江戸川のくわまんさんの映画レビュー・感想・評価

江戸川のくわまん

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私を殺さないで(2021年製作の映画)

2.8

ミステリアスな雰囲気からサスペンスにホラー、アクションと物語が進むにつれてどんどん加わっていき、テンポが速いのであまり考えさせずに引っ張ってくれる展開は良かったです。ただ映画として体系的なところが弱い>>続きを読む

群がり(2020年製作の映画)

2.5

昆虫パニックではなく、食用イナゴというとても身近でリアルな題材を人間パニックとして仕立てた作品。セッティングはいいのですがドラマとしてすべてが中途半端で消化不良。期待感のみで最後まで見れたのですが伝わ>>続きを読む

レギオン(2010年製作の映画)

2.5

まず映画としてキャラの語りシーンが唐突すぎて全く流れを無視してるから全然響かず・・というか興醒め感を増長。とにかく突っ走っるB級精神もなく本当に中途半端感満載で見ていて本当に辛い展開。内容的には天使を>>続きを読む

密航者(2021年製作の映画)

3.0

何とも着地が残念な映画でした。制作費がなくなって打ち切っちゃったみたいにすら感じるのは、この着地までのストーリーテラーが弱すぎると思いました。邦題詐欺かと思ったら直訳でしたね(笑)

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

キャストの魅力、爆発!

いい映画でしたねぇ~
本がしっかりしてるからでしょう。
わりと静かな流れは好感はもてますが、意図したと言うより個人的には演出力が弱かったと思いました。何かが足りない…
なのに
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

前情報の有無が大きく左右する映画では?

私は良く見ずにタイトルからサスペンスと勝手に思って観たおかげで、ホラー予兆に気付かず(タッチは間違いなくサスペンス調でしたよwww)一発目のショックシーンは「
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ポルターガイスト(1982年製作の映画)

4.0

もうTVの砂嵐はない時代・・・

当時はグレムリン、グーニーズなど飛ぶ鳥を落とす勢いだったスピルバーグが監督していたと思って観た人も多いはず。これもその一本ですね(笑)
しかし!これは面白かった・・と
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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

3.5

SF!と思って観たのですが全然違って。テーマは「人間社会の性」でよくある「人間の性」ではないような気がします。宇宙船という舞台を借りて描いているのは枝葉の部分を端折り本質で描きたいものとの距離を縮める>>続きを読む

悲鳴を上げる頭蓋骨/叫ぶ頭蓋骨(1959年製作の映画)

3.0

すこし昔の映画の中で主人公とかが白黒の映画をなんとなく見ているシーン、良くありませんでしたか?あんなシーンの気分を味わいたい時にお勧めです(笑)。私はたまにこの手の作品を見て、映画を見ているという行為>>続きを読む

見えない相手(2007年製作の映画)

2.8

ビデオがまだ一般的でない時代…映画が見たくても放送されている映画をみるしかなかったその昔・・・映画観たさに全くの予備知識のない放送されている深夜映画を見たときに感じる何とも言えない「あの感じ」を思い出>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

正体は●●だったパターンは「映画あるある」と言ってしまえばそれまでですが、本作は良くできていましたね。「愛」が押しつけがましくなく、薄っぺらじゃなく、いい塩梅で展開するのでラストも納得、感動できます。>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

さすがと思う玄人映画!

オチとかはもうおまけになるくらい(笑)、ミステリーとしてきちんと構成されて一つ一つカメラが歩んでいく展開と映像が圧巻。そしてデカプリオが抜群にいい!久々にエンドロールを見なが
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マンホール(2013年製作の映画)

2.0

空振り三振!!

また出会ってしまいました・・・
アマゾン・ネトフリの罠に・・(笑)
この手の作品はできれば見逃し三振したいですね。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.5

人生で初めて上映後の予定を投げうち、続けてもう一回見た作品。
(今の映画館ではもうできませんねwww)
背景である戦争そのものが大狂気なので分かりにくい部分も多いが、本作は圧倒的な狂気をシンプルに描い
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アス(2019年製作の映画)

4.0

この監督さんの力量は凄いですね。ストーリーの牽引力が半端じゃない。
熱量もきちんと計算されてる(と思う・・)からここまでできるのでしょうね。
全盛期のスピルバーグをも彷彿させる映像作家のひとりで今後が
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A.I.ライジング(2018年製作の映画)

3.0

潔いと思います。

まず個人的にこのような題材は好きです。さらに詰め込みすぎで空中分解したり、どっちつかずになるなどたくさん見てきた中で、テーマを絞った潔さに好感が持てました。残念なのはスリリングさに
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テリファー(2016年製作の映画)

3.5

なかなかですね

ちょっと甘く見ていたせいもあり、
引きずり込まれました。はっきりいうと(この先どうなるの?)だけしかない映画なのですがそれだけで最後まで行くのはある意味見事。もう一人二人犠牲者が出て
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ハロウィン(1978年製作の映画)

4.0

カーペンターのホラー部門の傑作。ストーリーはド直球も当時は今ほど殺人キラーキャラが乱立しておらず不気味さをかもし出す展開は見応え十分。
ブギーマンもその後はジェイソンが宇宙に行ったようにキャラの暴走路
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.8

べたな脚本をド直球で映画にすると傑作が生まれる時があります。
その典型かもしれませんね。

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.0

映画魂・・

演出はいつもの通りでザ・映画を知る世代には嬉しい限り。
ある意味頭を使わず感性だけで映画を見せてくれる演出はもはや骨董品(笑)
表面上の小手先をガン無視して筋をとことん見せつけられて
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サークル(2015年製作の映画)

3.0

シチュエーションスリラーは好きですが、SFものはだいたい物語として締められないから普通に見るにはいいですが1回限りで記憶サークルから消えます。

ライフ(2017年製作の映画)

2.5

早くメモらなきゃ!もう普通に忘れかけてます(笑)

Two(2021年製作の映画)

2.4

なかなか面白い展開だったのにあまりにも残念な普通のオチに「ああ、またか」と思わざるを得ません。

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.0

テンポも良く、強盗シーンもスリリング。銃撃戦も迫力&リアル感ありで
鑑賞には十分なのに、なんでこうも枝葉の部分が盛り上がらないのか。。
それは主役2人が何度も会っちゃってるから(笑)
普通にあり得ない
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スティング(1973年製作の映画)

4.5

TVで見ていた「コンフィデンスマン」で本作のラストシーンが軽いエピソードで使われており、頭に来たので久々に見直しました。
何度も見た映画ですがすぐに作品に没頭。不朽の名作を見返すと、大量の亜流作品に侵
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.0

数年前に全く予備知識なく偶然に出会った作品。このような出会い方で秀作に出会えた時のインパクトはとてつもなく大きくなります。
個人的には後の「君の名は」という活劇にモチーフがしっかりと受け継がれた作品と
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フューリー(2014年製作の映画)

3.5

戦争映画は昔の大作の方がなぜ面白いかというと、ズバリ活劇に徹していたからと思います。近年の作品は(制作の都合もあると思いますが)人物フォーカスが中心で、どうしてもリアルな戦争を知らなすぎる私としては見>>続きを読む

スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.8

久々に見直しました。クローネンバーグは独特の世界観が好きです。
初期~中期の作品は個人的には直球で撮っていた時代と感じています。
ビジュアル的には亜流の波にのまれてしまっても、世界観で観られる数少ない
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.0

残念な展開・・

結構映画としてはきっちり作られていたので、ストーリーが進むにつれてドキドキが萎みまくるストーリーが残念でなりません。
これは脚本の問題ですかねぇ・・骨子のみで作ったみたい。ラストはな
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ココディ・ココダ(2019年製作の映画)

3.0

非常に印象に残るも・・・

多分この世界は永遠に記憶に残りそう。でも、でも・・・もう一度見たいとは思えない作品なだけに残念。なにが足りないか・・・小さくてとても散漫してる感じ。。

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.0

嫌いではない作品だっただけに・・・

クローバーフィールドシリーズ(?)は好きなのですがね。特に2作目は面白かった。見比べると謎に緊迫感が足りなくて演出力不足なのかなぁ・・と思わざるを得ない。力量不足
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シチュエーションの勝利!

第一章はゆっくりとした流れを壮大なロケーションで包み、ただ者ではなさそうな雰囲気を感じさせてくれます。
第二章はこの夫婦が狂っているのではないことを弟の存在できっちり描いて
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サスペリア(1977年製作の映画)

5.0

後世に残る傑作ホラー

もちろん粗削りではありますが何度見ても本当に面白い!ホラーの名作ってやっぱりバランスがいいんですよね。どこかが突出していてもだめなんです。ストーリー・演出・キャラ・音楽・・・い
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シャーケンシュタイン/フランケンジョーズ(2016年製作の映画)

1.0

凄まじい・・・

VHSの時代でもなかなかお目にかかれない作品。今だにこんな作品に
出会うことがあるのか・・・映画って深い・・深すぎる。

スーパーマン(1978年製作の映画)

5.0

記念に今更投稿です(笑)

私の映画鑑賞史に燦然と輝く作品。今更ですが記念に投稿させていただきます!宇多丸さん同様、この映画は理屈じゃないんですよ(それも映画のいいところ。。。)!当時劇場で見た人の大
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ザ・クリーナー 消された殺人(2007年製作の映画)

2.0

どうしてもこうなっちゃうのは…

星の数ほどある「目の付け所はシャープ」なのに「出来は凡作」の一本。
こうなっちゃうのはきっと制作会社が一般受けするように作らせるからなんでしょうね。わかりやすく作るの
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