えりーぜさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

3.2

松村北斗くんきれー、ねぇ。

原作既読、ストーリー展開はそのまんま。
脇役やコスプレ要素をそぎ落として、メイン2人の流れを追った感じ。
長くないし、普通に楽しめるし、妙に気張った作り込みなく、整ったビ
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.7

ちびマシュマロマンがかわいい。
かわいい。
もう登場から身悶えするレベルでかわいい。
やわらかマシュマロボディに度を超えた悪戯で、お茶目に狂暴。
自分を刺すわ、炙るわ、潰しちゃうわで、そんでも平気な強
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.7

良かった。
すごい良かった。
『グランド・ブダペスト』『ダージリン急行』に並ぶ傑作。
ちょっと無理して映画館で観て良かった。

きらきら、ギラギラしてて、目の前で星が瞬くみたい。
きれいな、綺麗なだけ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.4

え、そんなひどい?
割といつもの三木聡監督じゃない?
(前作『音量を上げろタコ!』のせいで感覚が麻痺しているかもしらんが。)

下ネタとか、意味分からんジョークとか、継ぎはぎ展開とか、三木作品としては
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

映像として美しく、『若草物語』の導入としては誰にでも楽しめる良作。
お堅い作品に慣れちゃったせいで、登場人物たちがやたら子どもっぽく、おちゃらけて見えるけど、そもそもそういう年齢設定なので、正しい。
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説きふせられて(2007年製作の映画)

3.2

けっこう原作から改変してるな。
原作はもっと抑制されてて、もっと繊細なんだけど、映画はストーリーを分かりやすくするために、かなり直接的な表現になってる。
そもそも、オースティン原作にキスシーンなんてあ
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.2

ゾンビ映画かくあるべし。
湿っぽくなりすぎず、グロくキモくも豪快にぶっ飛ばす!
映画としては完全にB級だけど、俳優陣の名(迷)演と映画への愛にあふれた演出で観れるものになってる。
いや、ゾンビ映画とは
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

良質なミステリー。
移民差別と、無自覚な階級意識。
ラストの「先祖代々の屋敷なんかじゃない」って指摘は良かったなぁ。既得権者は由来なんか無視して、自分の権利を守ろうとする。

自動ウソ発見器体質の女の
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

テクストが、言葉が、どんな形で、誰の手によって広まったとしても、その事実は死なない。
「文学の力を信じろ」

言葉や物語が人の心を救うように、人を傷つけることも運命を狂わせることもある。
作者の口を、
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

最高に楽しい💃かつ泣ける😢
『スパイダーマン』史上最高を更新したな、これ。

とは言え、前作(トム・ホランド版の2)観てないし、アベンジャーズ・シリーズもつまみ食い程度にしか観てないので、100%の濃
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.2

音楽がいい。
けど、ロックスターの半生としてはありがちというか、
コミカルな演出の影響もあって特に響かなかった。
両親の離婚、ネグレクト、同性愛にアルコール・薬物依存。
若くして成功したことで人生が台
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.4

この4作目を撮りたくなかったことは、よく分かった。
理由わからん部外者にめちゃくちゃにされることを怖れて、仕方なく撮ったのね。
でも、オリジナルの監督(1人)だけあって、『マトリックス』シリーズとして
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.3

ファンも納得の出来。
第一次世界大戦の裏側を描くということで、歴史上の実在人物カリカチュアが登場。
エンタメ作品なので、事実関係の脚色とか差別・偏見盛りだくさんの描写は別にいいんだけど、
それぞれがリ
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

1.5

開始5分で駄作とわかるゴミ映画。
藤原竜也に免じての点数。

藤原竜也も、恩師への義理から父親コンプレックス満載の自己満映画に出ることないのに。
エログロナンセンスとかサブカル?幻想的な和洋折衷の美み
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.5

めっちゃ面白かった。けど、バンクの可哀想度がすぎる。

リンもバンクも頭いいのに勿体ない、と思うのは、私が学問そのものを目的にしているからだろう。
勉強するのは条件のいい仕事に就くため、お金を稼ぐため
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

さすがだなぁ、素晴らしかった。
『最強のふたり』ほどのカタルシスはないけど、関係性の移り変わりが、本当に、何気ないシーンの積み重ねで自然に描かれてて、ユーモラスながらも美しかった。

「かわいそうな黒
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

3.0

マンガ版知ってるし、こういうのはそもそもクオリティー度外視のネタ映画だし、…と思うと、もうちょっとコメディに振りきっても良かったかも。
橋本環奈ちゃんは圧巻のかわいさ、ながらも、サブキャラの画質が…。
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.3

良くも悪くも予想通り。特に意外な展開もどんでん返しもなく、予定調和で進んでいく。
お仕事エピソードが意外に良かったけど、なんか、豪華な暮らししてんなーって、そればっか気になっちゃった。ゲーマーな割に生
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.0

ディズニーは凄いよな。
ありきたりの、よく言えば王道鉄板、悪く言えば陳腐なモチーフをディズニーらしい夢と希望で嫌みなく魅せてくれる。
落ちこぼれがヒーロー、家族の絆とみんなが特別なオンリーワン。
耳タ
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.2

演技が、へ・タ!
最近こういうショボい、アイドル俳優ねじ込みの邦画みてなかったから忘れてた。
あまりに綺麗な顔をしているので、ガチで女の子かと思ったコウキ君。君の取り柄はその顔だろうが! 大して太って
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.5

コミカルに美味そう( ̄¬ ̄)で良い。
給食存続と生徒会選挙のドラマも無理なく筋が通って共感しやすいが、結果は…?
ラストがちょっと肩透かしで、特に成果なしなのが残念だったなー。
ギャグ寄りの給食ネタで
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

4.0

映像とか脚本とか、クオリティーは高かった。いや、面白かったよ。歌唱シーンが圧巻。
ディズニー映画へのオマージュ入ってることもあって、いきなり歌い出すミュージカル形式。シンガーがAIなので、音響システム
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ピグマリオン(1938年製作の映画)

3.5

マイ・フェア・レディとほぼ一緒なので、そっちを鑑賞済みだとちょっと退屈。
本作の方がヒギンス教授が若くて細身の清潔感ある(神経質そうな)見た目なので、ヒロインとのロマンスに説得力がある。とは言え、2人
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.4

ノリノリHip-Hop寄りのミュージカル。有色人種多めでビートを刻む。
最近はやりのカラー・ブラインド(人種まぜこぜ)に色彩豊かな映像美。
1番の見所は、容姿端麗な主要キャスト陣。一目で際立つ美形っぷ
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.3

悪くないけど、期待値は超えてこない。映画館で観るほどじゃなかったかな。
ポップでカラフルな画面はおしゃれだし、たどたどしくも純粋で真剣な少年少女の恋愛物語が爽やかだ。夏に似合う、清涼感ある映画ではあっ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

継ぎはぎだらけの物語。いや、物語にすらなっていないかも。

大ファンの細田守監督最新作、そして大好きな『サマーウォーズ』と同じくインターネット、ヴァーチャル空間でのグローバルなコミュニケーションと、閉
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.8

素晴らしかった。最強に最高で、ここ最近で一番感動した。
ビリビリ、痺れるように鳥肌が立つ。感動するって、感情が動くってこういう事だ。

チープなアニメらしさはありつつ、王道の展開を入れ、原作にないオリ
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アラジン(2019年製作の映画)

3.8

Disney hardly fails to impress the audience even by a well-known story.
I was actually surprised whe
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.5

If it were not for Teruyuki Kagawa, this score would be lower.
I couldn't get fully absorbed, the st
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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.2

When school was the whole world for me.

How embarrassing those days were.
Wanting to be somewhat di
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.6

おっちゃんばっかりの土臭いビジュアル(やたら豪華な俳優陣)でこれだけ魅せるのはすごい。
香川照之の顔芸はすごいなー。歌舞伎・狂言界の役者が揃ってるせいか、芝居が暑苦し…迫力満載で。
八角と北川の微妙な
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パッセンジャー(2005年製作の映画)

3.0

I watched this film long ago for Ryo Kase.
Beautiful, silent scenery. Love and violence, self-sacrif
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