深作欣二監督による仁義なき戦いシリーズの第2弾だけれど、主人公が菅原文太じゃなくて、北大路欣也扮する山中と、千葉真一扮する大友の視点から描かれたスピンオフ的な作品。
北大路欣也と千葉真一の役柄が本当>>続きを読む
それまでの任侠映画から、実録路線として描かれた深作欣二監督によるヤクザ映画の記念碑的作品。
原爆投下によるキノコ雲をバックにチャララー♪チャララー♪のアレ。
裏切りに次ぐ裏切り!まさに仁義なき戦い!>>続きを読む
『ドル箱三部作』に続く、セルジオ・レオーネ監督による『ワンス・アポン・ア・タイム三部作』の一作目にして、マカロニ・ウエスタンを超えて西部劇の傑作映画。
アリゾナの駅のホームにて、三人の無法者をハーモ>>続きを読む
1980年代L.A.が舞台のロックミュージカル。
ただのロックミュージカルではない。
所謂グラム・メタルやヘア・メタルとも呼ばれる、ケバケバしいド派手な外見でキャッチーなHR/HMを演奏するLAメタル>>続きを読む
『八日目』、『ミスター・ノーバディ』などのベルギー人監督ジャコ・ヴァン・ドルマルの長編初監督作品。
老人ホームで暮らすトマは、生後間もない頃に病院で発生した火災により、子供の頃に住んでいた家の向かい>>続きを読む
甲冑FU◯K!
モンド映画の先駆者であるイタリアの監督、グァルティエロ・ヤコペッティの名前こそ知っていたものの、観てみたいと思いつつもなかなか観ることができなかったところ、TSUTAYA発掘良品で転>>続きを読む
HR/HM界隈では知らない人はいないであろうバカテクギタリスト、スティーヴ・ヴァイ出演のロード・ムービー。
伝説のブルースギタリスト、ロバート・ジョンソンが、ミシシッピの国道161号線と国道49号線>>続きを読む
いい感じのカルト映画感。
夜中に音楽仲間と酒でものみながら観たいような感じ。
って思うんだけど、これの前にレビューを上げた『ハイ・フィデリティ』もそんな感じですね。この映画も第四の壁を超えてくるし。>>続きを読む
音楽を長くやっていると、好きすぎてしんどくなったり、もはや本当は好きじゃないのかもしれないと自分自身を疑ってしまったり、側から見たらおかしなことかもしれないんですけど、他に音楽をやってる、またはやって>>続きを読む
あのMETALLICAもLIVEのオープニングSEで使ってます!
『The Ecstasy of Gold』
『The Good, the Bad and the Ugly』
『いい奴、悪い奴、そし>>続きを読む
『For a Few Dollars More』
『あと少しのドルのために』
何の脈略もなさげな邦題ですけど、いいんじゃないですか?カッコいいから。
ただ、この辺の西部劇の邦題ってのは、どれもこれも似>>続きを読む
セルジオ・レオーネ監督&クリント・イーストウッド扮する名無しの男によるドル箱三部作の第1弾にして、マカロニ・ウェスタンの草分け的映画。
音楽を担当するのは勿論エンニオ・モリコーネ。
この映画は、黒澤>>続きを読む
園子温監督によるエログロコメディ。ホラー。
共同脚本は高橋ヨシキ氏。
実際にあった、埼玉愛犬家連続殺人事件がベースとなっている映画で、ボディを透明にしちゃうでんでん扮する村田幸雄に、吹越満扮する社本が>>続きを読む
19世紀のイギリスで、エレファント・マンと呼ばれた男ジョセフ・メリックの実話を元にしたデヴィッド・リンチ監督のヒューマンドラマ。
デヴィッド・リンチらしくないと言えばらしくないし、デヴィッド・リンチ>>続きを読む
ジーン・ケリー&スタンリー・ドーネン監督による最高にハッピーなミュージカル映画の最高峰!主演はジーン・ケリーが兼任。
ハリウッドのサイレントからトーキー映画への過渡期を、歌と踊りと色鮮やかなテクニカ>>続きを読む
SAW4〜ファイナルの脚本家マーカス・ダンスタンが監督及び、同じくSAWシリーズのパトリック・メルトンと共に脚本を務めるB級ソリッド・シチュエーション・サスペンス・スプラッターホラー。
金庫破りの前>>続きを読む
『ボヘミアン・ラプソディ』観たら思い出したこの映画!
ギタリスト且つメタルヘッドだった10代後半から20代前半頃の私は、この映画のDVDをずっと観続けていた時期がありました。
オジー・オズボーンの豪>>続きを読む
こんなに泣けるBohemian RhapsodyやWe Are the Championsを聴いて観てってしたのは初めてだよ!
20世紀フォックスのファンファーレから、1985年のLIVE AIDの再>>続きを読む
演出面に関してはツッコミどころが満載な気がしなくもないけれど、香港ノワールの金字塔であり、凄く熱くて面白い。
監督はジョン・ウーですが、アクションシーンはサム・ペキンパーの『ワイルド・バンチ』から、>>続きを読む
コーエン兄弟による凄くゆる〜い、巻き込まれ型のドタバタブラック・コメディ。
笑えるんですけどブラック・コメディですから、そこはかとなく社会風刺が効いているし、コーエン兄弟らしさ全開で凄くシュール。故に>>続きを読む
ジェームズ・ワン監督による死霊館シリーズ第二弾。
本作も実話ベースですが、個人的には一作目よりだいぶ面白かったです。
これは、ホラーの面だけではなくて、一作目に比べて人間の内面をより深く描いているよう>>続きを読む
『Saw』のジェームズ・ワン監督による実話ベースのホラー。
私としましては、いくら実話ベースと言われましても、その実話が疑わしいなぁと思ってしまう。
エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が調査してきたものの>>続きを読む
月に細い雲がかかったカットの直後、剃刀で女性の眼球をスパッと。
このシーン、死んだ子牛の眼を使っているらしいが、今観ても結構な衝撃。
ブニュエルとダリの共作による本作は、互いの悪夢をコラージュしたシ>>続きを読む
『2+2=5』
レディオヘッドの曲名にもありますが、作中及び原作内の用語である『二重思考』を端的に表しています。
「哀れなほど真実を知らないプロレタリア」とは、『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd G>>続きを読む
「Let's go いこうぜ」
「Whi not いいとも」
この映画もまた、見方によってはニューシネマらしい西部末期のアウトローな男たちによる刹那的な破滅の美学が描かれた映画である。
ただし、血糊>>続きを読む
ロンドンに住まう44歳の独身男ジョン・メイの仕事は、ケニントン地区で孤独死した人間の葬儀を行うこと。
几帳面で優しい性格のジョンは、孤独死を事務的に処理せず、一人一人の生き様に想いを馳せるように故人を>>続きを読む
ヒャッハー!ミンチにしてやるぜぇ!っていう陽気な?ノリではなく、サイコパス的にミンチにしちゃう。そして食べちゃう。(食べさせちゃう。)
ジュリアン・ムーア扮するゴールデン・サークルの親玉のそういうサイ>>続きを読む
パトリック・ネスによる児童文学小説を映画化したダーク・ファンタジー。脚本もパトリック・ネスが担当。
病魔に侵された母親のエリザベス(フェリシティ・ジョーンズ)と共に暮らす孤独な少年コナー(ルイス・マ>>続きを読む
ジェニファー・ローレンス主演のシリアスなスパイ映画。アクション控えめな心理サスペンス。
冷戦を思わせる米露間の冷たい雰囲気が良いけど、多分現代劇。というか時代設定が曖昧。序でに諜報目的も曖昧。米露間で>>続きを読む
1967年7月23日から27日にかけてのデトロイト暴動、その中でも特に7月25日か26日にかけて起こったアルジェ・モーテル事件に焦点を絞ってキャスリン・ビグロー監督で映画化。ということで実話ベース。>>続きを読む
フランスの女性監督ジュリア・デュクルノー(同い年だよ!すげー!)によるこの映画、カニバリズムを描いているため、失神者が続出したらしいですが、私は違う意味でここ数日失神しそうだったよ。
歯痛で。
なん>>続きを読む
生まれてから16年間もの間、地下に幽閉されていたというカスパー・ハウザーの生涯を描いた伝記映画。
監督ベルナー・ヘルツォーク、主演はブルーノ・S。
これ実話ベースなんですけど、カスパー・ハウザーを演>>続きを読む
吹き荒む嵐の中、廃れた大地に佇む一軒の家。そこに住まう老人と娘、そして老いた馬の絶望的な六日間を、モノクロの映像、わずかな台詞、ダークアンビエント風の弦楽奏で綴る。
ニーチェの馬というタイトルに引っ>>続きを読む
邦題が秀逸すぎる!
ニューシネマの傑作と言うか、控えめに言って映画史上に残る不朽の名作の一つだと思います。
初めて観たのは多分10なん年か前だと思うのですが、初めてラストシーンを観た時の感動というか>>続きを読む
医療ミスによる訴訟問題を題材に正義の在り方を描く法廷ドラマ。
監督は社会派の映画を撮り続けるシドニー・ルメット。主役の酒に溺れ落ちぶれた弁護士役にポール・ニューマン。
新聞の死亡欄を読み漁り、仕事に>>続きを読む
主演にジョニー・デップを据えたティム・バートン監督によるファンタジーラブストーリー/コメディ。
ヒロインは当時実際にジョニー・デップと付き合っていたウィノナ・ライダー。
主人を亡くした古城に独りで住>>続きを読む