Yusukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Yusuke

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

ひとつの恋愛が終わりを告げることが、決して絶望的な終焉でないという、その最も大切な教訓を、素晴らしい俳優が、美しい音楽が、繊細に描き出す。少年は学び、成長し、生きてゆかんとす。決して死なない。

グザ
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.0

こころのよわい単独者が、それでもなお、やはり、単独者でいなければならない、音楽という理由。良い映画だなあ。

アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.5

黒塗りのベンツが等間隔に走る美。これ以上ない決定的瞬間の連続。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

だめ。全くだめ。「英雄」について考え直したほうが良い。

グランド・マスター(2013年製作の映画)

3.8

中国語が世界一かっこいいと納得できる映画。名言たっぷり。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

孤独な「喪に服する」者たちだからこそ成し得た、喪の作業。

決して近親者が亡くなったことだけでなく、人生において他者を失/喪ったこと、その覚悟について。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.4

タルコフスキー的な映像と、不気味な様々な音には満足したが、運命論的な話に見える。映画体験としては良いが、ストーリーの構成に失敗していると思う。原作が読みたい。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

確かに、王家衛の映画を思い起こさせる、カメラワークや映像の色調。
だが、王家衛の映画のような、長々しく退屈な主人公のモノローグによる内面の吐露は無く、かと言って、同じくLGBTを主題にしたXavier
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

観客はどこに連れて行かれるかわからない宙吊り状態のまま、クライマックスを迎え、そのクライマックスによって、ある種の解釈をはじめることができる。

仮に、この何も分からない宙吊り状態のままで物語を終える
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