metameganeさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

metamegane

metamegane

映画(723)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ある戦争(2015年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

判決理由、カットすんのかーい
軍事法廷というもう一つの戦争の重苦しいドラマで最後にこれはない。

モンガに散る(2010年製作の映画)

3.3

大陸disが台湾らしい
町ヤクザのゆるい世界に若いにーちゃんが飛び込む話。序盤はテンポが良いが中盤しんどい。カメラと音楽とヒロイン良し。

サウスポー(2015年製作の映画)

3.2

ディフェンス大事っていう王道ボクシング映画、主演の役作りよし

火花(2017年製作の映画)

2.0

6000分の1の純情な感情
最大の見所は川谷修士の食い気味のツッコミ、演出もボケも空回りしてるので原作を読んでみることにした。

モ’・ベター・ブルース(1990年製作の映画)

3.8

ジャズと修羅場
ショービズに身を置く黒人の成功と転落の構造は今も変わらないよね、と受け取りました。コルトレーン愛。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

-

解説を読んでも消化しきれず
検閲回避のメタファーものという意味ではキンザザを思い出す。大戦後も続く歪なフランコ独裁体制はある種の不思議惑星だったのか。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

ボクシングなめんじゃねぇぞ!立って死ね!が言葉負けしないクオリティの主演でした。シャドーが上手でもデビュー戦がグダグダになる再現度も高いけど、パンチが当たる音が単調でチープでした。

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.3

実話のようで実話じゃないことで評価が分かれそうな作品。音楽と恋人とヘロインの三角関係、その危なっかしさが最後までキープされてました。

TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)(2016年製作の映画)

3.5

小池百合子、食のテーマパークとかいらねーからな。築地の教育的な側面を強く出した作品でした。

炎628(1985年製作の映画)

4.2

銃を拾うべきではなかった
パルチザンに参加した少年兵が死にかける度に、悲壮感が極限に達していく表情の変化が見所です。虐殺に近いエグさを露わに映し出し、最後は自らの人間性との戦いになるプロットも◎

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

父親は父親になれないまま
絶妙な結末でした。キャストよし、脚本よし、音楽よし。

モブスターズ/青春の群像(1991年製作の映画)

3.3

銃の精度の悪さ
史実をベースに若きギャング達の友情を描く。いかにして成り上がり伝説になったのか勉強になるんだけど、若い頃の設定なので渋みが出せない作品でした。

ランブルフィッシュ(1983年製作の映画)

3.7

ベタ、飼ってみようかな
北関東のヤンキーにダセエからやめとけ的な話なんだけど、時代の空気感を感じられる作品。後の名優たちの若手登用○音楽○

ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

要:ファクトチェック
優勝の瞬間がダブルスになっているのはご愛嬌だけども、中国側による審判買収は裏が取れているのか。
事実も含むが演出が過剰、でも別れのシーンはホロっときました。

ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ア・トライブ・コールド・クエストの旅(2011年製作の映画)

3.5

懐かしい
東海岸なので誰も捕まらない安心ドキュメンタリー。トラックお洒落。おぼんこぼん的な確執がありますがどうやって仲直りしたかは不明。ファイフさんご冥福をお祈りします。

将軍様、あなたのために映画を撮ります(2016年製作の映画)

3.6

ロケットマン様〜の続編希望
将軍様に映画を作らせてもらった点は、アントニオ猪木の訪朝ぐらい微妙。BBC制作の丁寧さの反面、丁寧でなければ拉致問題が周知されない悲しみを感じてしまう作品でした。

サラエボの花(2006年製作の映画)

3.3

チトーにかけて
チェトニクを自称するセルビア人民兵による民族浄化、その後の女性を描いている。恋愛要素が重苦しさのガス抜きになっているようでなりようがない作品でした。

ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.4

エロ、ドラッグ、デニーロのラップ
コンプラ→エコというネタ設定の小バカにした感じは好きです

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.2

男はいかにして狂ったか
逆再生で遡る構成の上手さ◎
光州のような民主化デモや徴兵のせいで愛すべき人と別れたのであれば、似た境遇がどれほど今の韓国に潜んでいるのか。正気を保つことを困難にした社会への批判
>>続きを読む

ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(2016年製作の映画)

3.5

蟻の〜ままを〜エビにのせるのよ〜
厨房の掃除までストイック、きっと美味いんでしょう。日本の食材と性感を褒めてくれている。

ロゼッタ(1999年製作の映画)

3.8

ムナクソ大賞
チンコロして仕事を奪った男に2ストバイクで追いかけ回される、ウシジマくんが出てきそうな闇映画

ジョイ・ラック・クラブ(1993年製作の映画)

3.6

スピニングバードキック
主演は次作で春麗になります
中国からアメリカへ移った母娘の群像劇、時代に苦労した母による男で苦労する娘への言葉の重み。過去も現在も中国人男性が悪として描かれているのは評価の分か
>>続きを読む

物語る私たち(2012年製作の映画)

3.7

不倫は文化、隠し子は非文化的
監督自らのルーツがオカンの浮気だろうと、この一家は包み隠さず過去を物語る。オチも含めて知性が光るドキュメンタリーでした。

ドアをノックするのは誰?(1968年製作の映画)

3.0

タクシードライバーの片鱗あり
ショット、音楽の格好良さあり
散らかり具合は制作上仕方なし

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.1

レバノン版おぼんこぼん師匠
謝ってほしいだけなのに騒動化する演出のリアリズムは、フィクションであることを忘れさせられました。
街で隣り合わせのイスラム教系難民に対し、排他的なキリスト教系政党支持者とい
>>続きを読む

クロッシング(2008年製作の映画)

3.9

脱北、親子もの
雨の使われ方はベタながら、辛いシーンの連続をうまく回避し、ロケ地やセットの作り込みがガチ。脱北者への韓国国内の偏見や、脱北支援がワイロでしか成り立たない現状も描いている。

フリーダ(2002年製作の映画)

3.3

メキシコきっての女優に英語を喋らせるグローバル仕様以外は良かった。リメンバーミーにも通ずるメキシコの感性を学べます。

グッドナイト&グッドラック(2005年製作の映画)

3.6

権力を批判するとアカ扱い
朝日系列が喜びそうな題材だけど、言論の質と格好良さのレベルが数段高いモノクロ作品。

ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)

3.5

イラン版バンドやろうぜ
牛小屋で病気もらってまで練習するエピソードは日本にはない。

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

3.3

元チェスマスター、今は柔術家
ありきたりな展開を子役パワーで挽回してるんだけど、格闘技に目覚める話のほうが映画としておもしろいかも。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

孤狼の血のネタ元
東京から来た辰っつぁんも文太さんを頼らざるを得ない終盤の展開こそ、暴排という隔離政策の歪みを予見しているよう。豪華キャストの硬派な作風。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.6

反社に闇営業してた刑事の話
古き良きヤクザ映画の熱量を再現した良作
いまや芸人の闇営業をヤクザ自ら週刊誌に売る愚行は指詰めもの、ヤクザ映画存亡の危機に思う。

恋のためらい/フランキーとジョニー(1991年製作の映画)

3.4

全編口説きっぱにしのジョニー役はアルパチーノでしか成立しないと思ってたら、原作の舞台はアマデウスのサルエリの人が演じてたみたい。そしてミシェルファイファーともどもスカーフェイスで共演。どんな恋愛映画や>>続きを読む

旅立ちの時(1988年製作の映画)

4.0

妻であり女であり娘でもあるオカン◎
逃亡中の反戦テロリスト両親とその子どもが家族の多面性や葛藤を見せる良作
ネタバレ邦題だけど、別れという家族愛がジワる