映画館で劇場鑑賞。
本作がディズニー映画であるということを、終了後のディズニーロゴで思い出すほど、挑発的な作品だった。予告編の段階では、強烈なインパクトを放つヴィラン誕生劇を予感させたことから、ホア>>続きを読む
砂漠のリゾート地・パームスプリングスで行われる結婚式に参加した男女が、結婚式が行われた日を何度も繰り返す物語。
劇場公開作品ではあるが、動画配信サービス・Huluオリジナル作品。同サービスの利用者を>>続きを読む
大変素晴らしい作品でした。日本を舞台としたフェミニズム映画として、シスターフッド映画として繊細かつ丁寧に作られていたと思う。
個人的に、日本映画では伝えられることが少ない「住む世界が違う人たち」の世>>続きを読む
中国出身のクロエ・シャオ監督による正統派のアメリカ映画。アメリカ各地を流浪する人々=ノマドの視点から現代を生きる人々と社会の輪郭を垣間見るという構図は、バイク旅を通じて社会の様々な側面を映した『イージ>>続きを読む
音楽家志望の主人公が、松浦亜弥に魅せられ、同じハロプロを愛する仲間に出会い、彼等と過ごした日々を描く実話に基づく物語。 主人公が抱く感情の起伏はアイドルに限らず「推しのある生活」を過ごす人には響く。>>続きを読む
昨年12月に亡くなったサッカー界のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ。彼の伝説はサッカー史の1ページとして、時代超えて、世界中のサッカーファンが語り継がれる。
しかし、2019年に製作された本作『>>続きを読む
大変素晴らしかったです。恋愛が持つ普遍的な尊さと現代的価値観を並走させて描く脚本の秀逸さ、映画的な作りを活かした機敏な心情表現の描き方、菅田将暉さんと有村架純さんの熱演。文句なし、場外ホームラン級の作>>続きを読む
Netflixオリジナル作品。映画史に残る名作『市民ケーン』の裏側を脚本家のハーマン・J・マンキウィッツの視点で描く。
『市民ケーン』を初めて鑑賞したのは大学生の時だが、独特な構造に面を食らったこと>>続きを読む
舞台は1960年代のマイアミ。カシアス・クレイ(後のモハメド・アリ)、マルコムX、ソウル歌手のサム・クック、NFL選手のジム・ブラウンの4人が共に過ごした1夜をを描いた物語。
ピクサー最新作『ソウル>>続きを読む
日本ではディズニー+配信限定公開となったディズニー&ピクサー最新作。
大変素晴らしかったです。例によって劇場で流れていた予告編は入口にすぎず、本編は深みのある物語でした。「生きる意味」と「生きがい」>>続きを読む
12歳のエイブは父親がパレスチナ、母親がイスラエルにルーツを持つ家庭に育つ。双方の国家観・宗教等の考えの違いもあり、上手くいかない家族間の関係性を好転させるため大好きな料理作りで奮闘する物語。
食・>>続きを読む
映画館で鑑賞できず、Apple TV+視聴。
ソフィア・コッポラ監督×A24。夫の浮気を疑う娘と、疑惑追及をるけしかける父親が織りなすドタバタ劇。ビル・マーレイ演じる父親の身勝手だがどこか憎めない振>>続きを読む
第二次世界大戦直後のイギリスで活躍した元ドイツ軍捕虜のGKを描いた実話に基づく物語。
映画・サッカー好きな自分としては、公開前から楽しみにしていた作品。戦争映画・スポーツ映画の双方において興味深い内>>続きを読む
A24製作。当初は春公開予定も延期。無事公開されて本当に良いと思える作品だった。
末期ガンの診断を受けた祖母と、海外から中国に帰省した家族の物語。彼女にガンであること=【真実を伝える】を当たり前とす>>続きを読む
バリー・ジェンキンス監督『ムーンライト』を手がけたA24×PLAN Bの座組。本作もまた、映像と音楽の融合な作り出すエモーショナルな雰囲気、主人公たちを中心とする街の描写が素晴らしかった。映画館で見る>>続きを読む
メガヒット中のアニメシリーズの続編。本作の人気を牽引したTVシリーズのクオリティを確保しつつ、劇場作品としての盛り上がりも大いに補強された隙が無い作品に仕上がっていた。
マクロな視点で見ると、本作は>>続きを読む
元兵士の主人公・ヴァイオレットが、郵便社で手紙の代筆業に携わる物語。通信手段が郵便から電話に移り変わる前の世界を通じて、誰かに想いを伝えるためのツールとしての手紙の存在にフォーカスしている。
警戒し>>続きを読む
今年のアカデミー賞(助演男優賞)にノミネートされたトム・ハンクス。誰もが知る名優の怪演が評価されたのが本作『幸せへのまわり道』である。
子ども向け番組の司会者と雑誌記者のインタビューを巡る実話に基>>続きを読む
「我こそはIMAXの権化」
「「「I・M・A・X」」」(手拍子)
こうしたコール&レスポンスは行われたことは無いと思うが(それはそう)まごうことなき「ミスターIMAX」クリストファー・ノーラン監督の>>続きを読む
『スーパーバット 童貞ウォーズ』『マネーボール』ジョナ・ヒルの初監督作品。
製作はA24スタジオ。2018年の作品ではあるが、『ミッドサマー』のヒットなどもあり、同スタジオの知名度が高まったことも後>>続きを読む
DVDで鑑賞
2度目のリメイク(通算3作目)タイトルにある「スター」の定義は、公開時の時代背景に沿って映画女優から歌手に変更。
ライブシーンに力いをれており、違った魅力を引き出している。主演のバー>>続きを読む
勉強一筋の高校時代を過ごした優等生コンビが、卒業前日に失われた青春を一夜で取り戻すために奮闘する物語。
丁度、緊急事態宣言の解除後、『ルース・エドガー』『グッド・ボーイズ』『WAVES/ウェイブス』>>続きを読む
フィルモグラフィと鑑賞体験を踏まえ、ディズニー&ピクサー作品を見る時に気をつけることは「予告編から連想されるイメージにとらわれない」ということである。つまり、劇場で本編を見てみないとわからないと頭の中>>続きを読む
劇団・ヨーロッパ企画が手がけたSF作品。
映画化された『冬のユリゲラー』(曲がれ!スプーン)『サマータイムマシン・ブルー』等の人気公演を手がけてきた同劇団であるが、本作は映画用に作り上げたオリジナル>>続きを読む
路上生活を続けるホームレスたちが厳しい寒波を凌ぐため、彼等と交流がある職員とともに公共図書館の一角を占拠した出来事を描いた物語。
『万引き家族』(是枝裕和監督)『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジ>>続きを読む
Netflixオリジナル作品。
(鑑賞日:2020年7月25日)
Netflixオリジナル作品の監督・製作にも携わっているスパイク・リー監督の最新作。ベトナム戦争の黒人元兵士が戦死した隊長の亡骸と、>>続きを読む
4DXで鑑賞。エンドクレジットで劇場公開から31年が経過していたことに気づく。大好きな作品なこともあり、特別上映の機会等で定期的に映画館で見ている気がする。
本作で4DXという上映形式を初めて体験。>>続きを読む
高校野球の全校応援で野球場に足を運んだ4人の高校生が、アルプススタンド(応援席)の片隅で繰り広げる会話劇。
原作は、兵庫県立東播磨高校・演劇部が全国高等学校演劇大会で最優秀賞を受賞したオリジナル作品>>続きを読む
Netflixオリジナル作品
(鑑賞日:2020年7月24日)
『映画秘宝』最新号のBLM特集で紹介されていたNetflixオリジナル作品。
主人公の女子高校生が、警官に誤認射殺された兄の命を救う>>続きを読む
ハリウッドスターに向けて驀進中のマ・ドンソク兄貴主演作。「無差別殺人犯が襲撃した相手がヤクザのトップ(超武闘派)」という最悪な遭遇で開幕するバイオレンスムービー。
広義の任侠映画であり、クライムサス>>続きを読む
A24製作。公開前「プレイリスト映画」として話題になった作品であるが、アメリカンティーンズ映画の枠組みで語れると思う。
スマホでコミュニケーションを図るデジタルネイティブ世代に寄り添う音楽が「アルバ>>続きを読む
Netflixオリジナル作品
(鑑賞日:2020年7月18日)
何度も生き返る不死の軍団と、新たに不死の能力を手にした女性を巡る物語。
主演はシャーリーズ・セロン。本年公開された『ロングショット』>>続きを読む
『ソウ』シリーズの脚本を手がけたリー・ワネル監督作品。
物語は、交際相手の男性による支配から抜け出した女性が主人公。その男性の自殺を聞いた彼女は、平穏な日々を取り戻そうとするが、今度は「目に見えない>>続きを読む
冷戦時代の東ドイツを舞台に、手作り熱気球を利用して国境突破を目指す人々を描いた実話に基づく物語。
実話とは思えない大胆すぎる作戦の成否に加えて、社会主義国家の監視社会との内なる闘いが物語のスリル度を>>続きを読む
音楽プレイヤーの総称を「WALKMAN」と呼ばれていたことを自然と受け入れられていた時期がある。かくいう筆者も、カセットテープとCDはソニー製であったが、MDは別メーカーながらウォークマンと呼んでいた>>続きを読む
BDで視聴
(鑑賞日:2020年7月5日)
『キングコング:髑髏島の巨神』ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督の長編映画デビュー作品。ソフト販売を手がけるメーカーから権利関係の都合で販売終了の報を聞い>>続きを読む