凛太朗さんの映画レビュー・感想・評価

凛太朗

凛太朗

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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.4

ゴリゴリに泣いた。泣くことが約束されていたとも言える。泣くって分かってて観たんだけど。だけど、原作の方が良かったです。原作読んでるから泣くって分かってたんですけど。
映画は中盤以降、魅せ方がグロテスク
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復讐の記憶(2022年製作の映画)

3.4

イ・ソンミンさんの演技力は凄まじいものがあると思う。
しかし、観ていて気持ちのいい映画じゃないし、あーだこーだ言う気もないけど、ただ、これをプッシュしてた近くのTSUTAYAは潰れて当然なんじゃないか
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

妹と姪っ子が観てすごいよかったとか言ってたので観てみた。
原作は何度も読んでるけど、震えましたね。鳥肌ぞわぁぁぁぁぁ!特にブザービートに至るまでの演出は、ありきたりと言えばありきたりだけれど素晴らしか
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テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

2.3

ニコラ・テスラもイーサン・ホークも好きだけど、何なのだこれは?
イヴ・ヒューソンはU2のボノの娘さんらしい。

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.6

これは原作をそれほどぶち壊してなくて良いのではないでしょうか。良いと思いました。なんなら最後の方、原作より泣きそうになったかもしれない。
それにしても出演者が豪華すぎ!そして若い!

理由(1995年製作の映画)

3.4

人種差別に伴う冤罪かと思いきや、そんなシンプルな話でもなく。シンプルじゃなくなった結果、エンタメとしてはいいけどとっちらかっちゃってる感が否めない。結局何を観せたかったのか?
エド・ハリスの怪演のおか
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魍魎の匣(2007年製作の映画)

2.5

130分程度の時限制でサイコロみたいな原作の再現度を上げるのは無理があるにしても、にしてもだよ。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.9

多分3回目くらいの鑑賞。当時劇場鑑賞してたんだけれども。
サイコパスの頭をパッかーんして脳みそどうなってんのか覗いてみたい。見てもわからないだろうけど。その前に自分がサイコパスであるかどうかを疑う必要
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ルードヴィヒ/神々の黄昏(1972年製作の映画)

3.7

流石のヴィスコンティ。バイエルン王ルートヴィヒ2世の即位から死までを描いた凡そ4時間に及ぶ作品。
男も女もなく、ただひたすらに破滅の美学とも言える耽美主義を貫いたルートヴィヒを演じたヘルムート・バーガ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

スコセッシとデ・ニーロのタクシードライバーとキング・オブ・コメディのオマージュっていうのは、観たらそれはそう。ってなる。
にしてもブラック・ユーモアが凄い。今の時代、悪趣味と言われても仕方ないと思うけ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

子供の頃にVHSか何かで見ていたウルトラマン思い出す。思い出すつってもウルトラマン観てたなぁって記憶だけで内容殆ど覚えてないんだけど。
ゼットン強かった記憶あるけど、強いとか以前に、ゼットンでけぇ!な
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.5

最後に訪れるカタルシスに物凄く心揺さぶられめちゃめちゃ泣いていた。流石のダーレン・アロノフスキーである。人間の美醜が極まっている。アレは天国への扉か?
白鯨を思わせる巨体のブレンダン・フレイザーの演技
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

エスターの前日譚だけれど、10歳ですと言われても、もはや10歳に見えません。そんなエスター(ヤベー奴)がヤベー所に転がり込んでヤベーことやるお話。
エスターのエレクトラコンプレックス全開化!

欲望(1966年製作の映画)

3.8

人生二度目の鑑賞。一回目観た時は、はてな?であった。そして今回もはてな?である。

完全になんだかオシャレな気がするような、そして不条理な雰囲気映画だと思うんですけど、ひょんなことから事件が勃発という
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サン・オブ・ゴッド(2014年製作の映画)

3.5

途中まで完全に観たまんまJesus Christ superstar!って状態!

え?これ元々TVシリーズでやってたの?やってたらしい。
イエスの生誕から受難、復活、昇天(?)までを描いた壮大な物語
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エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

3.2

セシル・B・デミルの十戒(1956年)を思わせる所は勿論あるけど、こっちは更に思いっきりエンタメに振っていて聖書の出エジプト記とは大きく異なる。それがいいのか悪いのかは置いといて、見方によっちゃ(よら>>続きを読む

機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER(2017年製作の映画)

3.5

宇宙から空中になり陸になり海中になりぃ。海中戦、水陸両用MSが活躍してていい感じ。
だがしかしである、なんかヤベーの出てきたぁ!って思ったら終わってしまって物凄く消化不良。続きを観たいのですが、無いも
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機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY(2016年製作の映画)

4.0

サンダーボルトててなんつうふざけたタイトルだ!とか思いながら観たら、とんでもなくヘビー。フリージャズはいいけど、その混沌具合が戦争の混沌と相まってPTSDもんですよ。
なんだかジョニーは戦場へ行ったと
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018年製作の映画)

4.0

ガンダム好きにとってルウム戦役が観れるだけでもう最高。
赤い彗星のシャアがシャアザク無双をかますわけだけれど、何故だろう、連邦がどうとかジオンがどうとかの前に、なんか鼻につくんですけどシャア。
やっぱ
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.5

なんだお前は、誰だテメーは、なんだその思わせぶりな台詞はとか思いつつ、熱くなってきました!って思ったら終わった。続きが気になりすぎて夜しか眠れない。Gジェネでもやってお茶濁そう。

オーメン(1976年製作の映画)

3.5

オカルトゴシックホラーの名作。構図がいいよね。グサーっ!てとことか。
ヨハネの黙示録があーだこーだ、666は獣の数字あーだこーだってことで、アレはロンギヌスの槍のフェイクに違いない。三位一体の対がある
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

ドヘビーだぁ…ブラックだぁ…他人事じゃないよと…
其々の正義というか、ドグマに囚われた闇がもう、笑い事じゃなくて痛いよ痛いよと。ただ機能不全の家族を描いているわけじゃなくて、縮図でしかない。
登場人物
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.5

なんか横断幕にTASUKETEって書いてるやん!なんで日本語?みたいな発見をした。
ということで、最近GUでポスターとかDVDとかのジャケットとかにもなってるエクソシストTシャツを購入して一人で勝手に
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.5

綾瀬はるかが好きだから、ただそれだけで観たはずの映画なのに、終盤ずっと号泣してた。ベタベタなのにちょろすぎる私。なんか分かりやすいような気もする伏線回収も見事にどんでん返しくらった気分。
設定故の台詞
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十誡(1923年製作の映画)

3.5

セシル・B・デミルがセルフリメイクする前の方。100年前の映画。100年て!
こちらは出エジプト記から現代に繋がる。
十戒を託されるまでの前半は、セットもエキストラも何もかも豪華。今観てもお金かけてる
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八つ墓村(1996年製作の映画)

3.2

えらくシュッとしたのね。金田一耕助。
岸田今日子さん演じる小竹さん小梅さんと三役の岸辺一徳ホラーすぎ。この二人他、脇役の人たちがいい感じ。
仕方ないけれど、辰弥と典子のロマンスがなかったり、あまり愛憎
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犬神家の一族(2006年製作の映画)

3.4

原作読んでみたから久々に観たんだけれど、オリジナルの方は観てたっけ?観たことないような気がするから機会があれば観てみよう。
再鑑賞のもう一つの動機、私は奥菜恵が好きだからである。やっぱ美しい。でっかい
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.2

サダヲのサイコパス演技好き。レクター博士感があるようなないような?
面会室シーンの対面と被せる演出が兎に角天国と地獄とか3度目の殺人を彷彿させる。
宮﨑優さんとやら、かわよ。爪剥ぎなどの拷問シーンはヒ
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.0

10年近く前くらいに買ってた原作を、何故だか今になって初めて読んでみた。泣いた。
引っ掛けたんだか引っかかったんだか知らないけれど、気がつけばオレは一人。小鳥は逃げてしまった。ってのはどうでもいい。(
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らせん(1998年製作の映画)

3.6

なんか物凄く久々に鑑賞。最近『リング』と『らせん』の原作を読んでみたから。
昔観た時は、圧倒的に『リング』の方がインパクトが大きくて怖かった。(ホラー的に)そして『らせん』は、よく分からない。印象薄い
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.2

SAWシリーズ新章とか出てたんや。ほんげぇ。とか思いながら鑑賞。
一番ほぇー!ってなったのは、痛々しい拷問シーンでもなんでなく、絵文字が英語でもemojiだったこと。emoji言うてた。ためになったね
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その夜の侍(2012年製作の映画)

3.0

堺雅人と山田孝之の演技力が凄いのは勿論なんですけど、基本的に脇を固める役者の演技全部いい。というか、それくらいしか見るところがないくらいぼーっとほぇーっとなんとなーく観るような映画だねぇとか思ってたら>>続きを読む

岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.6

深津絵里さんが好きなので何もしらないまま鑑賞。
白玉作ってたらなんか現れた。3年間失踪してた旦那様。そのジャケットどこで売ってんの?かっこいいな。そんなことはどうでもいい。
こういうのを幽玄というので
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青の炎(2003年製作の映画)

3.1

あやや出とるしってことで鑑賞。あやや、かわよ。
原作は読んでるけど、貴志祐介としてはそんなに好きな小説じゃない。主人公とは同世代だし、やるせ無さもわかるんだけれどね。
で、この映画の方も、別に好きでは
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包帯クラブ(2007年製作の映画)

3.4

貫地谷しほり目当てで観てかわいいなおい!ってなる。ついでにみたいに柳楽優弥の演技がいいねぇってなるんだけれど、石原のさとみさんが個人的にはどうしても苦手。オメーが正ヒロインなんかいっていう。
原作未読
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

ブラックで、どことなくファンタジックなハートフルヒューマンコメディ。なんでファンタジックに感じるのか。オープニングのBeatlesやカラフルな画もあるけど、臆病なウサギと呼ばれる何も知らないイノセント>>続きを読む

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