私は家族物があまり好きではないが、この程度のおめでたさなら許せる。私たちと今、並行して生きているドイツの普通の家庭の様子が見て取れる。難民問題についての扱いは、他のレビューを参考にしてほしい。
物を作る人は自分を大事にしなければならない。自分に相対峙し続けなければならない。そういう「作り手の精神」が垣間見られる。
暑苦しい映画。しかし、「アクティブラーニング」の現場の一例を見る記録映画として、とても良い。
1850年あたりの生活、価値観が丁寧に描かれている。この時代から、引きずらなくてもいいことを、私たちは引きずっている。
多分、小説の方がいいと思う。「汚い生活」が描き切れていない。ただ、一般に受け入れられる「汚さ」は、これが限界なのかもしれない。
キリスト教のある程度の知識と第二次大戦中のヨーロッパについての知識がないと味わいきれない。
音楽を実際に何らかの形でやっている人にはオススメできない。巨人の星の音楽版。
「マインドセットが変わる」ということは、こういうことだというのがよく分かる映画。「イノベーションのためにはマインドセットを変えることが必要」という言葉の意味が、ぼんやりとしていてわからない人は見た方が>>続きを読む
多く残されているマイルスの逸話を、上手に組み立ててある。客観的に当時の世相の中でのマイルスディビスの立ち位置などを知りたい人にオススメ。
チェットベイカーについて、音楽ではなくその人生を知りたい人向け。また、この当時のアメリカの音楽を含む文化について知りたい人にもいい。娯楽映画ではない。
オススメ。法王も、悩み、苦しみ、祈り、笑い、食べ、時に争う、普通の人である。だから、その祈りには温かみや重みがある。キリスト教の知識が無くても、まあまあ大丈夫。オススメ。
イランの普通の生活が見られる佳作。ただし、普通の生活を映す映画を撮るために、どれだけ普通じゃない努力が必要だったかは、とても大事。
いい映画なのですが…。
監督が外国人なので、観客に求める「常識/強要としてのキリスト教」のレベルが、日本人から見るとすごく高い。
私は、ミッション系の学校で育ったクリスチャンなので、理解はできたのです>>続きを読む
技術系の一人として、もし、同じ境遇になった時に、何をどこまであきらめずにできるか、考えさせられた。多分、本を一緒に読んだ方がいい作品。
子役、素晴らしい。物語全体としては、もしかしたら、本で読んだ方がいいかもしれない。
オススメ。一人の人の人生を丁寧に追っていて、脱北、脱北者の生活、中国、韓国、北朝鮮の様々な面が見られる。
オススメ。南米の近代史、新しいことを始める勇気や仕掛け、そんなものが分かる。
伝えたいことはたくさんあるけれども、時間に収まらなかった感がある。こういう授業やイベントに参加したい、開催したい人は見ておいた方がいい。
編み物の文化と芸術としての編み物に触れられる。オススメしたいが、人を選ぶ。
伝統を守ること、芸術の求道、それをささえる裏方、文化の継承、そういうものが見て取れる。
オススメ。築地の前工程、後工程も追いかけてある。