtだと思った。
おれも電車であんな動きしたいな。
通勤中に見ると不安になれていいと思います。
トム>>続きを読む
3回目ぐらい。
これぐらい重ねると序盤で泣ける。
むしろ序盤が泣ける。うそ。終盤は嗚咽。
最近NHKでやってた安楽死の特集見ても思ったけど、どうやって生きるかと同義で、どうやって死んでいくかは物凄く大>>続きを読む
これはドキュメンタリーではない。
島津なにがしという元電通ADのアーティスト活動のPVである。
たしかに、大義名分として「ゴミをゴミにしない」活動は素晴らしいと思う。
でも、この手のドキュメンタリーと>>続きを読む
段取りくさいカット割りが性に合わなかった。
銃の転がるところとか、驚いた顔とか、テンポは出ても嘘くさい。
演技も基本やり過ぎ。チクショーってはっきり言っちゃう映画は大体あんまり面白くないというのが持論>>続きを読む
ショーケン追悼放送より。
ストーリーが破綻しまくってて、正直あまり面白くないが、画が美しいしFIXのアングルの構図はうーむと唸るようなショットが多かった。
しかしながら、手持ちのショットが揺れすぎてて>>続きを読む
詩的。引き算が完璧。
一家族を通して時代の物悲しさを切り取っているように感じた。
家族であっても、祖父と父、父と娘、決して分かり合えるとは限らない。
人と人。北と南。どこかに起こる線引き。
カフェの窓>>続きを読む
友だちの友だちは友だちだけど、友だちから恋人になる境界線は非常に曖昧であり、男女の間の友情は存在しません。と断言された気分。
バカンスの前は色々とゆるくなるのがフランス人とするならば、今後も彼ら彼女ら>>続きを読む
デルフィーヌみたいな女子いるよなー。
やりもしないで否定的なことを言って殻に閉じこもる系の。
あ、これも自分だ。と気づくのにそう時間は必要なかった。
傷つかないようにしようと防御してるつもりが、知らず>>続きを読む
自分が完全にピエールとシンクロしすぎて、観てて辛かった。
とともに、俯瞰でわからせてくれて、エリックロメールありがとうと言いたい。
口は災いの元。それはピエールにせよ、アンリにせよ同じだが、個人的には>>続きを読む
むずかし過ぎて、終盤のカオスっぷりは全く予想してなかったけど、これもまた映画なのかな。といった感想です。
円環構造にする必要があったのかは謎。
カメラワーク、正直あまり好きじゃなかったけど、このストー>>続きを読む
ラースフォントリアー流のコメディとでも言えばいいのか。。
手持ちのカメラを多用しており、FIXでフレームを規定して物語を見せるというより、物語がどう進むかわからない緊張感を存分に盛り込むスタイルは今作>>続きを読む
第1部
日曜日の友達
女っ気ありのナンパ野郎のことの顛末には、ざまぁwと言ってやるしかないのだが、あの男の気持ちも痛いほどわかる。
立入禁止の場所に連れて行ってやるという、ワクワクワードがまさしく7月>>続きを読む
チャリンコドキュメンタリー。
「遭難者」の主人公が言ってたみたいに、峠を越えると経験したことのない快感が待ってるんだろうな。
マラソンと似た感じか。
しかしながら、眠たかったから存分に寝させてもらっ>>続きを読む
タイトルが体現しまくってる、非モテ男子のアンセム的役割を果たす今作。
シルヴァンの絶妙なハゲっぷりは、アンガールズ田中のビジネスライクな気持ち悪さとはケタ違いの生々しさで描写されている。
「好きになっ>>続きを読む
女っ気なしの前日譚らしいが、こっちはこっちですげぇ面白かった。
ベタっぽくはあるが、シーンとシーンの間の飛ばし方が絶妙だし、かといって綺麗に点と点で繋げてて、シーンの切り替わりで笑いを起こさせるのは高>>続きを読む
懐かしのCXの渡り廊下。それが見れただけでよしとする。
OT2Fのスタジオに通じる廊下も懐かしかった。
よく出来たストーリーだとは思うが、肝心のドラマの脚本がどう展開して着地したのかよくわからんかった>>続きを読む
後半のクローンくだりぐらいからは面白かったが、前半が結構退屈。
メンゲレとかいうマッドサイエンティストの話が出る以上は、もっとそれっぽい映像表現がなされて然るべきかなという気がした。
オブラートで包ん>>続きを読む
お侍の話はようわからん。
平和すぎて深みを全然感じられなかった。
「何をしたかではなく、何のためにしたのか。」
ってセリフが残るぐらいで、演技下手な役者が多かったように思う。
特にあの殿はなんなんだ。>>続きを読む
30歳でデビュー作としてこの映画を撮った長谷川和彦。
初めて観たけど、熱狂的な信者がいることは頷ける。
圧倒的な熱量を感じる作品って、こういう作品のことを言うんだろうな。
青春とは破壊することなのか>>続きを読む
人間軸とうなぎ軸の二軸で展開されるストーリーが秀逸すぎる。
こんなドロっとした人間模様の内容だとは知らなかったが、若かりし頃の役所広司と柄本明の演技が凄すぎて息を呑んだ。
男と女は付かず離れずの距離を>>続きを読む
GW明けてから怒涛の仕事量のお陰で、僅かな睡眠時間を削ることも許されず、全く映画を観ることが叶わなかったが、ようやく出口が見えてきたので久々に劇場へ。
中野量太作品はこれまでも見てきたが、
以前にも増>>続きを読む
久しぶりに見返したけど、やっぱり面白い。
グレースケリーが綺麗すぎる。
イチャコラするシーンはいらんかなと思ったけど、主人公の「僻地についてこれる根性あんのか?」って問いに対する答えみたいな行動も見て>>続きを読む
エンディングノートの砂田麻美監督のドキュメンタリーなので期待して見たが、正直イマイチだった。
そもそもジブリにも全く興味がない自分も悪いのだが、撮影者側の意図するものが撮れていたかというとそうではなさ>>続きを読む
冒頭の 「幸せが楽しいとは限らない。」
が、ストーリーの核となっている、ファスビンダーにすればかなりわかりやすい一作。
めちゃくちゃあからさまな人種差別がなされるシーンが散見され、苦しい気分にはどう>>続きを読む
土曜のオールナイト行けなかったから、ようやくレンタルして鑑賞。
たしかにこのシュールさと世界観はそうそうノーマルな人間には描くことは不可能と判断した。
クーはもちろん、異星人二人との交流と謎の友情には>>続きを読む
ディスイズ青春群像劇。
クーリンチェのその後を描いたような内容にも思えたけど、恐らく90年代中頃当時の台湾の時代性も反映した中身になっていたように思う。
やっぱエドワードヤン好きだわ。
この人数がい>>続きを読む