よっしーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

よっしー

よっしー

映画(316)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

これはあったかな愛のある作品。1作目のノリやチープさ、そしてガジェットの数々がワクワクして観てたあの頃の自分に戻っていました。そしてあの胸熱シーンには泣かずにはいられない。とても丁寧に作られているのが>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.2

大荒れの評価でありました本作ですが、言われるほど悪くもない。けどわかる的な。ドラマ・時効警察のうすらゆる〜い笑いが好きな方にとってはたまらないとは思います。これね、予告の作り方を間違ったと思うんですよ>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.5

観る人を困惑させるウェス・アンダーソン監督ですが、私、大好きでして、終始ワクワクが止まらなく鑑賞しました。子供の頃おもちゃ箱をひっくり返して遊ぶそんな感覚。情報量多めの作り込まれた画とセリフの数々に鑑>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

泣ける映画と宣伝されると逆に引いてしまう天邪鬼な私ですが、評判が良いので重い腰を上げ観たら案の定泣いてしまい。
ただの聾唖の方を助けましょうというか慈悲の気持ちというのはちょっと違わない?普通に健常者
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

4.3

まさかそうきたかと思わず唸ってしまった。さまざまな要素をまとめあげ、まるで韓国映画のような作り。これは年明けから素晴らしい邦画に出会えました。語れる系映画ですね。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

絵に描いたようなさまざまな欲望が渦巻くお家騒動、そして終焉。昼ドラのようにドロドロですがそこはリドリースコット風味。場面場面におそらく比喩やら意味が散りばめられてそう。
関係ありませんが序盤のあの激し
>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.2

イーストウッド御年91歳、毎作遺作にならないかドキドキしておりますがまた素晴らしい作品が。歳を重ねたからこその、力の抜けたロードムービー。作品全体から、じわっと染み出してくる強さ優しさがなんだか泣けて>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.0

なかなかタイミングが合わず公開から時間が経ちましたが偶然とは言い過ぎですが時間が空きやっとこさ観れました。評判通り、まるで文学小説を読んでいるかのような気分。黒でも白でもなく人ってグレーなんだよと改め>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

マーベルはさまざまな作品を繋げていきますが、これはある種禁じ手かと。しかしこれが功を奏して胸熱にもなるし泣けてしまったという予想外な事に。完全にファン向けとはなりますが満足感は高いかなと。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

むむむこれは。。前作までとは違う雰囲気で心配もありましたが、これはこれでキングスマン!世界史にな準えキングスマン流のアレンジがよく、またよく考えられた脚本は流石。意外に真面目に語られていきます。その影>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.0

あなたは青い薬、赤い薬どっちを飲みますか?
終わったはずなのに、なぜ今続編が作られたのか。その答えは映画の中に全てある。前作では映像で驚かされていましたが、今回は今の世の中の怖さを体現できる内容ですご>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

今年一番楽しみにしていたエドガー・ライトの新作。60年代の音楽と共に映像が美しく、そして恐い。鏡の表現が面白くダンスシーンには見惚れてしまった。さまざまな要素が取り込まれた、お洒落な幕内弁当のようだ。>>続きを読む

ドーナツキング(2020年製作の映画)

3.8

カンボジア難民からドーナツで一世一代でお金を稼ぎ、そして転落していくジェットコースターな人生を歩んだドキュメンタリー映画。インタビューを中心とした内容なのでそれなりなんですが、思いかけず泣いてしまいま>>続きを読む

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

3.7

美しい景色の中でゲリラ組織の子供たちを描いた物凄い頭クラクラする作品です。人間って育った環境でどのようにも変わるし、元々そんな生き物ではないかと思ってしまいます。

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.6

人は必ず何らかのココロの傷があり、そんな傷と付き合いながら生きている。予定調和な話ではありますので、響く人と響かない人の差が激しいかも。テーマが命についてだとは思いますが、嘘のボリュームが飛び出ていて>>続きを読む

スウィート・シング(2020年製作の映画)

4.0

身勝手な親に翻弄される子供が不憫で理不尽すぎて悲しいけど、やっぱり親であってというのが切なくて悲しくて。でも親も子供も同じように成長していくものなのです。愛おしくホッコリなれました。ミニシアター系だか>>続きを読む

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.5

絶対に国際的な映画祭とか狙っていない完全に日本向け大衆映画とも言いましょうか。ドタバタで笑えて楽しくてホロリと泣けるコメディな作品です。若干しつこさはありましたが話としては安心して見れる展開です。私の>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.8

アベンジャーズシリーズを途中で挫折して遠のいておりましたが、新シリーズだったり、クロエ・ジャオ監督とあらばと観てきましたよ。見た目はヒーローモノでありながら様々な多様性が色濃く出た今時の作り。そこが取>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.0

不穏なピリピリとした緊張感からの重たいテーマに鑑賞後はぐったり。軽く受け流しがちな、自分事と他人事の違いをまざまざと見せつけられ考えさせられます。ただラストが惜しい。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.1

思い込みってかなり本人に都合良く起こった出来事は一つですが真実はいくつもある。そんなおぞましいことを体感できる作品。ちょっとした違いが興味深く、戦闘シーンはさすがリドリー・スコットと思わせる臨場感溢れ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

作風がもやーっとどろーんととしてて万人受けしないドゥニ・ヴィルヌーヴですが好きな監督。で、数々のSFに影響を与え語り継がれる作品をどう上げるか若干不安もありつつ観賞したが、なんか判りやすくて良いじゃな>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.4

ジェイソン・スティサムとガイ・リッチー監督とあらば観ないわけにはいかない!と、期待も早々にあれ?あれ感。相変わらずのスティサム兄貴の無双感やガイ・リッチーの時系列の使い方、セリフ多めなところと、らしさ>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

やっとやっとやっと時が来た!コロナ禍で1年半待ちましたがやっと!待っただけはありダニエル・クレイグ版の007の集大成として最高の作品!古典的なストーリーでありながら新たなエッセンスが程よく、ボンドの人>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

4.0

秋に入りすさまじい映画に出会いましたよ!序盤ショッキングなところから始まるこの作品。居心地悪い不穏な空気のまま話は進んでいきます。出てくる登場人物達に実際こんな人いるよねと身震いしてしまいました。善悪>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.7

知っておかないといけないこと。ただ単に公害病と言う事だけでなく、差別や偏見などをはらんだ悲しい出来事。当事者からすると映画化に際し複雑な思いがあったろう。一生背負っている方々のことを考えると心が痛い。>>続きを読む

レミニセンス(2021年製作の映画)

3.4

色々壮大なSF妄想していたのですが違いました。水をテーマに記憶の旅に出るというワクワクさせる内容だけに、悪くはないのですが何でしょう、つかみ所が無いというか。でもでもSF的に観なければ、ラブストーリー>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.7

お酒って一種のドラックのようなもので中毒になると止まらなくなり身を滅ぼしてしまうのよね。でも程々であれば良い面もあったりとお酒の功罪をまざまざと。映画館を出るときにはちょっと千鳥足気分で酒場にGO-と>>続きを読む

モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

3.5

表情で伝わる演技に引き込まれました。モロッコの美しい装飾や風景と裏腹に女性の生きづらさ、差別を見せつけられ考えさせられました。ただそんな中でも強く生きていく姿はとても美しく少しでも良い世界になって欲し>>続きを読む

最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.6

これは面白いとか、つまらないとか映画とも次元が違うインスタレーションの様な作品。ヨハン・ヨハンソンの壮大な音楽と共に、旧ユーゴスラビアの民族統一のモニュメントをあらゆる角度からまめまわした映像が流れる>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.8

きました!M・ナイト・シャマラン監督!時間の怖さを味わえるホラーというヘンテコな映画でして。何だかぽっかり空いているコロナ禍の状況とも重なりゾクゾクしてしまいました。ラストが綺麗に終わりすぎたのがシャ>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

淡々と3時間。観る前は長いなと思いましたが意を決しました。結果、長いセリフや間が必要だったんだなと思う淡い時間。私は平たいセリフが苦手でそれだけが最後まで気になりましたが、文学的いや村上春樹の言葉を紡>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.9

派手にやらかしたんじゃこらぁ。ちと言わせてもらうとちょい役の演技のムラがありすぎて気が散ったのう。脚本もちとヤクザ映画じゃなかろう。じゃが、狂気な上林アニキも見物やし、熱き漢達には燃えるちゃい。次回作>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.6

青春でし!変な話ですが最後まで観るとあの若い頃をじわりと思い出します。色々難はありますが一生懸命にエールを送りたいですね。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

もーね下品で悪趣味な映画!(褒め言葉)アメリカンヒーローに対する皮肉もたっぷりで悪ふざけが過ぎます(褒め言葉)オープニングからテンション上がり、サクサク進むのでエンターテインメントとして楽しめます。画>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.8

どこまで続くこれからも。てな勢いで続編です。この手の映画はポップコーン片手にガハハと観るのが吉でして、弾が全く当てられないポンコツな敵とか磁力って意思ありましたっけ?とか、そもそも車だと生きてないでし>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.1

こんなコロナで悶々とした世の中だからこそ観て欲しい映画。色々あるけど前を向いていこうよって気持ちになれます。ストーリー、ミュージカルシーン情報量多めなのでちょっと疲れるかも知れませんが、善人しか出てき>>続きを読む