凛太朗さんの映画レビュー・感想・評価

凛太朗

凛太朗

洋邦ジャンル問わず古いのから新しいのまで観ます!

映画(175)
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.3

19世紀のイギリスで、エレファント・マンと呼ばれた男ジョセフ・メリックの実話を元にしたデヴィッド・リンチ監督のヒューマンドラマ。

デヴィッド・リンチらしくないと言えばらしくないし、デヴィッド・リンチ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

ジーン・ケリー&スタンリー・ドーネン監督による最高にハッピーなミュージカル映画の最高峰!主演はジーン・ケリーが兼任。

ハリウッドのサイレントからトーキー映画への過渡期を、歌と踊りと色鮮やかなテクニカ
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ワナオトコ(2009年製作の映画)

3.6

SAW4〜ファイナルの脚本家マーカス・ダンスタンが監督及び、同じくSAWシリーズのパトリック・メルトンと共に脚本を務めるB級ソリッド・シチュエーション・サスペンス・スプラッターホラー。

金庫破りの前
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ロック・スター(2001年製作の映画)

4.3

『ボヘミアン・ラプソディ』観たら思い出したこの映画!
ギタリスト且つメタルヘッドだった10代後半から20代前半頃の私は、この映画のDVDをずっと観続けていた時期がありました。

オジー・オズボーンの豪
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

こんなに泣けるBohemian RhapsodyやWe Are the Championsを聴いて観てってしたのは初めてだよ!
20世紀フォックスのファンファーレから、1985年のLIVE AIDの再
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

4.5

演出面に関してはツッコミどころが満載な気がしなくもないけれど、香港ノワールの金字塔であり、凄く熱くて面白い。

監督はジョン・ウーですが、アクションシーンはサム・ペキンパーの『ワイルド・バンチ』から、
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.8

コーエン兄弟による凄くゆる〜い、巻き込まれ型のドタバタブラック・コメディ。
笑えるんですけどブラック・コメディですから、そこはかとなく社会風刺が効いているし、コーエン兄弟らしさ全開で凄くシュール。故に
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.7

ジェームズ・ワン監督による死霊館シリーズ第二弾。
本作も実話ベースですが、個人的には一作目よりだいぶ面白かったです。
これは、ホラーの面だけではなくて、一作目に比べて人間の内面をより深く描いているよう
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死霊館(2013年製作の映画)

3.3

『Saw』のジェームズ・ワン監督による実話ベースのホラー。
私としましては、いくら実話ベースと言われましても、その実話が疑わしいなぁと思ってしまう。
エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が調査してきたものの
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.8

月に細い雲がかかったカットの直後、剃刀で女性の眼球をスパッと。
このシーン、死んだ子牛の眼を使っているらしいが、今観ても結構な衝撃。

ブニュエルとダリの共作による本作は、互いの悪夢をコラージュしたシ
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1984(1984年製作の映画)

3.8

『2+2=5』
レディオヘッドの曲名にもありますが、作中及び原作内の用語である『二重思考』を端的に表しています。

「哀れなほど真実を知らないプロレタリア」とは、『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd G
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ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

4.0

「Let's go いこうぜ」
「Whi not いいとも」

この映画もまた、見方によってはニューシネマらしい西部末期のアウトローな男たちによる刹那的な破滅の美学が描かれた映画である。
ただし、血糊
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

4.3

ロンドンに住まう44歳の独身男ジョン・メイの仕事は、ケニントン地区で孤独死した人間の葬儀を行うこと。
几帳面で優しい性格のジョンは、孤独死を事務的に処理せず、一人一人の生き様に想いを馳せるように故人を
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

ヒャッハー!ミンチにしてやるぜぇ!っていう陽気な?ノリではなく、サイコパス的にミンチにしちゃう。そして食べちゃう。(食べさせちゃう。)
ジュリアン・ムーア扮するゴールデン・サークルの親玉のそういうサイ
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.8

パトリック・ネスによる児童文学小説を映画化したダーク・ファンタジー。脚本もパトリック・ネスが担当。

病魔に侵された母親のエリザベス(フェリシティ・ジョーンズ)と共に暮らす孤独な少年コナー(ルイス・マ
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.7

ジェニファー・ローレンス主演のシリアスなスパイ映画。アクション控えめな心理サスペンス。
冷戦を思わせる米露間の冷たい雰囲気が良いけど、多分現代劇。というか時代設定が曖昧。序でに諜報目的も曖昧。米露間で
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.2

1967年7月23日から27日にかけてのデトロイト暴動、その中でも特に7月25日か26日にかけて起こったアルジェ・モーテル事件に焦点を絞ってキャスリン・ビグロー監督で映画化。ということで実話ベース。>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.1

フランスの女性監督ジュリア・デュクルノー(同い年だよ!すげー!)によるこの映画、カニバリズムを描いているため、失神者が続出したらしいですが、私は違う意味でここ数日失神しそうだったよ。
歯痛で。

なん
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カスパー・ハウザーの謎(1974年製作の映画)

4.2

生まれてから16年間もの間、地下に幽閉されていたというカスパー・ハウザーの生涯を描いた伝記映画。
監督ベルナー・ヘルツォーク、主演はブルーノ・S。

これ実話ベースなんですけど、カスパー・ハウザーを演
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ニーチェの馬(2011年製作の映画)

4.4

吹き荒む嵐の中、廃れた大地に佇む一軒の家。そこに住まう老人と娘、そして老いた馬の絶望的な六日間を、モノクロの映像、わずかな台詞、ダークアンビエント風の弦楽奏で綴る。

ニーチェの馬というタイトルに引っ
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.5

邦題が秀逸すぎる!

ニューシネマの傑作と言うか、控えめに言って映画史上に残る不朽の名作の一つだと思います。
初めて観たのは多分10なん年か前だと思うのですが、初めてラストシーンを観た時の感動というか
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評決(1982年製作の映画)

3.8

医療ミスによる訴訟問題を題材に正義の在り方を描く法廷ドラマ。
監督は社会派の映画を撮り続けるシドニー・ルメット。主役の酒に溺れ落ちぶれた弁護士役にポール・ニューマン。

新聞の死亡欄を読み漁り、仕事に
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.7

主演にジョニー・デップを据えたティム・バートン監督によるファンタジーラブストーリー/コメディ。
ヒロインは当時実際にジョニー・デップと付き合っていたウィノナ・ライダー。

主人を亡くした古城に独りで住
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ネットワーク(1976年製作の映画)

4.0

今ではここ日本も含め、そんな事はなんとなく知ってるよ…って感じですが。
70年代、アメリカのTV業界の欲望やら何やら、内情・闇を描いた社会派のシドニー・ルメット監督によるブラック・コメディ。

視聴率
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田園に死す(1974年製作の映画)

4.2

野爆のくっきーは寺山修司からの影響を受けまくってると思う。
白塗り、和テイスト特有のおどろおどろしい世界観。

母と2人で恐山の麓で暮らす父親のいない主人公の唯一の楽しみは、イタコに父の御霊を降霊させ
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.1

アル・パチーノ主演で共演にジョン・カザールと言えば、私は真っ先ゴッドファーザーシリーズが思い浮かぶし、監督はシドニー・ルメットだしで、シリアスな社会派の映画なんやろな。と思ってると、チンケな銀行強盗の>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.8

ニューヨークに住むその日暮らしのウィリーと、その友達ビリーと、ハンガリーのブダペストからやって来たスクリーミング・ジェイ・ホーキンスのI Put a Spell on Youを愛聴するウィリーの従妹エ>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

4.0

『レオン』からイカれた汚職刑事が消えて、主人公が女性になって相棒となる子供が男の子になったら『グロリア』になる。というくらいには『レオン』の原型となってます。
観ていて、あぁ、ゲイリー・オールドマンの
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

4.1

アル・パチーノ&ジーン・ハックマンの共演によるアメリカン・ニューシネマの傑作ロードムービー。

暴力事件で6年間服役していた喧嘩っ早くて豪快な重ね着大好きマックス(ジーン・ハックマン)と、5年間船乗り
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.4

猫、無慈悲にぶん投げられる。指チョンパ。生首ドーン!
コーエン兄弟の如きシュールなバイオレンス。

レイフ・ファインズが演じる主人公グスタヴのモデルとなっているオーストリアのユダヤ系作家、シュテファン
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

JBってのはジェームズ・ボンドか?
ノー。
ほなジェイソン・ボーンか?
ノー。

ジャック・バウアー。

そっちかよ!オレの頭の中ではなんでかジェームス・ブラウンだと思い込んでたよ!

はい。キック・
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

ある暑い夏の日に八王子で起きた夫婦惨殺事件を背景に、東京、千葉、沖縄に現れた素性の知れない3人の男と、彼らを取り巻く人々を描いた重厚なミステリー/ヒューマンドラマ。

ミステリー?ミステリーなのかこれ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.7

21歳の誕生日に、父親から「一族の男には代々タイムトラベルできる能力があるのじゃ!」と告げられるティム(ドーナル・グリーソン)。
その能力を駆使して魔王討伐に…ではなく、恋人を作るために使うことにした
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.6

親が親らしくあることも、子供が子供らしくあることも、簡単なようで簡単なことではない。
愛されることを知らないと、人を愛することもできない。自分を愛することすらできない。
私はそのように思います。

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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.8

観ていて、ボロネーゼが凄く美味しそうで、よっしゃ!今日の晩御飯はボロネーゼ作ったろ!と思ったそばから、見終わった後に挽肉使って全然違う和食を作っていたよ。(ほんとどーでもいい)

カンヌ国際映画祭パル
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主人公は僕だった(2006年製作の映画)

3.8

事実は小説よりも奇々怪界界界界界界界界!(芸人が出てくるBGM風で)
Incredible Strange!
フェンダーのストラトキャスターを手に入れたら、Deep PurpleのStrange Ki
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