北の友さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

北の友

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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.9

人種差別という事が分かりやすく丁寧に描かれている。昔観たシドニーポアチエの招かれざる客を思い出した。中国の友達に半日暴動があった時「本当のところ、日本に敵意を持ってる?」なんて無謀にも聞いてしまった。>>続きを読む

レイトオータム(2010年製作の映画)

2.8

うーむ…みつけてDVD視聴。映画館でみなくても良い作品の部類。6年前に制作作品、アジアも海外に移民したりしている人が多いのだなあと感じさせる。男と女を意識して?韓国のこの手の作品、暗すぎ、このスタイル>>続きを読む

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.0

原作は読んでいないがただ神木君が観たくて鑑賞しました。あったかーい人柄の役。伝わって満足。でもキャスティング残念、なんかもったいない

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.9

良かった。民族とかホロコースト系が苦手で避けていたのだがそれなりの年齢を重ねたせいなのか観たいと鑑賞。先祖がどう生き抜き自分がどうしてここにいるのか考えさせる作品だった。韓国や中国の友達から昭和史の教>>続きを読む

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

飯田橋ギンレイホールで鑑賞。初めて入った素敵な映画館。2本みられるって凄い。
自閉症の人だって皆と同じように社会で生きていかなければならない。普通に。障害がないと思ってる人だって生きづらい世の中!人生
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8


評判だけ見て映画館に入る。原題も「お気に入り」だけど18世紀のカオスの時代、女たちはどう生きていたのかがみえる。3人の誰に感情移入できるわけでもないが、21世紀も知恵を働かせて生き抜くのは同じ。しっ
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.7

函館シネマアイリスで鑑賞
車椅子の方も数人鑑賞、最近「余命わずか」的な3回泣けます的な命を題材にしたものが多いのと原作も読んでいなかったしこの手の映画は苦手で避けていました。人がいつまで生きられるかは
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そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.1

故郷が瀬棚らしきご夫婦が結構入っていました。
北海道の食材はうまい!って事、それぞれの居場所で皆頑張っで生きる!というメッセージは伝わります。ピュアでおしゃれすぎる。北海道の生活感はないなあ。都会の人
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.1

1995年の作品2019年1月27日にTV視聴。24年も経つのに色褪せない名作!岩井監督は心の中に少女を抱えてる人と北川悦吏子か言っていた。この映画で樹という名前を息子が生まれたらつけたいと思った。詩>>続きを読む

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.0

家族が皆で必死に嘘をつくストーリーの映画は数年前ドイツ映画?にもあった気がする。 東西ドイツにまだ壁がある時期を家族が必死になって再現して…といったもので家族って社会や国に翻弄されながら逞しく生きてい>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.4

友達の話。アリーやボヘミアンラプソディーを観てでて来たらマスカレードホテルのポスターがあってチーンとなったわ。そんなんみるの?私はいいの!キムタクみてがっかりもしたいんだ!と息巻いて観た。重松清の原作>>続きを読む

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

3.9

前作に感動しその後をみたくて鑑賞。前作から観客も一緒に時を重ねた。キューバ音楽にしびれブルースを歌える男性歌手にはまった。死ぬまで歌うって彼らにとっては当たり前の事なのだ。歌う事は理不尽な事も忘れさせ>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

3.2

大森監督が普通の女性の生き方をどう捉えているのかなあとみたが原作を淡々と活かしての作品だった。何につけても「どんな意味があるか」と問い、まず頭で考え整理するのが良いとなっている現代、お茶の作法から学ぶ>>続きを読む

劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~(2018年製作の映画)

3.3

いつも書店で気になってチラ見していたので鑑賞。面白かった。エンディングをみながら製作に関わった人達が当然の報酬もらえているのかなあ。ものづくりを目指してる人が恵まれないと文化は崩壊する。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

ファンタジーファンがいっぱいの館内。邦画で見たいものがさっぱりないので入りました。ホグワーツの他の卒業生のその後なのね。1作目でエディ様のファンになりました。CGはともかくとして面白かった。エズラーミ>>続きを読む

いろとりどりの親子(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

不幸の形は似ているが幸福の形は数えきれないほどあると言う言葉、胸に刻もう。障害、普通は誰の視線なのかいつも考えていた。どんな人も傷つけられて良いはずもないし愛されて生きる権利があるのだ。どんな人にも見>>続きを読む

ういらぶ。(2018年製作の映画)

-

邦画を応援したい観客として!製作者達頑張ってくれー!高校生対象につくるのは良いとして何を表現したいんだー。日本の高校生の文化度もなめてはいけません。底辺で頑張っている製作者が可愛そう!ストーリー的には>>続きを読む

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.2

2021年見直したところ日本版に書いているつもりで台湾版にかいておりました。日本版のつもりで記録としてのこします。

最近邦画に面白さを感じられなくて、台湾の作品ばかりみている。なぜかというと台湾作品
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海角七号/君想う、国境の南(2008年製作の映画)

3.0

北海道では絶対上映されないだろう映画を探しては鑑賞中。歴史もチラチリわかるがごちゃごちゃでわかりません。しかしながら魅力的で惹かれるアジアの世界。え⁉️。中孝介が出てきてビックリ‼️小倉昭和館で鑑賞好>>続きを読む

きらきら眼鏡(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

長すぎる。逝ってしまった人と残された人の悲しみの描き方が平板すぎる。ガンで亡くなる人が二人に一人の現実の中で医師も患者もあんなものではないと皆わかっているだけに。池脇千鶴がどう豹変するか期待していたけ>>続きを読む

いただきます みそを つくる こどもたち(2017年製作の映画)

4.0

保育園の宣伝とかスピリチュアル的、カメラのピントとかあるかもしれないが子育て中の人たちにとっては元気を与える映画だ。発酵食品こそ人類を救うって一面的に信じてしまうと危険かもしれないがこどもたちの可愛ら>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

身内に映画関係者がいるので映画制作を知らない人が観るのとでは違うと思いますが、面白かったです。制作側の苦労、裏話は1回までで又観たいなと思うか?は疑問。監督役、母役の俳優さんとても良かったですね。次回>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.5

佐藤泰志の本は読んでいません。がオール函館ロケで地元としては楽しく見ていました。裏夜景も美しい。石橋静香さんがとても素敵。「夜空は最高密度の青空だ」も良かったけれど女性らしさがぐんとアップしています。>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.0

みてもらってなんぼの世界。宣伝大事なのはわかるけど「4倍泣けます」はもう古いでしょう。その時点で予測付いてしまう感あり、原作立ち読み斜め読み速読。ごめんなさい。松重さん、薬師丸さんのコーナーはキュンと>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.8

私は幼児期からいつ少女になり大人になったんだろう。記憶もないけれど私にも遊びまくった庭がある。そんな事を思い出させてくれた。原作も大好きで入ったらアチャー!失敗!吹き替えでした。堺雅人って!しばらくC>>続きを読む

妻の愛、娘の時(2017年製作の映画)

4.4

シルヴィア、チャン監督と同世代で監督の作品は
センスあり大好きです。俳優さんの選出もいつもぴったり、はまっています。それぞれの人生を丁寧に表現してどの人にも感情移入できます。女性の生き方も世界中変わっ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.0

レビュー訂正2回目です
キャラクターについて感じたままをかいてしまい作品として見なかったので。原作も良く理解できませんでしたが映像でもうーむ。周りにもいる朝ちゃんみたいな女性、透明感たっぷりな悪気なん
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センセイ君主(2018年製作の映画)

3.2

記録として。二人の交わすセリフにとても良いセリフがあります。竹内涼真くん、自分の格好良さ見せどころわかっているなあと思いました。何をやっても金太郎飴になる役者さんが多い中素敵に成長していける役者さんか>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

うーむ!女性版期待してみたが脚本がイマイチ。綿密な作戦も、もっと見たい。では男性版だから面白いのか?そうではないだろう。女性にしか出来ないものがあるはず。裏切った男への仕返しだけでは感情移入できないな>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.2

あー面白かった。地方でもびっしり入っていました。TV時代から見てたけどあれは哲学的にさえみえてたものだ。だから、あの音楽が流れるとワクワクドキドキする。騙し合い圧巻!「このテープは消滅する」が昔風で可>>続きを読む

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

3.5

ちと、一昔前の家族だけど山田ワールド安心して楽しみました。隣は万引き家族だけど負けずに観客びっしり。初老の方ばかり身につまされると話していました。団塊世代のその後の問題いっぱいでした。

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

どなたかがレビューで万引き家族と同じ設定!と書かれていたのを見つけてしまいあ、ほんとだと思ってしまいました。脚本がアメリカの抱える問題をいっぱいジョークにこめているけどもう、国民の声この程度ではこたえ>>続きを読む

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.8

良かったです。戦争体験をあまり聞いて育って来なかった世代、昭和以降の歴史も学校では教えられなかった世代はこの様な映画でしか知る事が出来ないからです。「かぞくのくに』を見たときから感動しずっと国の教育を>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

是枝監督の作品全て見続けてきました。カンヌの今までの作品もあわせて振り返り受賞は当然だと思います。ドキュメントから始まり監督の追い続けてきたテーマは何だったのか考えました。それは一人一人の中にある当人>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8


多感な17歳女子がどう乗り越えて成長して行くのか、今の日本じゃこんな映画出来ないだろうなぁ、ちょっとひと昔でもつくらないよね。キラキラ女子高生コミックからが多い中、でも、やはり心は同じなんだろうと思
>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.5

リメイクだし、と思ってみましたが福田監督の感性をいたるところに見つけました。脳障害に感情移入するために認知症になった自分を想定したが辛い!でも今日の苦しみは忘れるから良いのか、でも楽しい記憶も無くなる>>続きを読む