息苦しくて、いち早くこの現在から抜け出したくて、そのために一点を見て努力し、悪意に堪え、歯を食いしばる。それでも彼女の住む世界は容赦なく牙を剥く。ただそこにひとつ恋がある。
その瑞々しさよ。
たまん>>続きを読む
人付合いが薄めで、軽めの縁切り癖がある身としては、ちょっと身につまされるところもあったり。出会ったご縁は大切にしておいてもいいよね、と近頃は反省しつつあります。
周りの人って、案外、じぶんのことを気に>>続きを読む
浜辺にダッチワイフで良い映画感が出てたけど、(PTA先生のザ・マスターのラストを思い出させる)この手の話は嫌いです。
試みはわかるんだけどね。
実際そんなきれいじゃないし。
マッツの不器用パパ映画。
偶然と必然ってなんだろう、という問いを住宅街で機関銃をぶっ放しながら考える映画。
ウクライナの民話。
お姫様は春の最初の満月の日、熊狩に出かけた。ところが不幸にも、熊に指>>続きを読む
いいいぃぃやびっくりしたああぁぁ…。
"大人"はまさかそんなことできるなんて思わないからさあ、びっっっくりしたあああ!!!
嬉しい。嬉しいけど、そんなことしちゃずるいよお。
わたしの中でスパーダーマ>>続きを読む
あのタクマって野郎、今まで見た映画の中の人間で一番嫌悪感を感じる。凄い。目、声、何から何まで吐きそうなくらい嫌いにならされて、凄い。あっぱれ。
だからこそ、この映画の全てのパワーを正面で受けられる。勝>>続きを読む
シソンヌのネタのひとつに、こんなボケ台詞があります。
――おれ、けっこう、他人のゴミとか見るよ。
曰く、鼻のかみくずひとつをとっても、それぞれ個性があって面白いんだとか。ゴミのまとまりひとつにその>>続きを読む
――男の人って、そういうものなの
そういうものですね。
そういうものそのもので笑っちゃったよ。
次に訪れる戦争が、なんというか、ずっとずっと平和なもので、良いオチだとわたしは思ってます。
駄目で>>続きを読む
問題大有り、馬鹿馬鹿しいの極みだけども、あながち間違ってないんでしょうね。
北朝鮮はいつでもええキャラしてる◎
東出くんの目が終始死んでるのがミソですね。
この監督って、表面上綺麗な恋愛関係の皮をぺろっとめくって ほうれどうだ とちょっとエグい中身を露出させるのが好きなのでしょうか。
劇中劇とか劇中語られる物語が本筋とリンクしていく話に弱い。俳優にあえて棒読みさせてる映画に弱い。犬使いが上手い映画に弱い。
これ、それ。
チェーホフとかはまるで知らんけど、車中で岡田将生くんが語る話>>続きを読む
これだけあからさまに誰が誰で何がどれって判るやつでも、やっぱり フィクションですよ! としっかり言い訳できる話にしてしまわないといけないものなのかね…。羊の意味が判った瞬間、なんか都市伝説みたいでちょ>>続きを読む
ある意味凄く人間味のある話を全く人間味のない無機質な見せ方をする気味悪さ。
ヨルゴスランティモスの仲間が書いたんだと知ると納得も納得。好きだわ。
犬と音楽の使い方が最高。
おじさんの感情を荘厳な音楽>>続きを読む
どうせ耳にタコができるレベルでよくあるフェミニズムの話なんだろ、と思いつつも、元アルザス住まいなもんで、ちょっと気になって…。
ラストのあの田舎道から大都会パリまでいったいぜんたい何キロあるんでしょ>>続きを読む
しょせん官能映画です、て自ら認めるタイトルで笑う。何に出てんねんポルーニン。
マツキヨの大傑作。
それに映画の魔法がかかった圧巻のラスト40分。
電車で5回くらい泣きそうになった。
──今彼は、父親に会っている。彼にはもう、音楽、音楽の中でしか父親に会えないんだ。
ピアノ協>>続きを読む
落とした定期券を拾って笑顔で手渡してあげると女が釣れる。これは机上の空論。
また
定期券を落とすと小林は釣れるが片桐は釣れない。これは机上の空論。
あるいは
釣れたお魚を3枚におろしたら3つがそれ>>続きを読む
ははーん?
最後の台詞言わせたくて作ったんだろう?
長い後日談ってなんか往生際が悪くって無粋だと勝手に思ってるからあんま好きじゃないんですが、これは許す。
酒飲んで意識とばしたあんたが悪いんだよ
どき。
これわたし言いそう。
自分も加害者になりかねんな、と反省。
性犯罪において女性は歩行者で男性は自動車みたいなもんだと思ってて、そこはあんまフェアじ>>続きを読む
ウィンターボトム監督でスティーブがギリシャで還暦パーティーをする映画なのに、だらだら食事するシーンもなければ車移動もなければモノマネもないがっかりはクーガンファン以外には伝わらないでしょうが、
さらに>>続きを読む
主演の彼、なかなか存在感のある俳優さんだな、と。
ともすれば悪口なんですが…
3年くらい前、とあるレストランでテーブルについてくれた給仕さんを見て友人が「あの人の骸骨姿想像できるよね」って言ったのを思>>続きを読む
雪解け間近の 北の空に向かい
過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶとき
帰らぬ人たち 熱い胸をよぎる
せめて今日からひとりきり 旅に出る
あゝ このアメリカの大地のどこかに
私を待ってる人がいる
いい日旅立>>続きを読む
酒が飲める飲めるぞー、酒が飲めるぞー♪
酒が飲める行事があって、酒が飲める体があって、酒を共に飲める仲間がいて、酒に踊るマッツがいて、外は晴れで、海はお天道様の光を反射してキラキラしてる。
終わりよ>>続きを読む
レストランとかで他人の会話盗み聞いては勝手に推理して妄想広げるのを趣味としている身としては、終盤で思ってなかったものが見えてきて、
ぁ、この女……! ぁ、じゃ旦那の口癖は……?
とエンドロール中 ぁ?>>続きを読む
桜の季節から、海の季節、雪の季節を経て、次の桜まで。思い出してるのは、たった1年のことなのに。あまりの愛しさに涙がぼろぼろ溢れてきた。
──今思うと、あいつに会ったっていうだけで、なんかお前よりだい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
勝手な先入観で店長に肩入れして見てしまったけど、これ、トーリくんがイタズラしようとしてた可能性を消してない、てことに見たあと気づいてううううってなってる。ていうかしてたとして見て、映像のつなぎ方とか行>>続きを読む
なんだろう、なんというか、一種の犬映画か。
犬でぐらっとパラダイムシフトが起きる。なんたる犬使い。
天丼コント。あまりの滑稽さにとにかく笑かされる。
怒りをとっくに通りこした呆れゆえにもはや悪意に満ち満ちた編集が冴えわたってる。
市議という名のおじ(い)さんたちは、ふしぎな理論を並べ立て、阿呆な条>>続きを読む
「政治」という言葉には、二つの用法がある。
①主権者が領土、人民を治めること。社会の利害を調整し、社会の統合、社会の意思決定を行い、実現すること。
②自分が望む結果を得るため、利害関係者に根を回し、>>続きを読む
わたし見たのR15+指定版なんですけどね。どこをどれだけカットしたのか知らんがしっかり不快なおそロシア。
これプーチンは許してるんでしょか。
このレビューはネタバレを含みます
青春そのもの。
青春映画といえば、バンドかスポ根が相場で、どれもピンとこない世界だったけど、漫才という世界はそれらよりわたしにちょっとだけ近くて、より生身を感じる。踏み入れたことのない世界なんだけど>>続きを読む
思うに、この映画の本題は 己の思う正義のため! 秘密を抱えた夫婦の運命やいかに! てことよりかは、夫の妻でありたい妻が妻となること、なのであって、だから一組の夫婦の話、妻の話としては面白いのだけど、、>>続きを読む
コバケンて自分のみせ方わかってるから憎いよな
自分が椎名林檎の世界観にはまることなんか気づくなやこの野郎
ヒロイン小雪やぞこの野郎
大正って浪漫よな!!!
大正シャーロック・ホームズ。
がちがちの推理劇。最後にでらあああああと伏線回収してドヤってやるやつ。
なんとなく芸術肌で背の高いバカリズムだと思ってたけど賢太郎さん、あなたこんなんも書くんかい。たしか>>続きを読む
偏見まみれ、不謹慎で大バカなギャグいっぱいで楽しい☺︎
あ? 人を傷つけない笑い?
令和の時代は息苦しいね。うっせー。ギャグだよギャグ。