吉田晋之介さんの映画レビュー・感想・評価

吉田晋之介

吉田晋之介

映画(386)
ドラマ(1)
アニメ(0)

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

グランドシネマサンシャインのフルサイズIMAXで鑑賞。

うーーーーーーーーーーーーーーーーーん

最初の告知から1年以上楽しみにしてたし、日本上映危ういとかで焦らされまくったからか、期待がめちゃめち
>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.5

撮影がホイテ・ヴァン・ホイテマだというので映像を期待して見た。アマプラだと4KじゃないようだったのでAppleTVで509円払って4Kをレンタルして見た。

映像綺麗だったけどね。
ホイテマらしいショ
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

初見での点数。また繰り返し見たり、岡田斗司夫の解説とか聞いたら点数変わるかも。

いくつかの夢の中を見てる感じ。
文脈とか読みづらくて、途中から疲れて眠くなった。
導入はとても良い。
伏線回収がうまく
>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.1

ディズニープラスにて、4K31.5インチモニターで鑑賞。
すごい画質だった。画質に関して、最終的に若干ノイズを加えることによってCG映画感を緩和しているところが興味深かった。
配信映画の限界なのか、途
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

2.9

体育会系のノリのアメリカ!って感じ。

後半までが長く感じたけど、後半の映像はかっこよかった。トムクルーズもかっこいい。

ご都合主義的なストーリーだがそんな小さなこと言っててもしょうがない。
音楽は
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

1.1

いいところほぼない。

まず演技。
斎藤工の演技ってすごくわざとらしいと思う。めめめのくらげを思い出した。なんだろう、あのギロリと睨んだマジメな表情が不自然。

次にストーリー。
なんか複雑気味。興味
>>続きを読む

ムーンフォール(2021年製作の映画)

1.6

ゼログラビティ、2012、デイアフタートゥモロー、インデペンデンスデイ、スターウォーズ、アルマゲドン、ディープインパクト…などなどで見てきたエメリッヒ好みと思われる各シーンを製作費200億円かけて作中>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

3.0

第一次世界大戦時に撮影された実際の白黒無音声映像素材をデジタル修復&カラー化・高画質化し、その映像に読唇術などを駆使しアフレコを施し、当時兵士たちが実際に見ていたであろう風景を、実際の映像素材から復元>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.6

凄く楽しみにしていたのに、もうほとんど覚えていない。

冒頭〜中盤くらいまでの、旧3部作をメタ的な視点から語るようなセリフやシナリオの設定は面白かった。斬新さも感じて面白くなりそう!とワクワクした。今
>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.1

YouTubeで予告編を見て、面白そうだったからレンタルした。

ちょっと面白かったけど、最後になるにつれて無理が出てきたっていう印象が残ってる。
でももうストーリーほとんど忘れちゃった。

元気なク
>>続きを読む

ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

4.5

超面白かった。このためにディズニープラスに入会したし、全部見たしもうすでに何度も見た。

まぁ自分で言うのもなんだが、自分実はなかなかのビートルズオタクなので、これはそういう人の目線っていうか、この作
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

うーんと、色が綺麗な映画だった。
どの役も良かった。自分としてはちょっと運転手が喋りすぎてた気がするけど。

自分、ベッドシーンが多い映画があんまり好きじゃないのかも。なんだろう、この映画の場合描くし
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.9

AppleTV 4Kと4Kモニターで鑑賞。
映画館の大スクリーンではないけれど、最低限の映像と音響の美しさは堪能できたと思う。

スケールが大きいのか小さいのかよくわからん映画。

ドゥニ・ヴィルヌー
>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.1

久蔵がかっこいい。
最高にかっこいいシーンが最高だった。
見てるとき「あっこのシーン…」と気付き、鑑賞後調べてみるとやはり「マッドマックス怒りのデスロード」のあるシーンはこのシーンのオマージュだった。
>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

3.7

設定とか世界観とか、多少無理を感じたけど斬新で見たことない感じだった。
SFだけど案外ヒューマンドラマっていうか、なんかSFっぽい合成映像とかあんまり出てこない実写映画って感じ。

一番最初のカットか
>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

なんていうか、うまく言えないけどこういう映画もアリだなあと思った。
見る前に想像してたのと全然違った。
スパイグッズ全部欲しい!
教会のシーンでは大好きなレーナードスキナードの「フリーバード」が流れて
>>続きを読む

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.3

イカれてた。面白い。舞台はベトナム戦争の戦場である。

キルゴア中佐が出てるシーンがこの上なく面白い。
中佐の趣味であるサーフィンのスポットを確保したいがためにベトナムの村を壊滅させるべく、大音量でワ
>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

3.5

プルシャンブルーやインディゴなどの青い染料系の色フィルターがかかったような画面が印象的だった。
美しいカラーグレーディングの見本のような映画だ。

人種差別をはじめとしたあらゆる差別は絶対に良くない、
>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.0

ヒトラーの人間っぽい一面が見れた。
最期の12日間なので終始暗い雰囲気。
ヒトラーが死んでからも映画は終わらず、そこからも結構長かった。
ネットミーム化しているシーンの元ネタを見れた。あのシーン、結構
>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

3.6

英国映画協会が10年に1度発表している「映画監督が選ぶ史上最高の映画」の1位がなんと本作であることを知った。全世界の358人の「映画監督」を対象に2013年に調査したらしい(2023年はどの映画になる>>続きを読む

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.2

iTunes movie の4K HDR作品を漁っていたら本作をみつけ、よく聞く名前だしスピルバーグだし多分名作だし、勉強だと思ってレンタルして見てみた。

4KHDR化されているデジタルリマスターは
>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.8

昔見たレオンに完全版があることを知ったので早速見た。ディレクターズカット版ということで翌年にはもう発表されていたらしい。
当初見てたバージョンではレオンは無口な父親的頼れる存在という印象だったが、今回
>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.1

ローマってやっぱりイタリアのローマのことじゃないんだと見終わってから知るくらい前情報を入れずに鑑賞。

ある家庭を少し引いて終始傍観する、幽霊の視点のようなゆっくりとした、冷徹なカメラワークが印象的。
>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.5

イギリスの田舎のある家庭の物語。
英語が聞きなれないレベルで訛っている。

炭鉱のストライキとかの背景はあまり自分に馴染みがないのでよくわからないが、この家庭が置かれている経済状況は察しがつく。
母親
>>続きを読む

めめめのくらげ(2013年製作の映画)

1.0

自分と同じ業界の1ボスとして、同じ出身大学の先輩として、いつかはこの監督の映画を見なければならないと思っていた。そしてついに昨晩思い立ち、プライムビデオでレンタルし、環境を整えてしっかり見た。
昨晩は
>>続きを読む

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.5

うまく言葉にできないが「出来てしまった映画」という印象である。

購入してすでに10回は見ているので初見の印象は薄れているが、面白いものを見たと強く思った記憶がある。

原一男監督のインタビューなどで
>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

ううむ点数がつけづらい。
何故つけづらいかと言うと、僕ひとりではこのストーリーをあまり理解出来なかったからである。

静かで美しい画だった。それだけで僕としてはこの点数のほとんどを占めている。
中盤に
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

4.2

めちゃめちゃ面白かった。
改めて映像は時間の芸術だなと思い知らされた。
時間とはつまり記憶の積み重ね順であり、それが断ち切られたとき、つまり文脈が読めなくなった時、途端に難解になる。
難解なものを最後
>>続きを読む

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.4

点数つけるのが難しい。あとで点数修正するかも。

ドラクエ5は小学校の時スーパーファミコンで全クリした。

この映画は超期待してないまま見始め、スタートから7割くらいまではやっぱりクソだなと思ったけど
>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.5

とても興味深い題材であるし、楽しみにしていた。実際にフクイチの内部を見たことないからわからないが、リアルなセットな感じがした。

ただ、菅直人ってこんなにヒステリックだったのかという小さな引っ掛かりか
>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.7

アメリカのビンラディン殺害に至るまでの物語。
前半はちょっと長く感じたけど、いよいよビンラディンに到達するまでの後半は非常に面白かった。
本人たちもここまで長い物語だったんだろうなぁとか思った。

>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.9

面白かった。
過酷な自然環境の中、ずっと自然光で撮影大変だっただろうなぁと思いながら見た。
ディカプリオの演技が凄かった。

西部開拓時代を高画質で見れて楽しい。
ディスカバリーチャンネルのサバイバル
>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

最近個人的に関心を寄せているフィルムカメラっぽさ・自然なノイズ・柔らかい輪郭(甘いフォーカス)・不自然一歩手前の観客を引き込むようなキツめのカラーグレーディングなどがてんこ盛りで楽しめた。
この映画は
>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.5

結構楽しめた。主役の俳優がガッチリしていて頼り甲斐のある感じ・すごくウデの良い感じが自然と伝わってくるのって意外と今まで見てきた映画にはあまりないのかなと思ったりした。
戦争に行ってる時と国内にいる時
>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

2.5

映画見てる途中から、作為的すぎるようにみえてしまう演出や大袈裟な音楽のことがとても気になってしまった。
こういうのが先に見えてしまう映画はあんまり感心しないな。

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.0

大学の友人がかつて絶賛していて、ずっと見たいと思っていた。
そいつとは10年来の付き合いで昔からなかなかの論客だ。感覚もどこか日本人離れしていて、僕はある面でそいつを尊敬している。
最近そいつと久々に
>>続きを読む

>|