yumikaさんの映画レビュー・感想・評価

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生きてこそ(1993年製作の映画)

4.0

人間同士の心理描写が見事に描かれている。
もう助けが来ない事を知ってからのそれぞれの生への執着の仕方。
これが実話だと言うのだから驚き。
見応えがある。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

久しぶりに面白い映画を観た。
この作品はとにかく評判だけが飛び交って結局観に行けてなかったけどようやく映画館に。
本当に本当に面白かった。
映画を観てこんなに笑ったのは初めて。
一つ一つの違和感を全部
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.1

アクション映画として最高の出来です。
ミッションインポッシブルのシリーズはこの作品で絶対的な立ち位置を得たのではないでしょうか。
ストーリーとしての疑問はさておきアクション映画としての内容はトップレベ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.7

ウディアレンの映画の中ではダントツで1番。
過去の時代への敬意に現代に対する葛藤。

主人公のギルもアメリカ育ちでパリに住みたいと憧れている。書いている小説もノスタルジーショップの話。過去への賛辞や現
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無伴奏(2016年製作の映画)

3.4

この映画はラストシーンが素晴らしい。
喫茶無伴奏がとにかく印象的。
静かな涼しいトーンで映画が始まり、終盤にかけて暗く暗く沈んでいく。
だからこそラストシーンが更に鮮明に。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.9

夫婦の関係性の崩壊までを描いた映画。というと暗いけど、本当に暗い話。
男性目線でも女性目線でも面白い。どんどん幸せなシーンが映し出される過去と次々に問題が生じる現在。交互に映し出される事でよりどん底に
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光をくれた人(2016年製作の映画)

3.1

淡々と進む物語。
終始暗いトーンで進む。
ストーリーというよりは独特のカットやファスベンダーの演技に注目。
テーマはわかりやすいけど少し強引な感じ。

1984(1956年製作の映画)

3.6

全体主義の恐怖。
「ビッグブラザー」に管理されるオセアニアが舞台。
あらゆる規制がある国で主人公のスミスは自我に目覚め、全体主義と戦う。
人間はいかにして他人を動かす事が出来るか、それは苦痛と屈辱、服
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ミーン・ストリート(1973年製作の映画)

2.9

デニーロとハーヴェイカイテルの演技が圧倒的。
二人の会話を見てるだけで楽しめる。
でもそれ以外は退屈。

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

3.8

俳優陣のカッコよさ。
ちょっとバカっぽいシーンがあったりするところがまた堪らない。
単純に楽しめる。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.2

リアルな描写に骨太なストーリー。映画としての完成度はかなり高い。
最後のシーンはすごく印象に残った。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

イギーポップとトムウェイツ
アルフレッドモリーナとスティーヴクーガン
とにかく最高の組み合わせで、一つ一つの話に全部オチがある。
ただただ会話してる様で、ちゃんと最後の締めがある。
その小さなオチが堪
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.9

良い。
レトロ感。
映像の撮り方が独特。
綺麗なところときたないところを全部映してる感じが好き。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.9

狂った心理戦がすごい。
レクターが最後まで主導権を握り続ける。
最後まで気の抜けない展開。この映画は人の持つ恐ろしさを二十三十にも感じる。
どんなに恐ろしい生物が出てくるよりももっと恐ろしい。
ただ、
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.6

これは傑作と言っていいと思います。
スターウォーズは本当に壮大なドラマ。正義にも悪にも揺らぎや迷いみたいなものがあって、それが全面に出てた。
新しいキャラクターも明らかに狙ってるにも関わらず良かった!

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.1

アベンジャーズにしろジャスティスリーグにしろこれだけの映画をクロスオーバーさせるには、それぞれに独自のキャラクター設定が必要になる。
その設定はバランスも良く楽しめたのだけど、ある意味ジャスティスリー
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ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

3.2

男女の変わりゆく関係性が面白かった。歪んだ人間性。
正直男性目線でも女性目線でも共感はまるで出来ない。
互いに依存してない様で依存してる。ポルノ映画の様だけどそこがメインではない。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.1

ミツバチの巣の様な窓の家。
ガラス製のミツバチの巣。
家の外から家の中を撮るような構図。
まるで人の生活をミツバチの生き方に反映させているような物言い。
映像が美しい。光の加減も色合いも。最後のシーン
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

ヒーロー物は今本当に全盛期。
映像の技術も向上しているので大迫力。危険な状況なのになぜかそんなに危機感を感じない余裕感。
ソーが前回より一気にコメディ寄りになった気がするけど、そんなソーも良かった。
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.4

音楽のノリとコメディタッチなストーリーのバランスが最高に面白い。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

主役は間違いなく子供達。
常に子供目線のストーリー。
少しストーリーに疑問を感じるが子供達の視野からみたストーリーである事を考えるとなるほど納得。
ペニーワイズ怖い。スティーヴンキングの大作。ホラー。

薔薇の名前(1986年製作の映画)

3.8

原作も名作だが映画もまた名作。一つ一つの作りが細かい。
ショーンコネリーが良い。
雰囲気に合った演技。
ただ、全体通して抑揚が少ない。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.1

おじいちゃんから若返って赤ちゃんに向かう事は

赤ちゃんから歳をとっておじいちゃんになっていく様なもの

なのに全然違う。人と違うだけで全然違う。

パターソン(2016年製作の映画)

4.2

1週間、どんなに規則正しい生活をしていても同じ日は訪れない。
平凡な毎日にも抑揚がある。
それこそ幸せの一つと言わんばかりの映画。
ユーモアセンスもバッチリ。

スモーク(1995年製作の映画)

5.0

心に残るシーン。

一見なんの変哲もないタバコ屋の出来事。とにかくツボにはまる演出。
嘘か本当か分からない話。
嘘であっても本当であっても皆が幸せになれる話。
最後のシーンは一生頭に焼き付く。心に残る
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.9

難しい。相変わらず難しい。
常に暗いトーンで続く。
独特の映像美。世界観。訴えるテーマにとにかく奥行きがある。観る人によって角度が変わる。
良い作品だけど、、マニア向けな気が、、

インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

クリストファーノーラン、ストーリーが緻密で大胆な発想の映画。
一見なんだかよく分からない出来事の連続が何一つ矛盾なく進んでいく。細かく計算され尽くされた映画でもありそのストーリーに負けない映像の見せ方
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