ynmさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ジャスティス(1979年製作の映画)

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渋めな法定ものかと思ったが変な映画で良かった、地盤が軽快なコメディ調と言うか。しかし徐々に真摯な展開になるのもまた良い。
激昂してフロントガラス躊躇なく割りにくるアルパチーノ

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

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クラブでかかってる音楽の低音よりバットマンのパンチの低音のが重いのがウケた。終始画面の湿度が高いシリアスなノワール調だけどマンガ映画らしい良い意味での軽さみたいなのもあってとにかく凄くよかったが、上映>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

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ミュージカルってジャンルそのものになかなか食指が伸びないものがあったけど、最近ウエストサイドストーリーをすこぶる楽しめた(スピルバーグの力量もあるが)のと、あと最近だと「ボーバーナムの明けても暮れても>>続きを読む

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

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引くに引けなくなって過激化していく暗黒青春ものとして、というか実際超ひっでぇ話なのに映画自体は面白くて良かった。666点満点

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

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記憶してる以上に会話劇中心だなと思った、印象的なカットもあるが基本は顔ばっか写ってる生真面目な画面って感じ。女性が受ける抑圧の部分とかを昔よりは解像度高く見ることが出来たかも。とにかく凄く現代的なテー>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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ロングショットが多用された美しい作品で良かった。まぁ正直途中10分くらい寝たけど。

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

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冒頭の空版プライベートライアンって感じのとこからグッと掴まれた。第二次大戦ものやナチスの人体実験ものなどジャンルのクロスオーバーもしっかりと面白くクオリティ高いので非常に良かった。最近いろいろ活躍し始>>続きを読む

クラム(1994年製作の映画)

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兄の精神疾患の話や弟が痴漢した話をヘラヘラと笑いながら聞くロバートには普通に引くしかないが"正しさ"の中では存在出来ないアウトサイダーの真実味も感じた、ある種地獄のような家族ドキュメンタリーでもあり非>>続きを読む

アートスクール・コンフィデンシャル(2006年製作の映画)

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登場するキャラクターもセリフもダニエルクロウズのコミックにある雰囲気そのままで、怠い感じで良かった。

GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

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建物が主役なんでしょうね。ユートピア的なコミュニティが終わりを迎える瞬間の切なさは好きなタイプの切なさなので、思いがけず良い作品を見れたなと思えた。苦手なので唯一不安だったファンタジー的な飛躍も醒めな>>続きを読む

トロメオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

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ジェームズガンの近年作品が好きだから片鱗を見つけて加点で見てしまうけど、基本的にはそんなにいいもんでもないとは思う。くだらないものが見たいって思ったからちょうど良かった。一応ハッピーエンドだし。

死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

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エンスラポイド作戦にまつわる作品は最近でもいくつもあるけど、英雄的行動や教会の激しい銃撃戦を目玉にする作品と違い事件翌年に製作されていているからか時代の混乱の熱量みたいなドラマ要素がより多分に含まれて>>続きを読む

ブリット(1968年製作の映画)

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見せ場のカーチェイス、マスタングのエンジン音がかっこ良かった。全体的に言葉少なく寡黙に追跡劇を繰り広げる主人公のキャラが良かった。

絞殺魔(1968年製作の映画)

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映画としてフレッシュな面と異常犯罪ものとしての不穏な面が見事に同居してて良かった。

悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

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ごくごく普通のモンスターホラーだった。佳作でバンバン人が虐殺されてとても楽しく見れるから決してつまらないわけではないけど、悪魔のいけにえとしての魅力はほぼない。

真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

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ホラーの楽しい要素がたくさん詰まっていて良かった。ゴアもたくさんありラストまでの流れも景気が良いな!という気持ちになりました

恋人を取り戻すには(2022年製作の映画)

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ジェニースレイトがすごく素敵なので切ない場面ですげー切なくなってしまった。迷子中年のビターコメディでもあるのも良かったがやっぱりロマコメだし本当に最高でした!!小ネタや伏線の回収もいやらしくなく終わり>>続きを読む

SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

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ドキュメントアーカイブを見ている様な質感だった。いつその時が?という米ソ間の緊張感の高まりが前半、ひたすら悲惨な後半。どちらも良かった。
SF映画の様な"核戦争後の未来"なんてものは現実には生まれそう
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(ハル)(1996年製作の映画)

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なんか昔のサウンドノベルゲームみたい。かまいたいの夜とか街とか。不思議な構成、情報は少ないが過不足なく恋愛映画になっていて良かった。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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人海戦術だ!といわんばかりに人、人、人、が大量に踊ってるシーンの迫力は凄いなと思えた。
ヌメーっと動いてfixみたいなスピルバーグ感と全体的にとにかくデラデラな色彩で非常にお腹いっぱいになった。主演の
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

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パラノイア的な感覚に見てる方も引っ張られる。こういう神経質な映画は好き。全編のピアノ伴奏が良いし憔悴しきった姿でサックスを吹くジーンハックマンも絵になりまくる。

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

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1人の女性にフォーカスした割とミニマルなドラマだけど、母性云々とかそれだけではなく、人間の感情の複雑さみたいなものが深く描かれていて良かった。

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

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冒頭の十字路並走ショットから超スピルバーグな映画でとても面白かった。

ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

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マッドな怒りの牛ロードって感じで面白かった。とにかく右に左に、手前から奥に、奥から手前に人が常に動いてる。ほとんど動的な画面とどちらかといえば牛より人間の怒りで締められていてパワーがあって、時たま挟ま>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これはこれで楽しみましたが"霊体"ってことにしたら死んだ俳優CGで出してガッツリと作品のカタルシス部分に絡ませて来るのはいくらなんでもやっていいもんなんか問題がデカすぎてモヤモヤしてしまった。

ドリラー・キラー 劇場公開版(1979年製作の映画)

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見せ物ホラーかと思ったからそういう要素は少なく、NYで暮らす孤独で何一つうまくいかない青年の苛立ちと無差別な暴力に走る様を描いていて、タクシードライバー的な系譜の非常に真面目な作品でこれはこれで良い映>>続きを読む

死霊のしたたり2(1989年製作の映画)

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好きだけど、一作めよりずいぶん下世話になったなとは思った。

散歩する霊柩車(1964年製作の映画)

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下品な人間どもの醜い話だけど映画としては凄く品がいい。「その人今頃天国いってますぜ〜」みたいないちいち気の利いたセリフも笑える。"肉感"って言葉の体現みたいな春川ますみが可愛い。とにかく超面白かった!

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

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全ての生命を散りにするだなんてあの有名なサノスだって半分だったのになんて悪い奴だ!