Yoshiさんの映画レビュー・感想・評価

Yoshi

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グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

4.0

北アイルランド紛争ど真ん中、ベルファストパンクのゴッドファーザー、テリー・フーリーの実話だけど、これはいい。観終わってなんとも清々しい。感動した。
こう言ったらかなり不謹慎だけど、北アイルランド紛争と
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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実(2019年製作の映画)

3.6

最後の30分、メダル授与式は感動した。エンドロールで挿入される本当の軍人達のエピソードトークも心揺さぶられる。
ただ実話を感動映画に仕立てました感が結構スゴい。この事実自体は感動エピソードだけど、それ
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

4.0

マット・デイモンがすごい。
寡黙で無骨、粗野で不器用なオクラホマの田舎のオッサンを見事に演じきる。あのマット・デイモンかと眼を疑う。
そのむさ苦しいオッサン、ビルと愛くるしい女のコ、マヤとの友情と愛情
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サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)

3.6

植民地支配されてるわけじゃないのに自国の女性を商品として同じ国の人間が海外に売り飛ばす。本人を騙して。たかだか70〜100年年くらい前に普通に行われていた日本の管理売春の話。
観るのは辛いけど、今こそ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.7

当時感を醸し出すためのモノクロ映像がとても綺麗で、どの場面を切り取ってもカメラアングルが良かった。
世界の中の重い歴史に向き合ってるし、映像美やそこに被さる音楽(ヴァン・モリソン?)も素晴らしく、もの
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

村上春樹の原作は読んでて、行間たっぷり読ませる短編をどう映画化するのか不思議だったけど、ほとんど別物の膨らませっぷり。

とにかく3時間は長い。
ただ引き込まれてしまった。
話題のラストは観るものに色
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

ボヘミアン〜の後の柳の下のドジョウ作品だと思って敬遠してたけど、こっちの方が断然面白い。

ボヘミアンとの違いは、まず本人が存命で、しかもセルフプロデュース作品だということ。やもすると否定的に捉えられ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.7

最後の20分で一気にひっくり返される。えっ、そこに来るの?
全てのシーンがPC画面上で展開だったり、SNS軸だったり当時は画期的だったんだろうけど、なにせこの世界は潮流が早い。今観るとこのアイディアも
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ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

3.7

クリスマスになるとホーム・アローンが観たくなるように、これは大晦日が近づくと観たくなる映画。
色んなストーリーが絡み合って徐々にクライマックスのタイムズスクエアに向かって全てが引き寄せられていく。
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ビューティフル・レターズ 綴られた言葉(2011年製作の映画)

3.8

多くの映画に紛れて見失いそうな小品だけど、心揺さぶられる作品です。
悩めるティーンエージャー・マギーが老人との出会いで、自分の居場所を見つける…
Codaもそうだけど、やっぱり音楽の力は凄い。
どんな
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.0

感動した。
人種差別の黒歴史は胸くそ悪いけど、歴史教材にしてもいいくらい。
徐々にチームメイトもジャッキーを受け入れて、外からの攻撃、誹謗中傷に一緒に立ち向かう様には涙腺がゆるむ。

主役のチャドウィ
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.4

マンハッタンを舞台にしたニューヨーク市警と麻薬絡みの話。
古典的な題材で新鮮味はないし、なんか全体的に薄味で、最後もアラッって感じで終わる。
同じ題材でも70年代〜90年代だったら、もっとコッテリとヒ
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.2

嫁に出ていかれて途方に暮れる父子が、時間の経過と共に絆が深まっていく…最後は涙腺崩壊。
昭和の昔、男親が子供の面倒を見ることを"クレイマー・クレイマーする"って言ってた事があったけど、原題は「クレイマ
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.3

名作にして初見。
これは本当に心の奥底に染みる逸品。
観終わった後の余韻が凄い。滋味深い。ピァアな感動ってこういうのを言うんだろうな。

シンプルなロードムービーで、オニール親子の微妙に変化する距離感
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スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.8

世間の評価はイマイチだろうが何だろうが、ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットの新旧男前の競演は見応え充分で、心揺さぶられた。

現実のストーリーととパラレルで過去の出来事が挿入されていく。最後の
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ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.6

こういう自叙伝映画の評価って、その人のことをどれくらい知ってるか、好きかで全然変わってくる。
ビーチボーイズの絶対的コンポーザー、ブライアン・ウィルソンの波乱の半生を描いたもので、ビーチボーイズやブラ
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.7

文学遺産の司馬遼太郎の小説ベースだから、映画で再現すると何をどうやっても原作を超えるのは難しいのに、これは配役の妙で本当に面白かった。

岡田准一、鈴木亮平、山田涼介、柴咲コウの主役、主役級の4人がも
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セント・エルモス・ファイアー(1985年製作の映画)

3.8

日本では色んなドラマにパクられすぎてるけど、青春群像劇としてこれが本家本元。やっぱり面白いね。

グループの個々のキャラ設定も王道中の王道で、優等生、落ちこぼれ、斜に構えた奴、平和にグループ内で付き合
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ラ★バンバ(1987年製作の映画)

3.8

1987年夏、ロサンゼルスを訪れた時のこと。
とにかくFMからは、この映画のサントラ曲"ラ・バンバ"が流れまくってた。
本国で大ヒットした映画なのに、なぜか日本での認知度が低い。

これは思いがけない
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.9

"いわゆる名作"で銀行強盗の実話ベース。
犯人と人質の関係が微妙に変化するのが見どころだし、ゲイの恋人の性転換手術代欲しさに銀行強盗起こしたというのが事実というのも面白いけど、ストーリー自体にそんなに
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

エッジの効いた舞台劇を見てるみたい。独特のクセがあるけど、その臭みがまたいい。
"ストックホルム・シンドローム"みたいな形の恋愛劇だけど、ヴィンセント・ギャロとクリスティーナ・リッチにかかると本当に切
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.2

アメリカン・ニューシネマの傑作は数あれど、これは本当にいい。
タイトルのスケアクロウ(案山子)に自分たちを例える含蓄の深さもいい。

ジーン・ハックマンの演技と存在感が凄い。
やさぐれてるけど本当はピ
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さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.7

スチール写真でちょっと観るのをためらったけど、ジャック・ニコルソン主演でアメリカン・ニューシネマとくれば、もの凄く期待して観た。
途中はもの凄く良かった。
護送囚人との色んなハブニングで育まれる友情で
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.1

う〜ん、あとを引く。続きが観たい。
このあと、家族はどうなったんだろう?もの凄く気になる。

有名なのぞき部屋の場面は、映画史に残る名シーンだと思う。マジックミラーを通して、見る側と見られる側の両方か
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ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

3.5

世間の評価ほど悪いとは思わなかったけど、いかんせんストーリーが分かりづらい。
全部がアフリカ軸の話で、色んな意味で遠くてピンとこないというのはあるかな。

それでもニコール・キッドマンとショーン・ペン
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

5.0

*自分の為の備忘録として字数無視で書いたので、興味のない方はスルーして下さい。

配信はパスしてDVDを入手して観ると決めてたので、このタイミングになった。


完璧だ。
あの時、スタジオで何が起きて
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

今年、これまで観た映画の中で一番良かった。
ラスト30分は、ただただ感動の嵐。

家族の中でただ1人聴力があって、しかもその主人公ルビーに声楽の才能があるという設定が凄い。
ルビーのバークレー音楽大学
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

先日MLBの公式試合が、このフィールドオブドリームスの舞台となった球場で開催された(本当は公式試合が開催されたのは近接地の新設球場らしい)。

発想と舞台設定が素晴らしい。
全編、野球愛に溢れたファン
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

最初のテーマ曲が流れた瞬間、30年前がフラッシュバックして鳥肌立った。
バーのシーンでデビッド・ボウイの"レッツダンス"が流れてきて、また鳥肌…
映画館の音響も30年前とは格段に良くなってるからなおさ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

観終わってジーンときた。
舞台はサクラメント。カリフォルニアの州都だから田舎設定には無理があると思うのだけど、主人公のレディ・バードが通う高校がカソリックというのがミソ。
そんな舞台で、高校生特有の悩
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

終始不穏な雰囲気ムンムン。
映像の綺麗さとのギャップはあの問題作"ミッドサマー"と同じ。とにかく今どきの映画なんだよね。

まぁ、とにかく観てる方がオェッってなるけど、最後はあ~あって感じ。
ただ、こ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.2

今回の安倍さんの事件の犯人は、このタクシードライバーのデ・ニーロ演じる主人公トラビスに似てるって某評論家が言ってたけど、似てるなんてもんじゃない。気味が悪いほど像が重なる。

社会に対する歪んだ不満、
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.7

アップデイトされたチャーリーズエンジェル。展開が早くてテンポがいい。誰がいい奴で誰が黒幕か目まぐるしく変わる。

3人のエンジェルズのキャラ設定と役者の魅力で評価と人気度が決まるようなもんだけど、今回
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13デイズ(2000年製作の映画)

3.8

1962年のキューバ危機の緊迫した13日間を描いたドキュメンタリー大作。
ウクライナ進攻の今こそ観る映画なんだけど、やってることは60年前から変わってない。
大国同士のパワーゲームの犠牲になるのはいつ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

タイトルとスチール写真だけだとどんな映画かさっぱり分からないけど、実はエッジの効きまくった一級サスペンスだった。
終始不穏な空気をまとった主人公キャシーか次から次に起こす復讐劇、そしてラスト前20分頃
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.7

終始不穏な空気の中でピーンと張りつめた緊張感。一気に観てしまう面白さ。

警察内部の麻薬絡みの汚職と殺人の現場に居合わせた警官を巡るストーリーはよくある話。でも決定的な証拠としてのボディカメラの争奪戦
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