暇つぶし太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

暇つぶし太郎

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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初の池袋グランドシネマサンシャインでの鑑賞。

- 人間爆弾はグッド。意外と見たことない映像でした
- トリニティ美しい
- ちゃんとネオとトリニティの愛を描いていて良き。それがマトリックスの根幹
-
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

4.6

堂々の完結。1作目,2作目で張り巡らせていた伏線を見事に回収。人間、機械、プログラムの3つ巴がここまで綺麗に収斂されていくのかと感服。

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.4

3作の中でも最も難解でちょっと敬遠しがちだったけど、久々に観てみたら伏線の張り方が秀逸。3作目で回収されるはされるんだけど、単体としてもアクションの奇抜さ含めて2021年に観ても古さは感じず、この作品>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

5.0

何度観ても隙がなくてわくわくして最高。映画のすべてが詰まってる

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.6

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エディブロックとヴェノムの相互の愛がかわいくて仕方ない。ふたりの掛け合いが愛おしい。
アクションも大迫力で見やすい戦闘シーンで好感

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.7

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飽きない展開をうまいこと編集で作り出している。最後に大どんでん返しではなく、徐々に浮き彫りになる事実と違和感を、ひとつひとつ解きほぐしていく丁寧なつくり。犯人の動機も思ったよりすんなりと合理的な理由で>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.3

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きれいな探偵映画。嘘をつくとゲロ吐く登場人物をキーパーソンにするのはわかりやすくて笑える

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

1.0

そのまま「私の時間を返して」です。
こんなひどい映画ひさびさで笑いました。

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.5

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期待しきれてなかっただけに、あまりの良い作品で声をあげて「良かった!」と観終わった後に言うほどの作品。

MCU、ヒーロー映画という枠組みではなく、「家族」がテーマのスパイ映画としてきちんと独立して完
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

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3時間弱という長い上映時間を感じさせない没入する展開。
中だるみもなく、テンポよく物語が展開し、イギリスならではというか007ならではというか、ウィットに富んだやりとりにも相変わらずくすりとさせられる
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.1

期待していただけに残念。
監督がちょっと我を出しすぎと言いたい。撮りたい絵が独りよがりで観てる方を置いてけぼりにしてしまうところがまあまあの頻度で出てくる。

全体を通しても焦点を絞りきれず、描いてい
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.2

レアセドゥ出てくるだけで満点なんだけどね。
1作目から連続で観ると多少見劣りするかなという印象。でももちろん良い作品。とにかくボンドがボンドでかっこいい。モニカベルッチの背中は鬼のようにエロいし、列車
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.9

松岡茉優の、目線、ボディタッチ、物理的な距離感、言葉のひとつひとつ、それらによってそれぞれとの関係性を想像させる能力の高さに脱帽。本当にすごい俳優。

想定していた内容をいい意味で裏切る展開。家族がテ
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からよだれ出るほどかっこいい。
タイトルの通り「スカイフォール」というボンドの過去が浮かび上がる作品。最終決戦の「家」。非常に文学的なラスト。

酔いしれました。

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

4.1

スピーディに小気味良く展開。内容は国家間の覇権争いも絡んでやや複雑。カジノロワイアルにはかなわないけど良い出来だと思う。

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.6

傑作。ボンドがボンドになるはじまり。

今回3,4回目だけど、観るたびに違う味わい深さがあって素晴らしい。

ケイト(2021年製作の映画)

3.2

やりたかったことはわかる。けどまだまだ甘いぜ

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.4

荒唐無稽だけど、子どもに観せたい映画。
ヒーローがここまでちゃんと民間人を助ける描写がたくさんある作品は珍しい。ヒーローの定義だなと。

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.0

ご都合主義なんぼのもんじゃい!ってとこがいい。

とにかく太もも映画です。

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.2

お粗末すぎて観れない!ってなるかと予想しながら観たけど、そんなにひどくない。決しておもしろくもないけど

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.5

昔ながらのハリウッド映画って感じでなつかしく小気味良くアップテンポに進む。
ストーリーはあってないようなもので、ノリ良くてGood.

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これぞ映画。大興奮。
冒頭、男性の股間を映しながらのポップなサウンド。一発で持っていかれる。

キャリーマリガンの低い声。時代/時間が止まっているような疲れ顔。老けてるのにかわいい不思議なキャラクター
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.7

購入してたBDで久々の鑑賞。
2013年の作品にも関わらず色褪せない。むしろ輝く映画。

スカーレットヨハンソンの、声だけの出演にも関わらず感情のグラデーションの表現力に脱帽。
色味も綺麗で素敵な作品
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

3.9

ミシュランで三つ星を獲った寿司屋。
夢を見るくらいに上に前に向かってより良いものをつくるために考え続ける。かっこいい。
この時代にめちゃくちゃ男くさくて好き。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

アクションがんばりました!すごい!
たくさんある粗々なところを許しちゃうくらいのアクション。ここからももっと良くなるシリーズ作品だと思う。

マネーボール(2011年製作の映画)

4.0

野球映画ではなくビジネス映画。と評したくなる気持ちもわかるけど、ちゃんと野球映画の要素もある。

マネーボール理論という考え方は、いわゆるデータドリブンに野球チームをつくるということ。そこは当然ながら
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

2.6

そっくりそのまま「俺は、なにを観てるんだ?」でした。

踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

あれ?こんなに良かったっけ?と思うくらい良かった。
大人になって働くようになってよりわかるこの作品の主題。

現場と上。「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」というセリフは本当に名
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.7

公開当時映画館で観て以来数年ぶりの鑑賞。

自分の年齢の経過とともに、経験したり考えたり惑ったりしたことの積み重ねが多ければ多くなるほどに味が出る作品のように感じる。

現時点で十分に救われる奇跡のよ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

5.0

映画の最初と最後で主人公が何かを成し遂げたり、劇的に変化があったり、そういうことはない。むしろ、ほとんど変わってない。そこがいい。

ほとんど変わってないけど、変わった何かが確実にあって。それはなんと
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

いい俳優がいればそれだけで何が起きなくてもいい映画になる。

アメリカ人の夫婦だったふたりの、まさに「Marriage Story」。

痛いし痛すぎるし、でもちょっとやさしさと愛があって、それでも少
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

善とは悪とはというシンプルに難しいテーマを扱っているところは自分好みで良き。
一方であまりに登場人物たちや彼らが生活する場が、現実から隔離されすぎていて、文脈の中で切り取って映画に収めるというよりも、
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

あまりに救いがない実話。
選択肢を持つことができなかった息子の末路。差し伸べられた手をにぎることを許されない子ども。救い切ることの難しさ。